酒と恋には酔って然るべき 1巻のあらすじ・ネタバレと感想を紹介します。
32歳の松子は彼氏いない歴3年の日本酒が大好きなOL。
一人も楽しいけれど恋愛や結婚にも夢があります。
酒と恋には酔って然るべき 1巻は、松子をめぐる恋愛や日常を描いた物語です。
読みやすくラブコメ好きと日本酒好きどちらにも楽しんでいただけるおすすめの作品です。
酒と恋には酔って然るべき 1巻のネタバレ、あらすじ
1合め ワンカップOL、やけ飲み
主人公の藤井松子は32歳、彼氏いない歴3年のOL、某会社の営業部で働いています。
ある日、松子の職場で飲みに行く話になり、皆に声がかかります。
今泉という最近、異動してきたクールな27歳の年下男子は、なんだか行きたくない様子です。
松子は、今泉は何かストレスをためているのかなと、グチでも聞くつもりでサシ飲みを誘ったところ、それなら良いということで、知っている店に行きます。
今泉は飲むと普段のクールな感じから笑い上戸に変わるので、松子はかわいいと思います。
今泉はいつもこんないい店で飲んでいるのと聞くと、松子は普段は家でのつまみを作り、日本酒を飲んでいると言います。
今泉は今度飲みに行っていいですか、と聞くので松子は社交辞令かなと思いつつもいいよと答えます。
すると次の日、今泉から今日はどうですかと言われ、松子は承諾します。
途中で買い物を済ませ、二人は松子の家に着きます。
松子はつまみを作り、会津のワンカップをお燗にして二人は乾杯します。
ひとり酒もいいけれど、家で二人で飲むのもいいなあと松子は幸せな気持ちになります。
ひと段落したところで今泉も翌日仕事があるのでと帰ります。
翌日、今泉は松子の家でワンカップを飲んだことが職場でバレていました。
今泉が言ってしまったのです。
2合め 女ひとり、楽しい年越し
年末、松子はひとりで気楽に楽しい年越しです。
福島の郷土料理のこづゆを作り、ぬる燗で身も心もほぐれ、ゆったりと時を過ごします。
正月の朝、準備していたおせち料理とお気に入りのワンカップに食用の金箔を入れて祝います。
松子は初詣のことを考えていると今泉から初詣のお誘いの電話が入ります。
松子は承諾して二人で神社に出かけます。
なんだか不思議な縁を持ってしまったと松子は思い、恋愛モードを感じます。
しかし、今泉は雰囲気を壊すようなことを言います。
松子が三が日は実家で過ごすのと聞くと、今泉はかわいい彼女が待っているので家に帰ると言うのです。
松子は彼女がいるのに女の家に上がったり、初詣に行ったりしてと怒って、家に帰ります。
3合め 春を告げるお酒でひとり遊び
2月4日立春、松子は暦の春の訪れにうきうきとした気持ちです。
お酒を飲む焼き物の和グラスをペアで買い、彼氏と一緒に飲もうと夢を膨らませます。
菜の花、たらの芽、ふきのとうをスーパーで買い込み、春の味覚を楽しもうと料理を作ります。
ふと気がつくと近くの酒屋に注文していた日本酒「立春朝絞り」を受け取りに行く時間です。
松子は酒屋で日本酒を受け取った帰り道で偶然、今泉に出会います。
今泉は金曜日の松子の様子が気になっていて家を訪ねようとしていたとのことです。
松子は家についてきた今泉に天ぷらをあげるからおとなしく帰りなさいと玄関で待たせます。
しかし、今泉は部屋に上がり込んできます。
松子がいつか彼氏と一緒にと食卓にグラスと食器を2セット置いてあるのを今泉に見られてしまいます。
今泉はその様子を見て、誰か来るものと思い恐縮して帰ります。
松子は、なぜ彼女がいるのに今泉は家に来たのだろうなどと考えます。
4合め バレンタインで恋する女子気分
2月14日バレンタインの朝、松子は会社の女友達の白石から今泉にチョコを渡すのと聞かれ、渡さないと言うと渡すのが自然と言われ、気持ちがゆらぎます。
朝、職場の机の上にはチョコが置いてあり、その下には「いつもありがとうございます。今泉」と書かれたメモがあります。
しかし、今泉は今日は出張で不在のようです。
不意を突かれた松子は、自分も何かしなくてはと慌ててしまい、今泉に振り回されていると思います。
後日、松子は白石にそのことを相談するとホワイトデーに返せばと言われ、納得します。
そして今度の土曜日に家で白石の同棲している彼氏と現在フリーの男友達と飲むので来ないと誘われ、松子は興味があるので行くことにします。
当日、松子のお目当てのその男はイケメンでお酒好きですが、あまり良い印象ではありませんでした。
その男が途中で帰った後、白石は今泉とのことをいろいろと聞きますが、松子はそっけない返事です。
すると白石は、今泉も27歳の適齢期なので気のないフリして余裕をみせていると他の女に持っていかれるかも?と言います。すると松子の表情が曇るのでした。
5合め 花見酒は甘酸っぱく
桜の花が咲いて春本番の季節、松子の職場でもお花見に出かけます。
松子は日本酒を持っていく係ですが、仕事が残っていて遅れて会場に到着します。
松子の営業部だけでなく販売部も場所が近くだったため、一緒になったようです。
今泉の隣には販売部の若い女性がいて楽しそうに話をしています。
松子は買ってきた2本のお酒「春一輪」「五橋 純米桃色にごり」を紹介します。
つまみが足りないということになり、松子はまだシラフだからと自ら行くことを申し出ます。
買い出しの途中、今泉の酔うとニコニコするギャップを他部署の女性が知ったことを松子は惜しがります。
花見も終わり、松子は白石と帰り道を歩いていると前方に今泉が販売部の例の若い女性と歩いているのが見えます。
松子は動揺しますが、白石はああいうタイプは嫉妬を見せたら終わりだよと…、松子にくぎを刺します。
後日、松子は白石が彼氏と東京ミッドタウンに花見に行くので今泉を誘って一緒に来ないかと言われ、声を掛けますがダメでした。
松子は今泉に桜の写真を送ると返信ははネコの写真です。今泉のかわいい彼女とはネコなのかな?と良い方向に考えます。
白石は先日の花見のときに話の出た販売部と営業部の飲み会は決定し、販売部の後輩女性は確実に今泉を落としにかかっているよと松子に伝えます。
6号め 恋と酒、どっちが大事
松子は次に彼氏ができたら2人で飲もうと楽しみに冷蔵庫に入れておいた新政No.6も既に半年が過ぎたことに気づきます。
松子と白石が自販機の前で話をしていると今泉が近づいてきたので白石はわざと松子に婚活はどうなの?と聞きます。
今泉は、松子に婚活しているのだったら俺と結婚します?と言います。
松子は喜び舞い上がり、白石にどう思うと聞きますが、白石は100%冗談だと思うので脈なし、とキッパリと答えます。
続けて、今泉は相当な曲者だから振り回されないようにと忠告し、私は結婚するからと言います。
白石が結婚すると聞いて松子は、もう周りに独身ほぼいないと焦ります。
いよいよ営業部と販売部の飲み会の当日です。
店に着くと販売部の美森が幹事でテキパキと仕切り、皆も楽しんでいる様子です。
すると店員さんが新政No.6 Xタイプの瓶を持ってきて、本日入荷で1本しかないので早い者勝ちですと言います。
松子は周りの目も気にせずに思わずハイと手を上げます。
松子は半年も我慢した新政No.6が目の前にあることに喜び、口にするとあまりの美味しさに涙を流します。
すると今泉は松子が泣いていることに気づき、白石のところに来て席を変わってもらいます。
今泉は松子に泣いている訳を聞くと、新政No.6のXタイプが今までにない味で感動したとのことです。
今泉はさすがですねと言うと、松子は家に新政No.6を1本キープしているので今度飲みに来ると誘います。
今泉はいいですねと答え、来週金曜日に行うことになります。
その金曜日のことです。松子は白石から今夜飲むのはやめた方がいいかもと言われます。
理由は美森は、この前の飲み会よりも前に今泉に告白して良い返事をもらえたようなのです。
松子は驚きます。この後の松子と今泉の展開はどうなるのでしょうか。
酒と恋には酔って然るべき 1巻の感想
松子はどこにでもいるような普通の女性で、人が良く少しおっちょこちょいなところが好感を持てます。
日本酒が大好きなところも素敵です。
今泉は松子の5歳年下にもかかわらず、少し上から目線で尊大なところも感じますが、悪い男ではなさそうです。
しかし、思わせぶりな言葉を松子に投げて反応を楽しんでいるところがあります。
松子はその度に気持ちが乱高下してしまい少しかわいそうにも思えました。
松子の友人の白石は冷静に松子のことを見ており、いつも松子に的確なアドバイスをしてくれています。(少しクール過ぎるように感じることもありますが…)
松子は白石には一目置いており、とても信頼して頼りにしているようです。
また、漫画の絵柄では、恋にときめく松子の表情が素敵だと思いました。
うきうきしたり、心配したりする微妙な心の動きが上手に描かれています。
そうしたことも含めて読んでいくうちに「がんばれ、松子!」と応援したい気持ちが強くなっていきます。
また、随所に有名な日本酒の銘柄や飲み方などの情報が書かれており、漫画のストーリーを楽しむだけでなく日本酒に関する知識も得られます。
特に日本酒ファンには嬉しいのではないでしょうか。
さて、松子と今泉の恋の行方には、美森という強力なライバルが出現して逆にリードを許す展開となりました。
この後はどうなるのでしょうか?続きが楽しみですね。
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