アンデッドアンラック 8巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
ずっと探していたシェンの仇のファンが若返って現れた。
今までファンを倒す為だけに強くなろうとしてきたシェン。
しかし、それでもファンには届かなかったのでした…。
アンデッドアンラック 8巻 には第62話から第70話までが収録されています。
アンデッドアンラック 8巻のネタバレ、あらすじ
第62話 不死と不真実
二人でファンを倒そうと言うアンディに対し、兄弟子と妹の仇を優先するシェン。
シェンは不真実でアンディ達の動きを止めますが、一瞬の隙をついてムイと風子がシェンを抑えアンディがシェンに、頭を冷やせと殴りました。
今一番やらなければいけないことは、ムイを守ることだろ。
二人なら何だって守れると言われたシェンは、ようやく落ち着きを取り戻しました。
連携した攻撃はファンに届きますが、ファンはムイと風子に目掛けて攻撃を仕掛けるのでした。
第63話 私の大好きな
ムイと風子を守るためにファンの攻撃の盾となったシェンとアンディの腹を、ファンの放った随心鉄桿が貫いてしまいました。
不死のアンディはともかく、瀕死のシェンは気を失うと妹のメイが現れました。
アンディはメイを殺してしまったのは自分のせいだと謝ります。
しかしメイは、お兄ちゃんにワザを教えてもらい嬉しかった。これでお兄ちゃんは私の為に生きないで済むと思った。と言いました。
オレもすぐにそっちに行くよ。というシェンに、まだダメだよ。というメイ。
まだ手はあるから諦めてはダメ。頑張って、大好きなお兄ちゃん。と言われたところで意識を取り戻しました。
第64話 今の僕が
意識を取り戻したシェンはムイに向かって言いました。
僕を殺してくれるかい。
シェンはファンが持つ数珠型の古代遺物を使ってメイのキョンシーになることを考えたようです。
しかし、使役されたキョンシーは自我を失いシェンがシェンでなくなってしまうと。ムイは反対します。
それよりも治療をしようとムイは言いも、手遅れだとシェンは返します。
何故自分など守ったのかと言うムイ。
シェンは不真実の発動条件はその人を好きになる事だと、初めて好きになったムイをもう少しだけ守らせて欲しいと言いました。
第65話 感謝します
今の僕が今までで一番強い。キョンシーとなったシェンが言いました。
ムイはキョンシーとなったことで何処かおかしなところや記憶がなくなったのではないかと心配し、自分と初めて会った日を聞きます。
シェンはハッキリ覚えている。と答え、改めてファンを倒そうと向き合います。
ファンは不真実の対策として自分の周りに煙幕を張ろうとしますが、ムイが芭蕉扇で吹き飛ばしました。
シェンが不真実を掛けファンの動きを止めるはずでしたが、アンディとシェンの動きが止まります。
シェンは一度死んだので不真実はムイへ移った様でした。
第66話 それが真実
不真実がムイへと移ったことが分かったところで、ファンを倒せる確証を得たかのように、シェンとムイ、アンディと風子はファンと対峙します。
そして、ムイの不真実でファンの動きを止め、シェンの捌廻山靠がファンにヒットし、アンディの不運弾がファンを打ちのめしました。
あんたは強い。ただそれだけだ。
シェンと向き合ったファンは、無意識のうちにシェンに恐れをいだき下がろうとしていることを、ムイの不真実によって自覚するのでした。
ファンを倒したシェン。
しかし、サマーはフェーズ2へと移行してしまうのでした。
第67話 花火
サマーを倒す為には腹にあるコアを全て同時に破壊しなければならない。
黙示録は今までのループで一度も倒したことがないと、アンディたちをからかいます。
しかし、本の中でやり直しをして強くなったアンディは楽勝とばかりに皆に指示をしていきます。
シェンとムイが如意棒でサマーを真っ直ぐ貫くと、今度は渦を巻くように曲げました。
それをトップの背中からチカラが固定し、アンディと風子が腹をのコアに不運を付与した血を付けます。
ラストはタチアナが不可触で全てのコアを同時に破壊します。
アンディたちは見事にやってのけたのでした。
第68話 行ってくる
サマーを倒すというクエストは達成されましたが、サマーを失った地球の気候は一気に狂い始めました。
サマーが居なくなったことでウインターが勢いを増し、寒冷化が進んでいきます。
今すぐウインターを倒さなければ、地球は凍り付いてしまうのでした。
ウインターはビリーが監視していてクエストのクリアタイミングを握ろうとしていると言いました。
ビリーと交渉しようにも、黙示録だけでなく風子も狙われているとして全面対決を、とジェイスが言います。
一方、アンダーのテラーは、今の状態を考えてやめておけ。と言い、切断されたジェイスの腕と剣をアンディたちに見せるのでした。
第69話 確かめるんだ
自分と引き換えにウインターを倒して欲しいと、アンダーへ行くことを決めた風子。
信じているから行かせたとアンディは言い、ウインターさえ倒してくれたらそれでいい。もちろん風子を取り戻す。と皆に言いました。
アンダーに行った風子にビリーは、ユニオンが不死との連携による莫大な戦力を失うということの重大さが分かっているのか?と言いました。
風子は二つ返事ではい。と答え、ありがとうございましたとウインターを倒したことの礼を言います。
アンダーの隊員たちが揃っているユニオンから奪った円卓へと案内されると、ラトラやバニーと知っているメンバー以外にも数人の隊員たちが居ました。
風子に挨拶がてら借りを返すと以前に戦ったガトリング男が風子を目掛けて撃ってくるのでした。
第70話 春
風子からの連絡を待つアンディ。
ニコに通信はないかと聞きますが、今のところ反応はないし、テラーが電波妨害をしているかもしれないと答えます。
最後のUMA 討伐に出てこないですかね。とチカラが言うも、風子は人質なんだから。とトップが返します。
それでも誰かは出て来るから、それを捕まえ人質にしようと意気込みます。
アンダーではスプリングの様子を窺い、呑んだくれていると分かると、隙を見せてくれるのは好都合だと核を撃ちます。
核弾頭が見えてきたスプリングは古代遺物のサイコロを振り、サイコロ勝負に勝つた。と核弾頭を奪って無力化してしまうのでした。
アンデッドアンラック 8巻の感想
サマーがフェーズ2へと移行してしまう前に討伐しなければ…。
そう思ってアンダーと戦いを始めるシェンとアンディでしたが、敵はシェンの師匠で妹の仇であるファンでした。
ムイを人質に取られ頭に血の上ったシェンは一人で仇を取ろうとするも、アンディの言葉によって我に返ります。
目の前にずっと探していて、その為に生きてきたともいえる相手が目の前に現れ、しかも大事な人を人質に取られたら、誰でもそうなると思います。
その時のアンディの今、一番守らなければならないのは誰だ。との言葉は、過去に捕らわれるのではなく、今を見なさい。と言った様で、とても素晴らしいと思いました。
そのアンディの言葉と、瀕死の時に出てきた妹の言葉で、シェンは死んでもムイを守ることを選びます。
ファンを倒し、サマーも討伐したユニオンでしたが、ウインターはアンダーが捕獲し、ユニオンからクエストのクリア条件を奪おうとしていました。
人類絶滅を防ぐために、風子は自分からアンダーへ行くことを決めます。
アンディは風子を信じて送り出しましたが、風子を取り返すまで気が抜けない様で、風子から連絡が来るのを寝る事もしないで待ち続けています。
風子から必ず連絡が来ることを信じている証拠なのでしょう。
そして、スプリング討伐のクエストも迫ってきました。
果たして、風子を取り戻せるのか…。
次巻でのお楽しみです。
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