はるかリセット 9巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
仕事を終えて今日も心のリセットをする、はるか。
今日のリセットは「なにもしない」と、秋の散策に出かける事に。
涼しくなった空気に包まれ、秋に彩る公園にて、ベンチに座りながら優雅なリセットを楽しみます。
はるかリセット 9巻には第67話から第74話と特別描きおろしが収録されています。
はるかリセット 9巻のネタバレ、あらすじ
第67話 なにもしないをしにいこう
朝を迎えるも、何処か身体が重い、はるか。
何もする気になれない。けだるい身体を動かしながら、未読の本を読んで過ごそうと…。
そして、はるかはせっかくだから公園で「なにもしない」事をしにいこうと向かいます。
お茶を入れ、本を片手に、秋の訪れたばかりの公園を散策するはるかは、木の葉の舞うベンチに腰を下ろし、心のスイッチを切っていきます。
肌の音を感じながら、木漏れ日を感じる彼女は、おもむろに本を読み、穏やかな時間を過ごしていきます。
第68話 呉の潮風を浴びて
今日も仕事に精を出すも、限界を迎えてしまい泣き出すはるか。
遠くへ行って、何か大きなものが見たいと言う彼女の願いを叶えてくれるのは、女性自衛官の宮武慶子(みやたけ・けいこ)でした。
宮武の親友が呉に転勤したので、一緒に向かう事になったはるかは、海上自衛隊に勤める藤堂ゆきえ(とうどう・ゆきえ)と出逢います。
そして藤堂に案内された場所は、悠然と海に浮かぶ戦艦の群れと、巨大な港に停泊する自衛隊の護衛艦でした。
見慣れない別世界に胸をときめかすはるか。
すでに疲れは吹き飛んでいるようです。
第69話 鉄鯨は静かに潜行する
ゆきえに案内され呉の街を堪能するはるか。
油で揚げたカマボコ「がんす」を堪能し、旧海軍の御用達の日本酒・千福を飲み、屋台のラーメンで締めを行います。
すっかりと呉のグルメを堪能したはるか。
翌日も呉の観光に勤しみ、潜水艦を見学しに行きます。
博物館に展示された潜水艦の内部に入り、海に想いを馳せるはるかは、何を見るのでしょうか?
第70話 新米の香りで胸いっぱい!
一仕事を終えたはるか。
空腹に苛(さいな)まれますが、金曜の夕方に外で食べるのも面倒で、手の込んだ料理も作りたくない気分…。
何かときめきのある料理はないかと考える彼女は、新米を炊こうと決意します。
早速に新米を炊こうとするも、炊飯器ではなく、土鍋に視線がいってしまうはるか。
そしてこれは天啓ではと、土鍋で新米を炊く事に挑戦する事を決意します。
はたしてはるかの受けた天啓は、どんな結果をもたらすのでしょうか?
第71話 雨の日には車を走らせ
最近は人と会うお仕事が多かったと、お疲れ気味のはるか…。
こんな時は心機一転してドライブと、早速にレンタカーを借りて走り出していきます。
雨の日のドライブを楽しむはるか、目的地のない気ままのドライブを堪能していきます。
雨の日のせいか、いつもとは違う雰囲気の高速道路は、別世界となっていました。
興奮のままに車を走らせる、はるかの行き着く先は?
第72話 換気扇の汚れは心の汚れ!?
12月を迎え、師走の時期を迎える事になったはるか。
何もかもが忙しくてせわしない季節に、当然に疲れてやる気の出ないはるかは、掃除をして自尊心を回復する決意をします。
今回のお掃除は、台所の最大の難所とも言われている換気扇。
面倒な場所に挑むはるか。
油汚れに染みついた換気扇の部品を外し、洗剤に付けていく大仕事…。
はたして綺麗になるのでしょうか?
第73話 大洗で聖地巡礼!
担当編集者の大山さんに誘われて、アニメの聖地となった大洗観光に向かう事になった、はるか。
大人気アニメ作品の聖地となり、大盛況の賑わいを見せる街中。
至る所にアニメのワンシーンとなった場所が幾つもとありました。
アニメの世界を堪能するはるか。
そして楽しみとなる大洗のグルメを堪能していきます…。
第74話 歴史の交点・大洗
大洗観光の二日目を迎え、旅館の美味しい朝ご飯を食べて、さっそく大洗観光をするはるかと大山さん。
海の神社と名高い、大洗磯前神社へと向かいます。
創建1200年を誇る古社と、波打つ神々しい景色に圧巻されてしまうはるかは、古代から続く神々への敬意を知ります。
そして水戸市の博物館へと訪れ、かつて読んだ小説「僕は八路軍の少年兵だった」の作者である山口盈文(やまぐち・みつふみ)先生の思い出に耽ります。
時代に翻弄された作家の想いに、はるかのインスピレーションは刺激されます。
特別描きおろし 部屋とYシャツと私とアイロン
慶子に進められて、Yシャツをアイロンがけをするはるか。
あのパリッとした雰囲気を出すために、教えて貰ったコツを試していくはるかは、シワを伸ばす作業の奥深さを知ります。
重さではなく熱でシワを取るとは!
アイロンの奥深さを学ぶはるかは、無心となるアイロンがけにハマり込んでいきます。
身も心も清めていくアイロンがけの中で、己を磨くことを知るはるかは、アイロン道を楽しんでいきます!
はるかリセット 9巻の感想
今巻のはるかさんのリセットも魅力的な内容で進んでいきましたね。
秋の公園での読書とは、お洒落な時間を過ごしています。
夏の熱い陽射しが穏やかになり、涼しい風に吹かれながら小説や本を読む時間…、最近は感じた事のない貴重な時間になりました。
筆者の場合、忙し過ぎてしまうと、癒しの時間は主に昼寝になってしまうので、彼女のポジティブなリセット方法には見習いたいモノがあります。
また、呉に癒やしを求めて旅行するはるかさんも魅力的な内容でしたね。
潜水艦など普段は見る事の無い世界を見つめ、インスピレーションを働かせていくはるかさん。
彼女は根っからの作家なのだと、改めて思い知らされますね。
呉のグルメにも中々に美味しそうで、特にカマボコの揚げ物は食べてみたい物です。
特に今巻の見どころとなるのは、あのアニメの聖地となる大洗散策。
聖地の賑わいは凄まじかったですからね。
アニメの世界に足を踏み入れるワクワク感は、いくつになっても忘れる事の出来ない興奮を覚えます。
今巻も色々な場所に行き、様々な癒やしを求めていくはるかさん。
彼女のアグレッシブな行動力が一番の癒しになりますね。
最近は忙しいので、こんな風にリセットしてくれる女性の元気な姿は、疲労困憊な心の疲れを癒やしてくれます…。
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