『推しの子』2巻のネタバレ・あらすじと感想を紹介します。
赤坂アカ先生原作、横槍メンゴ先生作画の漫画『推しの子』2巻では、ついに星野愛久愛海(以下、アクア)と星野瑠美衣(以下、ルビー)の芸能活動が本格化し始めます。
推しのアイドルの子供に転生をし、高校生へと成長した双子は、どのような生活を送るのでしょうか。
『推しの子』2巻には第十一話から第二十話までが掲載されています。
『推しの子』2巻のネタバレ・あらすじ
第十一話『オーディション』
アイのようなアイドルになることを目指し、オーディションを受け続けるルビー。
しかし不合格が続き、思うようにいきません。
一方、アクアは監督の元でとある目的のための行動に出ていました。
第十二話『三つ目の選択肢』
学校帰りのルビーは地下アイドルにスカウトをされ、有頂天。
事務所の社長とアクアは、その地下アイドルの実態を探るため大掛かりな作戦を立てます。
そして地下アイドルの実態を把握した事務所の社長は思いもよらぬ提案をするのでした。
第十三話『手続き』
無事に苺プロと契約を結んだルビーと監督の弟子を続けるアクア。
「俺には演技の才能がない」と語るアクアに対し、監督はアドバイスを贈ります。
ルビーとアクアは同じ高校の芸能科、一般科にそれぞれ進学をすることになりました。
その進学先で、双子は成長した有馬かなと出会います。
第十四話『コネクション』
有馬に詰め寄られたアクアは監督の元へ有馬を連れて行き、事情を話します。
子役時代のツテを使い、なんとか女優として活動をしている有馬。
有馬はアクアに、大ヒット少女漫画が原作のドラマ「今日は甘口で」に出演しないかと話を持ちかけます。
第十五話『漫画原作ドラマ』
ドラマ「今日は甘口で」の最終話で悪役を演じることになったアクア。
しかし様々な理由から、ドラマ「今日は甘口で」のネットでの評判が最悪だという事実を知りました。
そこにヒロイン役として出演をしている有馬の演技に疑問を抱いたアクアとルビーは、本人に問いただします。
すると有馬はどうしようもない裏側の事情を話しだしました。
それでも「良い作品を作りたい」と考えている有馬。
それを聞いたアクアはとあるアイディアをまとめます。
第十六話『演技力』
有馬は予算も時間もない現場ながら仕事を全うしようとします。
アクアはアイの死に関わっている可能性のあるプロデューサーの鏑木雅也の観察をします。
有馬はアクアに長年の努力が鏑木に認められた喜びを語ります。
しかし、アクアは有馬が雇用された理由の真相を知ってしまいます。
第十七話『演出』
藁にも縋る思いで「今日は甘口で」の出演を決めた有馬。
しかし、共演者の演技は依然として棒読みのまま。
有馬の本当の力を発揮できる状態ではありませんでした。
そのことに気がついた、アクアは驚きの行動にでます。
アクアの機転により、有馬は最高の演技をすることができたのでした。
第十八話『小さな称賛』
ドラマの出来に落胆をしていた「今日は甘口で」の原作者。
漫画のメディア化はこんなもんだと割り切っていた原作者は期待をせず、ドラマ「今日は甘口で」の最終話を視聴します。
しかし高いクオリティの有馬の演技を見た原作者は思わず涙を流し、「ドラマ化のオファーを受けて良かった」と漏らしました。
打ち上げパーティーにてアクアは鏑木と接触し、情報を引き出そうとします。
すると鏑木は、アイの情報を提供する代わりにとある番組に出演してほしいと交換条件を提示しました。
第十九話『芸能科』
芸能科での高校生活初日を迎えたルビー。
周りに美男美女ばかり。
芸能人だらけの環境に驚きと感動を隠せません。
芸能活動が未だにできていないことに焦りの気持ちを覚えたルビーは早くメンバーを集め、アイドルデビューをしたいと考えるようになります。
そこでアクアは有馬を加入させてはどうかと提案をしました。
matomeno『加入』
ルビーとアクアに「一緒にアイドルをやらないか」と誘いを受けた有馬。
メリットとデメリットを天秤にかけ、断ろうとしましたがアクアに言葉をかけられ契約を結びます。
アクアは、有馬が押しに弱いことを見抜いていたのでした。
『推しの子』2巻の感想
前巻で主人公たちに反抗的な態度を見せていた有馬の活躍やプロ意識の高さが印象的な巻となりました。
かつて、生意気で大御所を気取っていた有馬が、社会や世間の洗練を受け大人になっていく過程は、見ていてとても心苦しく感じました。
また、昔は「天才」と持て囃されていた子役が没落していく様は現実感や既視感があり、『推しの子』はリアリティを重視するスタイルなのだと改めて気付かされました。
また、星野ルビー・アクア兄妹の活躍も見逃せません。
アイのようなアイドルを志し、素質も持ち合わせているルビー。
アイの二の舞は御免だと、それを止めようとするアクア。
どちらの思いにも共感ができるため展開が予想できず前巻同様、ページを捲る手が止まる気配はありませんでした。
悪い印象が強かった有馬かなの良い一面を垣間見ることができ、とても満足することができました。
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