アンデッドアンラック 12巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
クエストを達成したにも拘わらず、最期のクエストであるラグナロクを待つことになってしまったユニオン。
風子は魂となり、UMAゴーストに連れ去られてしまい、行方は分かりません。
刻一刻と迫るラグナロク。
地球環境は日々変動していくのでした…。
アンデッドアンラック 12巻 には第98話から第106話までが収録されています。
アンデッドアンラック 12巻のネタバレ、あらすじ
第98話 リスタート
死に顔が笑っていて首に傷のある死体が出ている似たような事件を探すアンディ。
ニコにバイクを地上へと出すように頼みます。
アンディは不滅とどうやって戦えば風子を取り戻す事が出来るのかを考えながら地上へと向う途中、シェンが風子を助けられなかった事を謝ります。
しかし、シェンが居なかったら自分も風子もここには居られなかった、借りは返すとアンディは返事をします。
タチアナ、トップ、チカラ、一心に、手伝える事があれば。と言われますが、チカラと一心に地球が無くなる前に早く告れと言いました。
地上へと出たアンディは皆に別れを告げます。
しかし、ジュイスは2席空けて待つから最期までには戻って来い。と送り出すのでした。
第99話 助けて神様
ビリーがユニオンへ円卓返還の条件で貰ったスプリング討伐の報酬の一つ、以前のループで神の攻撃を防いだという盾を探し当てます。
アンダーのメンバーはそれぞれの道へと別れた様子。
ユニオンは少しでもラグナロクを遅く出来る可能性のあるUMAを探し集めていました。
アンディと風子は未だ連絡が無く、ジェイスは気掛かりなようです。
その頃アンディは、笑った死体を手掛かりに辿り着いた街で一人の子供を助けていたのでした。
第100話 ハードモード
笑う死体の情報を追って移動するアンディは、とある街で子供と出会います。
子供はアンディに外の世界は、ここと同じなのかと聞きました。
この街では、急に空から何かが落ちてきたり、急に身体が重くなったりと、アンディが見てきた街とは明らかに違っていました。
子供は言います。お城から招待状が届き、お城へ行った人達はみんなモンスターになってしまったのだと。
アンディは、ここが笑う死体の発生源だと確信しました。
アンディは子供に聞きます。地球が終わる事に抗い道案内に付き合うなら守ってやると。
子供は抗うと決めるのてした。
第101話 Regulation
城に辿り着くにはUMAだらけの森を進まなければならないアンディ。
彼は向かってくるUMAを次々と倒していきます。
UMAとは神が地球へと施した理なので、倒したUMAの理が次々と消えていきます。
どうせ壊れる世界の理なんか守ってどうなる。とアンディ。
するとUMA3体に攻撃をされますが、皮、肉、骨、血と別れて戦い、倒してしまいました。
アンディがUMA を倒す度に世界では理が消えていくので、ジェイスもアンディが暴れてていることに気付きました。
と、その時、ルナの方からジェイスに接触し、アンディの行いによって調整が入ると告げるのでした。
第102話 調整者
神はクエストや報酬に足掻き苦しむ姿が見たいのに、アンディがバランスを崩したので調整を課すと言いました。
すると妙な格好のUMAが現れます。
そのUMAは他のUMAを何体も取り込んでいきます。
そしてアンディに向かい、神の勅命を授かっている。と言います。
アンディが答えます。どんなお使いだ。
するとそのUMAは封印すると言いアンディに攻撃を加え、心臓を取り出し封印しようとします。
しかし、UMAの核とは違い、そのようなことでは封印出来ないと分かると、次は全てを包んで封じる。
そのために神は自分を選んだのだ、とアンディに向かって言いました。
第103話 否定者対調整者
シールと名乗ったUMAはアンディを封印すると言います。
それなら自分に有効だが、破れない理はない。と言って手足を切り離し、四方から攻撃を仕掛けました。
シールは本体がガラ空きだと言いながら包みましたが、アンディは他の部分から再生し、それが本体だと思ったのなら、お前も他のUMAと同じで理に縛られているなと言いました。
アンディはいろいろな攻撃をシールに仕掛けますが、全て弾かれてしまいます。
シールはアンディに、他のUMAと変わらないと言われたことを気にしている様で、アンディを破裂させながら、先程の言葉を取り消せと言うのでした。
第104話 お前の能力は
シールはアンディを痛ぶり弄んでいます。
成すすべがないように思われた時、何故かシールがクシャミをしました。
それを見たアンディは自らシールに封印されるのでした。
シールの中でルーシーが呼ぶ声で気が付いたアンディでしたが、身動き出来ない状態になっていました。
アンディはルーシーにお前も否定者であり、能力は不健康だと告げました。
能力が不健康だと知り落胆するルーシーでしたが、アンディは手も足も出なかったシールにクシャミをさせることが出来たのは凄いことだと褒めるのでした。
ルーシーにやり方を聞いたアンディは反撃のチャンスを掴むのでした。
第105話 ヨーソロー
アンディが取り込まれた後に不滅のルインと合流したシール。
ルインは、シールがアンディを取り込んだ事で勝った気でいるのなら、ナメない方がいいと忠告します。
しかし、シールはUMAであるルインを蔑(さげす)むように喋り出しますが、いいようにルインのペースにはめられていました。
シールの中で、アンディはルーシーに幽体離脱のやり方を聞きますが、空想とゴーストのUMAの出現から可能になった事が分かります。
成りたかった事の殆どを叶えてしまったアンディにとっては、唯一のことだった幽体離脱が叶うのでした。
第106話 人の理はいつだって
幽体となってシールの外に出て来たアンディとルーシー。
アンディはルインを見つけると攻撃をしますが、幽体では干渉出来ないようです。
しかし、幽体のアンディを押さえ付けたシール。
自分の封印は完璧なのだから幽体を感知出来ない訳がないと言います。
押さえ付けられながらルインに風子の居場所を聞くと、友達に会いに行ったのだと言います。
ルーシーが母親を見つけ、ルインに助けを願いますが、全てを否定します。
そして、ルーシーの母親に手を掛けようとしたその時、ルインの腕が切断されるのでした。
アンデッドアンラック 12巻の感想
UMAスプリングを討伐したことで、地球の理である、春、夏、冬が無くなりバランスを崩したので、UMA討伐失敗のペナルティであった地球の公転が始まったのでした。
地球は太陽に衝突するコースに乗ってしまい、地球環境は変動していきます。
そもそも、神が出す課題であるUMAの討伐に成功すると報酬として古代遺物やUMAの出現があります。
一方、失敗するとペナルティとして何かしらのUMAが出現したりします。
そして、ペナルティが101回目となるとラグナロクが発動します。
課題をクリアしても、失敗を重ねれば遅かれ早かれ地球最後の日が訪れるということなのですね。
よって、ジェイスは最後のラグナロクを突破して神の思惑を打破し、しかも神殺しをするためにユニオンメンバーを集めて来たわけで、その切り札が風子ということです。
ですから、何が何でも風子の復活を優先しなければいけない訳です。
アンディが風子を取り戻すためにユニオンを出た時も、必ず戻って来い。とジェイスに言われています。
元よりそのつもりであり、一人で出て行ったのは不滅が出てきたために、子供たちを危険な目に会わせたくないためです。
これ以上メンバーを失ってはラグナロクで戦えないと思ってのことではないでしょうか。
風子を助けるためなら何でもするつもりで、UMAを次々と倒していたアンディに対し、神はルインとはまた別の個体を差し向けました。
向こうもこっちも必死みたいな感じですね。
さて、シールの外に出られたアンディでしたが、またしても身動きとれず見ているだけの状態で、ルーシーの前に現れた助っ人は、いったい誰でしょうか。
次巻でのお楽しみです。
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