復讐の未亡人 1巻のネタバレ、あらすじと感想

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復讐の未亡人 1巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

派遣エンジニアとして働く女性・鈴木密。

彼女は男女共に見惚れてしまう美しい容姿を持ち、穏やかな性格と柔らかい物腰で多くの人に慕われていました。

でも彼女には、恐ろしいほどまでに残酷な復讐心が蠢いていました。

 

愛する夫を無残な自殺へと追い込み、今も素知らぬ顔でのうのうと生きている奴らの人生を破滅へと転落させる為に、微笑みを絶やさない彼女。

妖艶な美しさの裏側に隠れた、無垢なまでの悪意を抱く魔女の復讐劇。

その行方は?

 

「復讐の未亡人」1巻には1話から9話が収録されています。

 

復讐の未亡人 1巻のネタバレ、あらすじ

第1話 ビキニング

とある午後のオフィス、ラジオのニュースが流れパワハラで自殺した男性の不幸な訃報が報じられます。

そんな中、クレームの入ったシステムの再調整をようやくに終えた社員の斎藤真言は一息をつき、コンピュータのファイルを保存しようとするも、それを慌てて止めてくる女性・鈴木密。

あわや古いファイルで上書きしてしまうところだと言われ、肝を冷やす真言。

代わりにやりますねと、優しい声音で記録保存をする彼女に、すっかりと見惚れてしまいます。

 

派遣の女神と呟き、仕事場に訪れてから瞬く間に誰もが頼る程に活躍する彼女に疲れも忘れて見惚れていた最中、それを掻き消す程の罵声が突然に響きます。

謝罪も満足にできないのかと、納期も守れず仕事も出来ない、ついには仕事を辞めてしまえと、もはやパワハラなどの言葉では取り繕えない程の暴言を吐き散らかす橋本課長。

 

お前が仕事も満足に出来ないくせにと部下に陰口を囁かれ、自身の無能を権威で誤魔化す課長に割って入る真言。

課長は優吾なら文句も言わずに出来る仕事だと言い、自分の失言を認める気配もありません。

真言は、その優秀な優吾をお前が殺したくせにと言い、課長の怒りをさらに煽ります。

 

そんな彼を面白く思わず、高くなった血圧を冷ます為に退席する課長。

そんな課長の介抱を甲斐甲斐しくする密。

自分の事を解ってくれるのは君だけだと、密に甘える課長。

 

でもそれが彼女の狙いだとは知らず、静かに破滅へと歩まされている事に、課長はまるで気づいてはいませんでした。

 

第2話 クズとコウモリ

無能な社員である古武一也は、明日までにこれを仕上げておけと、真言に書類を手渡してきます。

それは明日の打ち合わせに使う企画書で、全くの手つかずと、見出しすらしか書いていないと、あまりの仕事の不出来に意見する真言でしたが、それを逆切れし怒鳴り散らかす一也。

そんな二人の間に割って入る密は、自分が引き受けると言い、その場を収めてくれます。

 

一也は創業者一族の縁故で入社したダメ社員。

権威を傘に好き勝手し放題と、他の社員からも距離を置かれていました。

彼のミスを尻拭いをさせられてしまう密を気遣い、書類作成を手伝う真言。

でも次なる復讐の相手は、その一也である事を知らない彼。

密の次なる復讐は、静かに動き出していました。

 

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第3話 口は災いのもと

優吾の死因は急性アルコール中毒と、密と最後に出掛けた砂浜が彼の最後の死に場所でした。

なんでそんなところで、慣れないお酒を飲んで、一人で死んだのか?

その真相を調べる為に、義弟の陽史に調べてもらい、彼女は真相を知ります。

優吾を死に追いやった次の標的は、板橋かおる。

 

手始めに彼女の自宅にゴミをまき散らし、どんな反応をするのかと観察する密。

恨まれる覚えがないと、知らずの内に悪意を巻いてしまう無自覚な女。

はたして、かおるの制裁はどうなるのでしょうか?

 

第4話 姑息に立ち回るオンナ

かおるに手痛い制裁を与えた密。

そんな彼女に甘えてしまうかおると、まさか密が仕組んだ事だと知らずに、彼女はすっかりと心を許していました。

一緒に社員食堂で食事を済ませていた最中、密に話しかけてきた秘書・佐伯麻穂。

彼女は悪びれる様子もなく、密に告げます。

 

ここは社員食堂で、社員ではない派遣が使ってはいけないと、あからさまな嫌味をぶつけてきます。

しかも社長がそう言っていると嘘をつき、密を追い出す麻穂。

勝ち誇っていましたが、関わってはいけない相手に関わった事に気づいてはいませんでした。

 

第5話 見えてきた真相

社長が密を秘書にするのではと、まことしやかな噂が社内に流れていました。

元モデルの秘書とデキ婚した社長と、女癖の悪い男に困っていないかと気が気ではない真言。

しかし密は社長の懐へと入り込み、彼のスマホに盗聴アプリを仕込んでいました。

蜜の狙いは麻穂。

 

優吾を利用し、彼が無理矢理に迫ったと嘘をつき、元暴走族の婚約者をけしかけ、自殺の原因を作った女。

彼女を破滅させる為に、密はゆっくりと下準備を始めます。

 

第6話 全ては彼女の思うがままに

麻穂に今回のお詫びと食事に誘われる密。

しかしそれには醜悪な悪意が隠れており、密を懲らしめようと、元暴走族の婚約者で脅そうと仕向ける麻穂。

でも婚約者を懐柔させてしまい、醜態をわざと晒す様に仕向け、筒抜けな麻穂の悪意を逆手にとってしまいます。

小学生みたいな幼稚な悪意を適当にあしらい、本格的な破滅の準備を進める密は、最後の仕上げに取り掛かります。

 

第7話 復讐に必要なもの

密に何故この会社に来ているのかと訊ねてしまう真言。

仕事が誰よりも完璧で、人の上に立つ事の出来る才能を持ち、派遣で働くような人材ではないと密に告げ、もしや会社の上層部が送り込んだエージェントかと真顔で訊ねます。

 

その突拍子もない問いに思わず笑ってしまう密。

彼女は思い出します。

優吾が真言の事を面白い奴だと言い、そして頼りになる友達だと教えてくれた事。

正直者で度胸もあってと、自分に無い何かを持っている親友だと。

密は、そんな真言に奇妙な愛しさを覚えていました。

 

第8話 同じ瞳の色

密が訪れてから職場の空気が変わったと、真言はそう感じていました。

パワハラの課長がいなくなり、創業者の権威で威張り散らしていた無能はいなくなり、風通しの良くなった職場。

でも真言は、密をどこかで見た記憶がありました。

 

瞳が誰かに似ていると、見覚えのある記憶を追憶する中で、唐突に訪れる麻穂。

席が二つ空いたから結婚式に来てほしいと密と真言を誘ってきます。

しかしその誘いをあらかじめに予測していた密は、快く彼女の結婚式に参加します。

最後の復讐の仕上げをする為に。

 

第9話 恩讐の彼方に

社長夫婦の会話を盗聴し、あわや寸前で刃傷沙汰になりかけたのを知り、あの無能な社長にはこれで十分と満足した密。

優吾にしわ寄せの仕事をさせた報いはこれでおしまいにし、本命である麻穂の破滅へと駒を進め、ついに始まる結婚式。

 

自分が主役と幸せの絶頂にいる麻穂をよそに、真言になぜ会社を辞めるのかと問われます。

密は静かに語ります。

かつて夫がいた、と。

 

その言葉が語られた後に、式場に流される親友のサプライズ映像。

その映像が式場に流れる中で、密は自分の夫の名前を語ります。

鈴木優吾と、この結婚式の花嫁である麻穂の破滅の映像が惜しげもなく映し出される中、復讐を終えた密は、爽快な笑顔を作り、その場を去ります。

 

それを止める真言。

彼は何を語るのでしょうか?

 

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復讐の未亡人 1巻のまとめ

「金魚妻」などでおなじみの黒澤R先生による、報復と復讐に痛快なスカッとするサスペンス漫画「復讐の未亡人」は、実に読み応えのある内容の作品です。

ヒロインの密。

夫の優吾を職場のパワハラによって自殺に追い込まれてしまい、その夫の仇をとる為に、偽名を使い職場へと乗り込み、夫を追い込んだ相手を破滅へと導くと、実に恐ろしい復讐を行っていきます。

 

復讐系の漫画作品などでは、もっとすごい報復があるのではと思ってしまいますが、容易に死を与えず、生き地獄を与えて、じわりじわりと社会的に抹殺する。

もしくは第三者の手でそう仕向けるかと、手を下さない、しかし横から手を貸すタイプの復讐劇となっています。

 

実に用意周到で、全てを見透かすように標的を破滅へと導いてしまう密。

人心掌握に長け、悪意を隠して善意を小出しにし、良い人を演じながらに、相手を懐柔させてしまうその姿は、まさに魔性の魔女とも言える程の存在感があります。

 

美しい容姿を持ち、自分を愛する者には愛情を施し、そうでない悪意ある者には破滅を差し向ける。

徹底したまでの密の恐ろしさが、怖く面白く描かれ、報復系の漫画に新しい演出を盛り込んだタイプと言えます。

 

美しき女の持つ優しさの裏側に隠された、悪意に対するまでの残酷さを徹底に描く本作。

密の濁りの無い透明感の殺意と、それによって破滅していく悪意ある者達の顛末を楽しめる良作です。

 

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