SPY×FAMILY 11巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
ダミアンと仲良くなるため、彼にアプローチをかけるアーニャ。
ヨルもダミアンの母メリンダ・デズモンドと知り合い、婦人会に参加する事に。
奮闘するフォージャー一家ですが、ロイドに敵意を向ける視線が!
SPY×FAMILY 11巻には、MISSION:67からMISSION:75が収録されています。
SPY×FAMILY 11巻のネタバレ、あらすじ
MISSION:67
精神科医として人気を得ていたロイド・・・。
しかし、そんな彼の人気を妬む視線がありました。
診療部部長であるジェラルド・ゴーリーがロイドの人気に嫉妬し、彼に診察を回さないと遠回しな嫌がらせをしていたのです。
しかも密かにフィオナを狙っていたジェラルドは、ロイドを蹴落とそうとするも、彼との人徳の差を思い知らされてしまいます。
人気も恋も先手を取られ、さらに敵意を強めてしまう事に。
そしてついにロイドをスパイとして密告してしまいます。
保安局員によってロイドはこのまま捕まってしまうのでしょうか?
MISSION:68
殺し屋の仕事の最中、うっかり両手首を痛めてしまったヨル・・・。
そんな彼女の元に訪れた弟のユーリは、怪我をした姉を労(いたわ)れと、ロイドにくってかかる始末。
食事を作るロイドに感謝をするヨルを見て、嫉妬したユーリも食事作りに参戦し、いつの間にか料理対決になってしまうロイド。
そして始まってしまう家事対決。
彼は一体なにと戦っているんだと、必死なユーリと家事対決をするハメになってしまうロイド。
この勝負に勝つことが出来るのでしょうか?
MISSION:69
校外学習でバーリントン博物館へと行く事になったアーニャ達。
バスでお出かけとはしゃぐアーニャですが、ダミアンと仲良くするにはと、色々な方法を模索していました。
しかし上手くいかずに、どれもこれもすれ違ってしまう二人。
はたしてダミアンと仲良くなれるのかと悩むアーニャでしたが、思わぬ事件が起きてしまいます。
なんと極左組織赤いサーカスの残党による、バスジャックの標的にされてしまうアーニャ達。
どうなってしまうのでしょうか?
MISSION:70
バスジャックされてしまったアーニャ達。
犯人達の目的は同志の解放と、目的地はパーペル宮殿公園と心を読んだアーニャ。
何とかこの情報を知らせようと、ベッキーと協力して手紙を外に放り出す作戦を練ります。
そんな二人に協力するとダミアンも加わり、作戦開始となるアーニャ達。
まずはハイジャック犯の気を引くためにと、ダミアンが妙案を実行するも、それは漏れそうだと、あからさまな芝居でした。
はたして外に情報を伝える事は出来るのでしょうか?
MISSION:71
挙動不審なアーニャを警戒して首に爆弾を装着させるハイジャック犯。
しかし心を読めば爆弾は偽物と知り、安心して席に座るアーニャに、ベッキーやダミアンはたじろいでしまいます。
爆弾が首に巻かれているのに、落ち着いているアーニャ。
ダミアンは強がっているのだと勘違いし、自分にも爆弾を付ける様にハイジャック犯に要求します。
そして爆弾を付けられてしまうダミアン。
緊迫するハイジャック事件はどうなってしまうのでしょうか?
MISSION:72
バーリント市警による強襲によってスクールバスはパンクし、警察に取り囲まれてしまう事になるも、緊迫した状況は変わりませんでした。
ハイジャック犯の要求は二つ。
同志の解放と、国外逃亡の手助けでした。
そんな要求を飲めないとする保安局は突入を強行するも、内務省が絡んでいる為に迂闊な事は出来ない状況でした。
水面下で密かに動くサンドラー。
ロイドは別任務中で国外にいる為に行動は出来ずにいましたが、ハイジャック犯の協力者をあぶり出し、それを保安局へと伝えます。
協力者の捜索を引き受けるユーリ。
様々な想いが動いていました。
MISSION:73
ハイジャック犯のビリーは、かつて娘を政府によって奪われてしまいました。
反政府活動をしていたと、デモ活動鎮圧の際に命を落とした娘の敵を取るために赤いサーカスに加わり、テロ活動に身を投じた彼の心の中を読んだアーニャ。
そんな中で時刻は夜を迎え、人質の生徒達にも疲弊の様子がうかがえます。
そして保安局によるハイジャック犯の協力者排除が成功し、もう逃げる術はないと警告する保安局の言葉に、ビリー達は焦りを見せ始めます。
仲間の一人は自爆を覚悟し、それを知らない保安局の突入部隊が行動を開始しようとする中で、アーニャはどう動くのでしょうか?
MISSION:74
このままでは突入部隊によって、追い詰められたビリーの仲間が自爆を決行してしまう。
アーニャは意を決して前に出ますが、何を言えば良いかと迷います。
素直に突入部隊が来ると言い、それで自爆されても困ると思い、彼女が発した言葉は、次に差し入れが欲しいとの要求でした。
この状況下で何を言っているのかと、騒然とするビリー達。
ベッキーもダミアンも絶句してしまいます。
自爆させない為に一か八かの勝負に出たアーニャの行動は、何をもたらすのでしょうか?
MISSION:75
バスジャック事件は無事に解決し、ダミアンとアーニャはステラを授与される事になりました。
ベッキーにビルもステラを授与され、一同は喜びに浮かれています。
今回の事は奇跡だったと安堵するヘンダーソンは、生徒の無事を喜んでいました。
そんな中でアーニャはダミアンの母親の事を思い出します。
ダミアンの無事を心の底から喜んでいるメリンダ。
しかし父親に泣いた事を黙っていて欲しいとダミアンに言われると、メリンダの心の中にどす黒い想いが生れます。
ここに来るんじゃなかったと、息子の不幸を願うメリンダの気持ちと、彼の無事を安堵する気持ちが交互に囁く彼女の心の中にある歪な想いを知ったアーニャ。
はたしてメリンダの本当の気持ちはどこにあるのでしょうか?
SPY×FAMILY 11巻の感想
今巻は、コミカルな内容とシリアスのバスジャック編など、複雑な面白さがありました。
最初の前半はロイドにスパイ疑惑が掛かり、何やら一大事な雰囲気になりますが、既にフィオナが手を打っており、驚きの手際の良さに感服します。
大好きなロイドのために、未だに妻役を狙うフィオナの想いは、非常に病んでいますね。
そしてロイドの人心掌握術には、改めて彼の凄さが伝わってきました。
つい忘れがちになってしまうのですが、ロイドって優秀なスパイだったんですよね。
最近はアーニャに振り回されたりと、ギャグバージョンのロイドばかり目立っていたので、つい忘れがちになってしまいます。
ユーリも本当は優秀な保安局員にもかかわらず、ヨルの事になれば見境がなくなってしまい、彼の空回りする行動力は、見ていて笑えますね。
そんなコミカルな内容で進んでいきましたが、シリアスな展開となったはバスジャックのシーン。
まあ、結局はコミカルさが際立っていましたが、犯人側のテロリストであるビリーも複雑な過去がありましたね。
娘を失った経緯があると知れば、改めて東側の政治事情の問題が浮き彫りになっていきます。
保安局が突入を敢行するなど、何やら政治状況はイマイチ不安定な様子ですね。
さてここで今回の一番の謎を見せたメリンダさん。
ダミアンの事を心底心配していましたが、夫の事が出ると一変してしまう性格。
彼女には、何かがありそうな予感と、何かありそうですよね。
ダミアンを心配する想いと、ダミアンを毛嫌いする想いを持つ彼女の謎。
はたして今後の展開がと気になっていきますね・・・。
次巻へと続きます。
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