海街diary 9巻 行ってくる のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み | やまねこの漫画ブログ

海街diary 9巻 行ってくる のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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「海街diary 9巻 行ってくる」のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

吉田秋生(よしだあきみ)先生の、鎌倉を舞台とした傑作漫画「海街diary」の最終巻。

 

すずが鎌倉の異母姉たちと暮らし始めて、2年が過ぎ、季節は初秋をむかえていました。

すずをはじめとして、登場人物たちはそれぞれに新しい道に向かって歩み始めます・・。

いよいよ大詰め最終巻、「海街diary 9巻 行ってくる」も、目を離すことのできない物語全4話と、番外編として「通り雨のあとに」が収録されています。

 

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海街diary 9巻 行ってくる のネタバレ、あらすじ

1 女子の言い分 男子の事情

すずは、中学3年生。季節は初秋をむかえていました。

いつも通りの四姉妹そろっての朝食。

長女の幸は、今日から旅行に出かけます。

そんな幸に、三女の千佳は問いかけます。

『お姉ちゃんが旅行なんて珍しいね』『てか初めてじゃない?』と…。

 

母親の都が家を出て行ったあと、三姉妹は祖母に育てられましたが、その祖母が亡くなってからは、長女の幸が親代わりとなり家庭を守ってきたのでした。

 

次女の佳乃からは、『楽しんできてねー』、千佳からは『体調崩さないようにね』と声をかけられた幸は、二人がすっかり大人になったと実感するのでした。

 

すずは、高校受験を控えた風太と、何となく疎遠になっていました。

すでに、静岡の高校に特待生として進学することが決まっているすず。

 

立場が微妙に違い始めていました。メールをしても内容は特に盛り上がりません。

そんなある日、風太は福面まんじゅうを食べに行かないかとすずを誘うのでした…。

 

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2 幸福

すずは、サッカーの感覚を鈍らせないために、かつて所属していたサッカーチームの練習にサポート役として参加していました。

浜辺でのランニングで後輩に激を飛ばす、すずの姿がありました。

 

そこで、偶然にいとこの直人と再会します。

金沢の美術大学に通っている直人は、卒業制作のため鎌倉を訪れていたのでした。

そして直人の隣には、かつて訪ねた刺繍作家の桐谷糸の姿もありました。

 

直人から、千佳の妊娠、そしてすずがサッカーの特待生として進学する話題が上がります。

『みんなそれぞれ新しい道なんだなあ』と…。

 

すずが所属していたサッカーチームの監督、泰之は風邪をひいていました。

それを心配した幸は、泰之の自宅を訪ねます。

そこで、病気の時に心配して見舞いに来てくれる人がいること。それは幸福なことだと言われます。

 

幸も、かつては不倫をしていた自分自身を振り返り、今は「普通に幸せ」なことが、奇跡的に幸せなことなのだと感じるのでした。

 

千佳のもとに、夫である三蔵からメールが届きます。

三蔵は今、エベレスト登頂のサポート隊として、ネパールに滞在していたのでした。

そして、明日を頂上アタックの日と決めたとのことでした。

 

3 夜半の梅

千佳のもとに、勤め先であるスポーツ店の社長から、エベレスト登頂に挑んでいる三蔵達と連絡が取れないと電話があります。

 

香田家には、直人や職場の同僚が集まり、情報収集に努めています。

風太も急いで、すずのもとを訪れます。

香田家の四姉妹たち。できるだけ平然を装いますが、不安は隠せません。

 

そこに、山猫亭の福田仙一も心配して駆けつけます。

仙一は、千佳に対して『あいつはきっと帰ってくる』とやさしく語り掛けます。

その言葉に千佳は、今まで緊張が途切れて、関を切ったように泣き崩れてしまうのでした…。

 

4 行ってくる

季節は2月。夜半の鎌倉。雪が降りだしていました。

 

妊娠中の千佳のお腹は、大きくなっていました。

―『今までありがとうございました』―

千佳は幸に対して、お礼の言葉を告げます。

それは、父親が不倫をして家を出て行き、母親も出て行き、祖母もなくなった後、幸が香田家を守ってきたことへの感謝からでした。

 

風太と将志は高校入学試験の当日を向かえていました。

風太のカバンには、すずから贈られた合格祈願のお守りが下げられています。

ぎゅっと握りしめる風太…。

 

すずと美穂は神社で、彼らの健闘を祈ります…。

それぞれの道への、挑戦が始まっていくのです…。

 

5 番外編 通り雨のあとに

すずの父親が亡くなって、十三回忌を迎えていました。

すずは、父と過ごした山形の温泉地を再び訪れます…。

 

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海街diary 9巻 行ってくる の感想

この「海街diary」という作品は、2006年8月から2018年8月までの間、『月刊フラワーズ』(小学館)に不定期に連載されました。

その間、なんと13年に渡っています。

 

中学1年生だったすずが3年生となり、高校へと進学するまで…。

約3年という期間を、13年かけて丁寧に描かれています。

 

そこはやはり作者である吉田秋生先生の、画業40年を超えるキャリアの成せる業でしょう。

この「海街diary」は、次女・佳乃が一本の携帯電話を受けることから始まります。

今でいう「ガラケー」です。

 

作中では、ガラケーからスマホに代わり、NYAINE(ニャイン)と呼ばれるSNSが登場するまでに至っています。

なんとも時代の流れと言いますか、時代に即した形で物語は進んでいきます。

そういった意味では、誠に稀有な時代背景とともに連載された作品と言えるでしょう。

 

最終巻なので、過度なあらすじを文書化することはあえて、控えました。

でも、間違いなくこの「海街diary」という作品は名作です。

 

漫画の神様・手塚治虫先生以来、脈々と受け継がれる漫画の世界。

 

最近は、何百万部突破とか騒がしい作品もありますが、最後にあえてロックンローラーの甲本ヒロト氏の言葉を引用したいと思います。

―『売れているものがよいものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ。』―

 

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