推しの子 3巻のネタバレ・あらすじと感想 | やまねこの漫画ブログ

推しの子 3巻のネタバレ・あらすじと感想

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『推しの子』3巻のネタバレ・あらすじと感想を紹介します。

前巻にあたる『推しの子』2巻ではルビーは有馬をアイドルへ転身させることに成功し、アクアは悪評を受けていたドラマの最終回を成功に導きました。

3巻では2人が周りを巻き込みながら、新たなステップを踏み出します。

 

『推しの子』3巻には第二十一話から第三十話までが収録されています。

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『推しの子』3巻のネタバレ・あらすじ

第二十一話『恋愛リアリティショー』

アクアは、恋愛バラエティ番組「今日からガチ恋始めます」に出演することが決まります。

番組を盛り上げるため、メディア用のキャラ作りをするアクア。
有馬とルビーはそれを見て、複雑な感情を覚えます。

 

収録中のアクアは場を分析し、出方を伺っていました。

そこで共演者であるモデル・鷲見ゆきの計算高い演技を見たアクアは、リアリティショーとは何かということを知るのでした。

 

第二十二話『自称アイドル』

有馬とルビーは、知名度を上げるためにユーチューブへの動画投稿を始めようと決意します。

チャンネル登録者をより稼ぐため、2人は大人気ユーチューバーであるぴえヨンとのコラボ動画を撮ることになりました。

過酷な撮影を課せられる2人。しかし根性を見せ、それを乗り切ります。
そしてルビーは2人のアイドルユニット名を発表しました。

 

第二十三話『爪痕』

「今ガチ」の出演者であり女優の黒川あかねは、真面目な性格をしており、撮影で目立てていないことに悩んでいました。

そんなあかねをよそに、どんどん話題作りをしていく共演者たち。
あかねの焦りは加速していきます。

 

撮影日の晩、アクアは「今ガチ」のやらせが予想以上に少ないという事実をルビーに語ります。
アクアはそのことに胸騒ぎを感じていました。

 

第二十四話『エゴサーチ』

有馬はルビーにエゴサーチやネットマーティングの重要さを語り、世は大エゴサ時代だと豪語します。

存在感が薄いというエゴサの結果を気にしているあかね。
あかねは目立つようにと攻めた行動を取るようになりました。

とある言葉をかけられ、ゆきを意識するあかねでしたが、感情が昂り、ゆきの顔に傷をつけてしまいます。

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第二十五話『炎上』

すぐに仲直りをしたゆきとあかね。
しかし、あかねはSNS上で炎上をしてしまいます。

直接的に送られてくる大量の罵詈雑言に精神を病んだあかねは大雨の中、自殺を試みようとします。

そこにアクアが現れました。

 

第二十六話『嵐』

アクアとあかねは警察に保護をされ、事情を共演者たちに話します。

共演者たちはあかねの身を案じ、降板しないかと提案しました。

しかしあかねは将来のことを考え、怖いけれどここで辞めたくないという強い意志を明らかにします。

 

煽った番組サイドや好き勝手言うネットに腹が立っていたアクアは、炎上を抑えるための策を練るのでした。

 

第二十八話『バズ』

「今ガチ」メンバーの仲の良さを証明する動画をバズらせることができた一同。
あかねの炎上をある程度収束させることに成功します。

 

素の自分を隠すことで炎上をした時のダメージを減らせると考えたあかねは、自分とは違うキャラを演じることにしました。

その対象に、アクアの好みのタイプであるアイを選びます。

 

第二十九話『完コピ』

有馬は、あかねの演技能力の高さをアクアに説きます。

黒川あかねは、役者界隈では有名な天才だったのです。

アクアは、アイの行動を完璧にトレースするあかねに驚きを隠せません。

詰め寄られ、ひどく動揺をしてしまうのでした。

 

第三十話『初めて』

学校をサボり、有馬とアクアは公園でキャッチボールをします。

そこでの会話を通じ、アクアは自身があかねに向ける感情を恋愛感情ではないと結論づけました。

しかしアイを異常に理解しているあかねは使えると判断したアクアが、大胆な行動を取ります。

 

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『推しの子』3巻の感想

3巻は、アクアの活躍や大胆な行動が顕著な巻です。

アイの二の舞を出さぬよう懸命に動くアクアは勇敢でかっこよく、アクアに惚れている有馬やあかねの気持ちがよく理解できました。

そして、前々巻や前巻に引き続きネットの反応の描写、そのあまりのリアルさには胸が痛みました。

想像を絶するような誹謗中傷やデマを受け取った17歳の様子は見るに堪えず、読むことを一時中断してしまうほどでした。

しかし、アクアたちの行動によりあかねが復活していくシーンを読むことができた時にはとても嬉しく、清々しい気持ちになれました。

 

また、随所随所に登場する有馬やルビーも非常に印象的でした。

有馬は芸能界の裏側や真実をルビーに教えるというポジションとして多く登場をしましたが、その合間に描かれるアクアへの気持ちが表れるシーンがとても切なく胸が締めつけられました。

アクアを巡る恋敵でもあり、かつて天才と呼ばれた役者と今現在天才と呼ばれている役者というただならぬ因縁がある有馬とあかね。どのような展開になるのか、期待をせざるを得ません。

「嘘は嫌だ」と言い切り、真っ直ぐと視聴者(ファン)に向き合おうとするルビーの活動姿勢にも惹かれました。

ルビーと有馬のアイドル活動はどのような方向に向かうのか、そこも大きな注目ポイントになりそうです。

 

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