異種族レビュアーズ 1巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
人間、エルフ、ドワーフ、ハーフフット、獣人、有翼人、妖精、人魚、魔族、妖怪、悪魔、天使、あらゆる異種族が混在した世界。
しかし、それら多種多様の種族はこれといって覇権を争うわけでもなく、ごく身近にいる種族として当たり前に各々を受け入れ、これといった諍いも無く共存共栄する、わりと平和な世界でした。
そんな世界において、当然に風俗のお店は存在し、そして未知なる種族の女の子とムフフな一時を夢見る冒険者達がいました。
多種族の世界に生まれ、異種族の女の子とたくさん楽しいことがしたいと、沸き起つ心を燃やし、熱き性への探究心を抱く、エロき冒険者達の物語。
今日も彼等の偉業がレビュアーとして張り出されていきます！
異種族レビュアーズ 1巻には１話から11話＋おまけが収録されています。
異種族レビュアーズ 1巻のネタバレ、あらすじ
第１話
サキュバス街巡りを趣味にしている冒険者・スタンクは、お気に入りのエルフのサキュバス嬢としっぽりと楽しみ、ご満悦でした。
エルフ娘は最高だと言うも、同じ冒険者仲間のエロエルフのゼルに、500歳だぞとドン引きされてしまう始末。
そんなゼルのお気に入りの人間のサキュ嬢のミツエさんも50歳と相当なお歳。
人間の感覚はおかしいと、いやいやエルフが感覚はおかしいと、そして始まるサキュ嬢レビュアー。
500歳のエルフ娘か、50歳の人間かと、獣人とハーフリングを巻き込んだレビュアーの結果はどうなるのでしょうか？
第２話
冒険者達の貴重な情報源となる掲示板。
それは冒険者達が命懸けで得た希少な情報を垣間見る事の出来る場所です。
有益な記事は各街や店に張り出されていき、転載された記事の収益を得る事が出来る、冒険者達の貴重な収入源でもありました。
そんな掲示板は、最近、スタンクとゼルのサキュ嬢レビュアーが人気を博し、臨時収入を得ていた彼ら。
今日も元気にレビュアーを書く為に、サキュバス店へと勤しみます。
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第３話
一か月前の事。スタンクとゼルは一人の少年を助けます。
しかし助けたのは、天界の使者である天使だったのです。
少年の名前はクリムと言い、天使の輪が欠けてしまい、本来の力が使えず、また天界に戻れませんでした。
せめて治るまでの間、傍においてほしいと頼んできます。
そんな彼にスタンクはある条件を突き付けます。
それは天使の輪が治ったら、天界まで案内して欲しいとの事。
天界にも風俗のお店があるのかと、興味を抱くスタンクとゼル。
いいお店があれば、魔界でも天界でも行くと、冒険心に溢れる二人でしたが、この二人に頼んで大丈夫かと、クリムは一抹の不安を覚えてしまいます。
第４話
さて今日はどこへと行こうかと、サキュバス店に悩むスタンク。
そんな中で酒場ですっかりと出来上がっているフェアリー娘達を見て、今日はフェアリーのサキュ嬢のお店へと向かおうとするも、なにやらとやさぐれたフェアリーが出迎えてきます。
そして入店するなりにズボンを脱げと言ってくるフェアリーに、スタンク達は動揺を隠せませんでした。
第５話
魔王デスアビスが世界征服を宣言し、魔道の発展が遅れている事を問題視し、軽視されがちな魔道技術の向上を訴え、清き一票をと、選挙活動に勤しんでいました。
季節は選挙の時期を迎え、スタンクとゼルはどの党に票を入れるのかと世間話。
世間の味方であるオーク党は放っておいても票が入るので、性欲社会重視なサキュバス党に入れようかと考えていた二人。
そんな中、魔王デスアビスを見て、悪魔ッ娘のサキュ嬢のお店に行こうとか考えるスタンクに、突如として話しかけてくる一人の悪魔の男。
悪魔のイメージ改善の為に、レビュアーを依頼してくる悪魔。
はたして、悪魔の狙いとは？
第６話
性転換のサキュバス店へと来店し、スタンクとゼルは女性に転換していました。
互いのあり得ない姿に笑い転げていた二人に。
一緒に来てしまったクリムは、とんでもない所に来てしまったと、動揺を隠せません。
そんな中で、アソコを見せあうスタンクとゼルにカンチャル。
三人の悪ふざけに巻き込まれ、怒ったクリムは、そのまま店を出ようとしますが、それは駄目だと店員に止められてしまいます。
女体化のままの外出は禁止と、事が終わるまで出られないお店と、はたして無事に出られるのでしょうか？
第７話
女体化し、女の子同士の百合展開を楽しめるサキュ嬢を選ぶスタンク達。
クリムがおもむろに見たカタログに、屈強な男性の姿があり、このお店ではインキュバスボーイも呼べると知ります。
女体化して男性とムフフな事が出来ると、興味ありげなクリム。
スタンク達はクリムの性癖の新たなる一面を垣間見てしまいます。
第８話
今日は酒場のおかみさんに頼まれて、火山地帯へと火の魔石を購入しに訪れていたスタンク達。
仕事をあっさりと終え、せっかくだからとサラマンダー娘のサキュバス店へと入る三人。
どんなお店かとおもいきや、炎を纏うサラマンダー娘の裸体で焼き肉を焼いて食べるといった女体盛りならず、女体焼きを楽しめるお店と、汗だくになってサラマンダー娘の身体で焼き肉を楽しむスタンクとゼル。
熱さに負けずエロく焼き肉を楽しむ二人に、クリムは呆れていました。
第９話
スタンクとゼル。獣人のブルーズ。
強敵を前に敗北を喫した三人に、必死に呼びかけるクリムの声。
ただ虚しく響きこだまする声は裏路地に響くだけでした。
そんな事の始まりは6時間前。
非情に安いサキュバス店を見つけ来店してみれば、そこは低級風俗のお店。
一度入れば吸い尽くされるまで貪り取られてしまうと、並の性欲の持ち主では危ういお店だったのです。
しかし目の前にあるサキュバス店に背を向ける事は出来ないと、果敢に挑む三人。
無謀な挑戦に挑む三人に、クリムは止める事は出来ませんでした。
第１０話
フードを被った怪しい人物に、単眼娘のレビューを書いてくださいと依頼され、単眼娘のサキュバス店へと赴きます。
途中でミノタウロス娘のサキュバス店に気が引かれそうになるも、今回は依頼料を貰っているので、寄り道は無しと単眼娘のお店へと入店します。
大きな娘から小さな娘までと、よりどりみどりなお店と、カンチャルは一番大きな娘を指名しますが、出てきた単眼娘は、大きな眼をしたサキュ嬢でした。
ここはそう言うお店だと、単眼娘の独特の魅力を知るスタンク達。
無事にレビュアーをまとめる事が出来るのでしょうか？
第１１話
闇属性のお客さんが来店し、給仕をしていたクリムは、そんな暗黒の瘴気が立ち込めていた中ですっかりと衰弱してしまいます。
天使ゆえに闇属性に弱いと、そんな彼を元気づける為に、光を浴びに行こうと誘うゼル。
そして訪れたのは、光の精霊と言われる種族・ウィルオーウィスプのサキュ嬢が経営するサキュバス店でした。
ランランと輝くウィルオーウィスプのサキュ嬢とのムフフなこと。
それはあまりにも開放的なお店だったのです。
おまけ
サキュバス店へと赴いたスタンク達。
それぞれにエピソードがありました。
フェアリー店ではモノのサイズでお相手する嬢が決まっており、スタンクの相手は、ずんぐりむっくりなフェアリーだった事。
ムフフなことが出来るならと、女性の男性化もあるのかと、おもむろに訊ねるクリム。
男性になった女性が、男性のインキュバスを呼ぶのかと青ざめるスタンク達。
その他にもサラマンダー娘とムフフをしたクリムが焼肉臭くなっていたりと、低級淫魔のお店では、ピンチなスタンク達を救ったのは、リベンジに来た大量のオーク達。
知られざるエピソードか語られます。
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異種族レビュアーズ 1巻のまとめ
『異種族レビュアーズ』は、発想の天才と名高い原作者天原先生が物語を担当。
作画はmasha先生が描き、天原先生の世界観をより広げ、コミカライズ。
個性的な異種族のひしめき合う世界観を凝縮した読み応えのある、ムフフなギャグファンタジーとなっています。
そんな内容とはいえ、お色気ギャグ要素を盛り込んだ内容で演出され、過激な性描写などは無く、そうした漫画が苦手な人でも気軽に読める作品でもあります。
今までにありそうでなかった、かつてドラクエで悶々としたパフパフのお店を、主人公が堂々と通い、その体験を余す事なくにレビュアーすると言った、ファンタジー世界の風俗店をテーマにした、その独特な内容。
実に清々しいまでのエロ心を突き通した演出で描かれています。
またＲＰＧをプレイしたならば出くわした、妖艶な衣装に身を包んだ異種族の女の子とのあれやこれやの悶々とした気持ちを突き通すように、挑戦していく主人公達。
そんなまっすぐなまでの臆さない純真さと、隠そうとしない高潔さなど、突き通したエロスをギャグにした物語は、実に読み応えのある内容です。
世界観も天原先生の持つ感性がそのままに生かされ、種族の設定や世界観なども面白みのある深みのある要素としても楽しめます。
スタンクに、ゼルに、純真な天使だった筈が、快楽に勝てなかったクリムの三人。
異種族の女の子達との出逢いを求めていく珍道中が、どんな物語を紡いでいくのか、そしてそんな彼女たちとの一時が、どんな感想だったのかと、気軽に楽しめるエロなギャグ漫画です。
異種族レビュアーズ 1巻は無料試し読みすることができます。
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