最果てのパラディン 4巻のネタバレ、あらすじと感想 | やまねこの漫画ブログ

最果てのパラディン 4巻のネタバレ、あらすじと感想!無料試し読み

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最果てのパラディン 4巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。

ウィルが森で初めて出会ったのは、ハーフエルフのメネル。

出会った時の印象とは違い、彼は村を襲撃してくるのでした。

容赦なく的確に弓矢を放つメネル・・。

ウィルは、この状況をどう乗り切るのでしょうか。

 

最果てのパラディン 4巻 には第16章から第20章までが収録されています。

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最果てのパラディン 4巻のネタバレ、あらすじ

第16章 努め

村を襲撃しようとしていたのは、昼間に出会ったハーフエルフのメネルでした。

彼は正確な弓矢で村人に攻撃を加えます。

 

メネルと他に数人の者が居ましたが、ウィルは誰も傷付けることなく、あっさりと捕らえます。

襲撃されかけた村人たちは、処分をどうするかで揉めています。

なぜこんなに揉めているのかとウィルは聞きます。

 

このビーストウッズに点在する村々はフォータイル王国の支配域ですが、危険な獣や魔獣がいるため、この辺りまでは権力が及んでおらず、法や出自もバラバラなのです。

そんな中、村の長老がウィルに礼を言うとともに、もしも捕らえた者達が暴れても、村を守ってくれるのかと聞きます。

 

ウィルがグレイスフィールに誓って守ると約束をすると、捕らえた者達から村を襲撃した理由を聞く事になりました。

捕らえた者達は、この村に馴染みも居る隣村の人たちだというのです。

 

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第17章 葬送

デーモンに占拠された村を奪還すべく、隣村に向ったウィルとメネル。

村の様子を覗うと、村外れの神殿で何かの儀式を行っている様です。

メネルの偵察によって、デーモンたちの構成が明らかになったところで、ウィルは殲滅にかかります。

 

対象を先に捕捉し奇襲を掛け、相手が強い攻撃に転じる前に倒し、そこにいたデーモンを全て討伐するのでした。

残っているデーモンを探すとともに村をひと廻りしていたとき、デーモンに襲われ、魂が無念に囚われた人がアンデッドとなって残っているのでした。

ウィルはその残された人たちを輪廻へと還して廻り、メネルと二人で、村の人達をあらかた弔ったあと、メネルが世話になったというマープルの家に向うのでした。

メネルの掛け声とともに死んだはずのマープルが現れます。

この世に未練があるからこそ現れたのですが、その未練とは・・。

 

第18章 懺悔

デーモンの討伐を終えたことで村に戻ってきた人たちは、厳しいながらも前向きにこの村で生きていく覚悟をしたようです。

少しばかり残しておいた食材で、村を取り戻してくれたお礼に、ウィルとメネルをねぎらってくれると、ウィルは森の中にメネルを探しに行くのでした。

 

マープルを亡くし悲しんでいるであろうメネルに、どう接したらいいのか悩むウィル。

とりあえずとマープルとの出会いを聞くのでした。

メネルもまた、辛い過去を持ち、ようやく平穏な時を得た矢先にデーモンによって突如として失ってしまった今。

 

ウィルはメネルに掛ける言葉が出ないでいましたが、メネルは自ら沈んだ気を持ち上げ、マープルの言葉通りに前向きに生きていくことを誓うのでした。

自分は沈んだ気持ちから一人では立ち上がることすら出来なかったウィルは、素直にメネルを尊敬するのでした。

 

第19章 新たな道連れ

白帆の都(ホワイトセールズ)を目指して森の中を進むウィルとメネル。

遡ること数日前、村の家畜が獣に襲われ、道具の替えもなくなり、買い出しに行くことになりました。

 

ウィルはその時はじめて今の時代の状況を知ることになります。

かつてのデーモンの大氾濫の後、世界は崩壊し、サウスマーク大陸はデーモンたちに占領されてしまったそうです。

人類は北の草原の大陸(グラスランド)に撤退。

サウスマークは放置されましたが、グラスランドの南西部をフォータイル王国が統一し、ここ数十年はサウスマーク大陸奪還を掲げているということらしいのです。

ホワイトセールズは北から入植してくる者達の中心の港街だといいます。

 

また、ウィルの信仰している灯火の神グレイスフィールは、かつてサウスマーク大陸を拠点としていたようです。

しかし、デーモンによって拠点が無くなり今はかなり下火となってるとかで、信仰を広めることに気が重くなるウィルでした。

 

道中、森の中で助けを呼ぶ声が聞こえ、その場に向かうと巨人猿(ジャイアント・エイプ)に追いかけられている人が・・。

 

第20章 白帆の都

ホワイトセールズはウィルにとって衝撃的な街でした。

この世界に転生してから初めて文明というものに触れることが出来たようです。

ファッション、公衆浴場、美味しい食事と、改めて文明の素晴らしさに感激したウィル。

 

食事の後、皆と別れ神官となったウィルは神殿へと挨拶に行きます。

生憎と高位の神官が出払っていて、祭神看破の祈りという儀式で、神官と名乗る者が、本当に神様の加護を受けているのか、見極められる者が居ません。

 

どうしたものかと思っていた時、神殿長と呼ばれる明らかに横柄な人と出会し、ウィルに2,3質問をしただけで、その場は過ぎます。

神殿長にはウィルがグレイスフィールの加護を受けているのが分かったようで、祭神看破の祈りの必要もなく、神殿の案内を受けた後に客間まで用意されます。

神殿の客間でメネル達とくつろぎ、この後に何処に行こうかという時、窓の外を黒い影が通り過ぎたかと思うと同時に大きな破壊音と衝撃が伝わってくるのでした。

 

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最果てのパラディン 4巻の感想

ウィルは育った神殿を出て、最初に出会った生きた人が村を襲撃するという事態になった時、今までとは違い人々の生活の中でどう対処していいのか悩んだようです。

ただ、通り過ぎて行けばいいのかもしれない・・。

しかし、ブラッドやマリーに教えてもらった「損を恐れず人を愛して善い事を」「結果を信じて前へ足を止めるな」という言葉を胸に、殺されて吊るされてしまうであろう人々を救うことを決断します。

 

結果、メネルがウィルを信頼し、一緒に行動することになりました。

吊るされてしまうのを見過ごすことなく、また、ウィルがメネルの中に見た信頼におけるものを信じた結果なのでしょう。

 

また、デーモンたちの大氾濫、ハイキング封印のあとの200年後の世界状態を知る事となり、育ってきたサウスマーク大陸に人が戻って来れなかった理由も判明しました。

人類が北に逃げ延び、分断された世界で魔獣や獣が多く生息するビーストウッズを境に、サウスマーク大陸まではまだ到来出来ていない様です。

 

情報や資材を求め白帆の都へ向かったウィルとメネル。

途中、巨大な猿に襲われていたビィとトニオを助け、パーティーを組んで旅路を進み、到着した都は活気のある大きな都市でした。

到着早々、都を襲うワイバーンと戦います。果たして、無事討伐は出来たのでしょうか。

次巻へのお楽しみです・・。

 

 

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