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ながたんと青と – いちかの料理帖 – 2巻のネタバレ、あらすじと感想

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ながたんと青と- いちかの料理帖 -2巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

昭和26年、老舗の料亭桑乃木を存続させるため結婚することになったいちか34歳。

そして大阪からやってきた19歳の婿養子周。

お互いに他に好きな人がいることを承知の上、結婚した二人。

ある日、桑乃木がGHQの接待の場に決まり、一品だけ料理を振る舞うことになります。

この難局を二人は協力しあい乗り越えます。

ですが、外国人関係の客が増えたことで、料理長の戸川がやめる事態となってしまいます。

桑の木は窮地に立たされます。

「ながたんと青と2巻」には、第6話~第10話が収録されています。

 

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ながたんと青と 2巻のネタバレ、あらすじ

第6話

「もう我慢の限界ですわ」料亭桑乃木の料理長を務める戸川に店をやめると告げられたいちか。

慌てて止めるも料理長は桑乃木を、「沈んでいく船」と言い表しその言葉にいちかは怒りました。

「桑乃木にもあなたは必要ありまへんから!」

戸川との一件を周に伝えると、あっけらかんとした表情で「良かったじゃないですか?一掃できて」と言われます。

涼しい表情で告げる周に、図太くてうらやましいといちかは言いました。


新しい料理人を探しますが、なかなか見つかりません。

そんな時、再びGHQから40人分の日本の奥様との交流会を申し込まれます。

いちかは厨房に入ることを決断します。

 

第7話

いちかの父には、厨房は神聖な場所だと立ち入ることを許されなかったいちか。

ですが、桑乃木の厨房に立つことはいちかの夢でもありました。

40人分の料理を作るため、候補の料理を考えるいちか。

頭を悩まし、周に助けを求めます。

意見を出し合い話し合ううちに外国人には珍しい、『弁当』を出すことを考え付きます。

戦時中に手放した食器があり、食器が揃っていないことを気にするいちか。

周から実家である山口から借りることを提案され、山口から食器を借りることになります。

そして当日、交流会が始まります。

いちかは加茂なすの南蛮漬け、茶碗蒸しなど黙々と料理を作ります。

 

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第8話

参加者達は料理を食べ終わり、静まり返る交流会の場。

気まずい空気に変わりつつあった空間に、巻き寿司が出されます。

行儀が悪いと躊躇した日本人の奥様達も、GHQ側の夫人が巻き寿司を楽しむ様子につられてを同様に食べ始めました。

巻き方や具材について、教える側教わる側となり交流が生まれます。

言語の違いはあれども身振り手振りの会話が生まれ、場はにぎやかになります。

いちかはなんとか料理を出し終わりほっとします。

翌日、交流会について書かれた記事が新聞に載りました。

そこには、料理長は女性と大きく取り上げられていました。

 

第9話

無断で撮られたいちかの写真とともに、女性料理長と書かれている記事にいちかは動揺します。

 

桑乃木の記事にいちかの伯母も激怒します。

そして、いちかと周の様子に、養子を探し始めると宣言します。

周は「いちかさんの名前が公に出たことは桑乃木の将来のためによかったと思います」と言います。

いちかは涙目になり「周がわかりにくいことをするから、あの記事が出てから、からかいや時には脅迫めいた電話がかかってきてるんですよ」と言いました。

 

ある日、周が熱を出してしまい、いちかは周を介抱します。

 

第10話

いちかは周に伯母が養子を探していることを正直に話します。

そして、周が想い人ともし添い遂げられることが出来て、子どもができるようなら養子は自分が育ててもいいと言います。

ですが、周は「ぼくは桑乃木を立て直して父や兄の介入を防ぎたい」と言いました。

実家の山口とは志が違うという周。

養子の件は、探してもらっても構わないと告げます。

そしていつまでも休業している訳にもいかないから、いちかはホテルを辞め桑乃木の仕事をする様いちかに促します。

ホテルを辞めることに揺れるいちか。

 

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ながたんと青と2巻の感想

戦争で夫を亡くし、未亡人となったいちか34歳と大阪の有力者の息子19歳の周。

家の事情により年の差夫婦となった二人の結婚生活は、夫婦というよりよき同僚のような関係を築いていきます。

桑乃木の立て直しという大きな果たさなければならない目標があり、お互いに好きな人がいると告げているため、恋愛面より信頼関係をゆっくりと深めていく過程が見られる2巻。

1巻では、京都と大阪という生まれも食文化も異なるため、お互い反発しあう描写がありました。

2巻では、恋愛とはいかずとも料理のことや、家の将来について助け合い歩みより、二人の仲が少しづつ深まっていることがわかります。

特に、図太いと思っていた周が初めて熱を出し、いちかが介抱するシーンは妻として寄り添ういちかのやさしさや頼もしさが表れていて、グッとくるシーンでした。

周も、いちかの料理や明るく正直な人柄に触れるうち本心を言葉で伝えるようになっていきます。

年齢差や率直に物をいう性格もあり、初めは周を信用しきれていなかったいちかも、徐々に仕事のことで周に頼るようになっていきます。

ゆっくりと丁寧に関係の進展が見られるため、気づけば読みながら見守るような気持ちで二人の今後に思いを馳せてしまっていました。

丁寧な人物描写だけでなく、数々の魅力的な料理を見られるのもこの漫画の面白さです。

茶碗蒸しや、高野豆腐の料理などおいしそうな料理がどんどん出てくるため、読んでいて和食が食べたくなってしまいます。

次はどんな料理が出てくるのか?いちかと周の関係性に変化はあるのか?3巻も注目していきたいと思います。

 

 

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