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よふかしのうた 16巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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よふかしのうた 16巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

ついにマヒル君を見つけた。

連絡を受けたコウは急いで探偵の元へ駆けつけます。

路地でコウを見たマヒルは、何故か木刀を、しかも2本も持っている事に動揺し、一目散に逃げるのでした。

追いかけるコウですが…。

よふかしのうた 16巻 には第150夜から第159夜までが収録されています。

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よふかしのうた 16巻のネタバレ、あらすじ

第150夜 海鮮とかさぁ

マヒルを追いかけるコウを見送った探偵。

心配して駆け付けたアキラにもう大丈夫だと告げました。

しかし、泣きながら全力疾走するマヒルと、木刀を両手に強張った笑みを浮かべながら追い掛けるコウが、二人の目の前を通り過ぎて行きます。

 

半吸血鬼の力を使わずにいたコウは、マヒルに追い付けずに探偵とアキラの所へ戻ってきました。

コウは探偵にはマヒルの行き先に心当たりがあるので、今夜はそこへ行くと言い、アキラにお昼を奢(おご)ります。

二人はどこでも食べられるファストフードを選ぶのでした。

 

第151夜 恋

マヒルの事が好きになったキクは、周りのもの全てが輝いて見えました。

久しぶりなのか、初めてなのかも分からなくなった恋愛感情に浮かれていたキクでしたが、マヒルのスマホを見つけた途端、不安が一気に押し寄せてきます。

 

捨てたはずのスマホには、コウとアキラとマヒルが揃って映った画像があるのでした。

不安に駆られたキクはコウを呼び出し、マヒルは自分の事が好きではなくなったのかとコウに聞きました。

 

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第152夜 どっちもだろ

初め、コウはキクが何を言いたいのか理解出来ませんでした。

マヒルに好きではないと言われたわけでもなく、究極の愛とは自己犠牲だとか…。

マヒルはキクのために親まで捨てたはずだと言ったところで、キクはマヒルのスマホに残っていた画像を見せ、友達を捨てられなかった。と言いました。

 

キクはマヒルに嘘をつかれたと言うので、マヒルに聞いてみたらいいと言うと、勝手にスマホを見たなんて言えない。

そのように乙女の顔をして言うキクに同情するコウでした。

 

第153夜 乗れ

キクの話を聞いているうちに、マヒルを騙してはいないのだと思ったコウは、マヒルと人として会いたいからとピアスの穴を開けるピアッサーを全部潰(つぶ)して見せました。

その時、一瞬怪し気な笑みをキクが見せたような気がしたコウは、キクに確認しました。

 

騙してはいない。そう答えたキクは次の瞬間、コウを川へと突き飛ばしました。

マヒルのスマホを見たのを知った事と、半吸血鬼にならないならと、コウを窒息死させようとするキク…。

そこへアザミ達が現れました。

 

第154夜 お前とキクのこと

アザミ達に助けられたコウは、アザミのバイクに乗ってマヒルの所へ向います。

行かせないとするキクをハルカとススキが足止めすると、探偵が現れました。

コウに騙(だま)されたというキクに、私が頼んだのだという探偵。

 

話しがしたい探偵にキクは、手短にと言いました。

10年も追って来て、やっとのことでキクに会えた探偵は深く溜め息をつくのでした。

 

その頃、マヒルの所に来たナズナは、吸血鬼を好きになるとは、どんな感じなのか教えて欲しいとマヒルに言いました。

 

第155夜 「復讐なんてどうでもいいよ」

キクは探偵に何の用かと聞きます。用ならあるさ。と質問を始めました。

今まで眷族にしてきた人間をどれだけ覚えているのかと。

 

過ぎた恋を覚えてはいないが、印象深いのは覚えていると答えるキク。

それならと、自分の父親の名前を聞くと、どうやら覚えているようで、あなたは誰かと探偵に尋ねます。

 

眷族にした男の娘だと答える探偵。

同時に、この10年ずっとお前を殺したかった。そして、昔ナズナと読んだ小説のセリフが好きだった、と言いました。

 

第156夜 さようなら

急に何かを思い出したかのように、キクに向かってナイフを投げ出す探偵。

何本かはススキが弾きましたが一本はキクの手を貫通します。

 

ハルカに抑えられて落ち着いた探偵。

満足したか。と問うキク。

 

今までずっとキクを追ってきた感情が溢れ出し、口から出た、何で私の父親では駄目だったのか。という言葉に本人が一番驚きながらも…。

復讐だけではなく、どうしたら満足するのか教えてくれと、キクにしがみつきながら崩れる探偵にキクは何かを呟くのでした。

 

第157夜 ハーデンベルギア

友達の友達として、吸血鬼を、キクを好きになるとはどんな感じか教えてほしい。

ナズナはマヒルに聞きます。

 

マヒルはキクとの出会いから話し始めます。

家に居る事が苦痛でたまらなかったマヒル。

少しでも家から離れようと、父が営む花屋の配達を勧んで手伝っていました。

 

とある夜、配達先から出て来たキクに思わず花を一輪手渡した事がきっかけでした。

後から吸血鬼だと知ることになっても、キクへの想いは強くなるばかり。

そんなある日、キクから思いもよらない夢を語られるのでした。

 

第158夜 最後に

キクから聞かされた夢など、到底叶えられない。

叶えることなど自分にとっては不幸でしかないと、独り公園のベンチで悩むマヒル。

子供の頃からライバルのような気持で見てきたコウが、とても羨ましく自分が置かれている状況が受け入れられないでいました。

 

キクの声が聞こえ辺りを見ると、いつの間にか朝になっていました。

心配で探しに来たというキクは朝日に倒れるのでした。

その時マヒルはそのキクの夢に応える事を決めたのでした。

 

第159夜 ノロケ話

マヒルの気持ちが今イチ理解出来ないというナズナ。

それでいいのか。とマヒルに聞くと、例えそれが真実ではなかったとしても、キクの事は自分の全てだから信じると答えます。

コウの話題となった時、思い出したかのように、あれこれとナズナに聞くマヒルは、コウに謝らなければと言います。

 

その頃、マヒルの待つ岬に向かおうとするキクは、偶然通り掛かったトラックに乗せてもらえることになり、岬に向います。

同じ頃、岬にはコウが到着するのでした。

 

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よふかしのうた 16巻の感想

マヒルとの喧嘩の後、聞かされたキクの行動からマヒルのことが心配でたまらなかったコウ。

広大な北海道で偶然にもバス停で発見されました。

連絡を受けて駆け付けたコウ。

 

マヒルに会ったら渡したかったのでしょう。

お土産である、木刀を持って追いかけ、必死に笑顔を作り、喧嘩をしようと声を上げながら走ります。

 

その形相に恐怖を感じたマヒルは必死で逃げました。

それはそれは怖かったでしょうね。

誰でもそんなのが追いかけて来たら必死で逃げますって。

 

その後、マヒルの行き先に心当たりがあるとして、夜を待ちました。

キクに呼び出され川に落とされたコウでしたが、キクの言動にマヒルを騙してはいないと信じたようです。

また、探偵や他の吸血鬼たちも、キクの傷の治癒具合から何かを感じ取ったようで、キクを止めておくのはやめたようでした。

暫く血を吸っていないからなのか、それとも別の何かがあるのかは定かではありませんが…。

 

キクを待つマヒルの元へ、先に着いたのはナズナでした。

ナズナはマヒルに、人を好きになるとはどういう感じなのかを問います。

マヒル自身の気持ちの確認がしたくて聞いたのか、コウがマヒルを想う気持ちとナズナ自身へ向けられる気持ちの違いを知りたかったのか、苦手な恋愛話を聞きに来ました。

 

作中では分かりませんでしたが、ナズナはコウがマヒルを想う気持ちに自分なりに何か協力をしたかったのかもしれませんね。

さて、岬に着いたコウは、マヒルと仲直り出来るのでしょうか。

次巻でのお楽しみです。

 

 

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