メイドインアビス 11巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
母の解放と同時に母の、そして村人たちの愛を知ったファプタ。
母、そしてヴエコ、また村人たちの本当の意味での望みである「その先へ」を自ら体験するために、冒険へと旅立とうとするのでした。
メイドインアビス 11巻 にはハローアビス第61話から第63話まで、ハワユ―ドコカ第04話が収録されています。
メイドインアビス 11巻のネタバレ、あらすじ
ハローアビス 61 どこにでも行ける
成れ果て村が解放され、更に先へと目指すリコたち。
奈落の底にかなり近付いてきているようです。
地上には六層の情報が無いので全てが未知との遭遇となりますが、地図に適当な名称を付けるリコ。
そんな名前を付けると、この先に同じ様な場所があった時に困らないか?というレグ。
3人は冒険をとても楽しそうに進めていきます。
成れ果ての姫はどうしているのだろうかと気にする3人ですが、しっかりと付いて来ている事に気付きます。
一緒にご飯を食べよう、と誘うと彼女は直ぐに合流するのでした。
幸いにもリコの手元には成れ果て村の住人がくれたライザの手記があります。
食べると美味しいらしい原生生物をレグとファプタで狩る事にしました。
狩りは成功しましたが、とても巨大な原生生物に横取りされて、残ったのは腕一本だけ。
それでも四人が食事をして残りを保存食にするには十分な量です。
ファプタはリコが作った料理を初めて食べました。
あの時、ガブールンがリコに手を掛ける自分を身を挺して止めた理由が、いろいろな初めてを知る為なのだと分かり、ガブールンに感謝するのでした。
ハローアビス 62 歌の場所
リコの夢の中。
レグがファプタを冒険に誘った事に対してリコの心配をするプルシュカ。
リコは、そんなことは頭になくレグが誘わなければ自分が声を掛けていたと言います。
呆れると同時に前向なリコに感心をするプルシュカ。
ファプタは信じられないことの積み重ねで出来ているから、もっと知りたいんだとも言います。
それと、ワズキャンはどうにも理解できないと意気投合したところで夢から覚めました。
レグが大穴の上から大量に降ってきた葬還符の事を思い出して、今になって気になって仕方なくリコを起こした様です。
そんなに大量に降ってきていたのなら、リコやナナチは気付かなかったのは何故なのか・・。
レグは一瞬だったからだと言います。
例え、物凄く大量の葬還符が一瞬にして降ってきていたとしても、地上と深く潜ったアビスの中では時間差があります。
もしかすると底の方では数日だとしても、地上では数ヶ月経っているかもしれないからだとナナチが説明しました。
ただ、あまりにも大量だったので地上では何かが起きているのかもしれない。と心配するレグ。
しかし、リコはそれでもやることは変わらない。
戻れない地上を心配しても仕方がないし、こんなことでは終われないから底を目指そう。と意気込むのでした。
ハワユ―ドコカ 04 クラヴァリ
滑落亭という酒場は、探窟家達の情報交換の場として利用する目的で作られたとのこと。
しかし、情報交換というよりは探窟家たちは冒険のロマンを食しに来ているようです。
クラヴァリという探窟家が何杯も同じ丼ものを頼んで食べているのを、クラヴァリを先輩と呼ぶテパステという娘が冷やかしています。
米は食い納めになるだろう。そう言いながら食べているようです。
店に居る者や店にやってきた者を伺って様子を見ているようです。
話しの内容からするとアビスに見つかった、とても貴重な遺物について近々大きな探窟が行われるらしく、その前に穴に潜るつもりの様です。
ちょうど店に居たハボルグはクラヴァリに挨拶のタイミングを失います。
立ち聞き状態で聞いたのは、今度の大掛かりな探窟の隊長が自分であることを褒めるような話と、何処かで聞いたことのある巫女とネストという言葉でした。
席に戻ったハボルグはジルオにそのことを聞くと、おとぎ話しか知らないと返ってきました。
ハボルグはその答えに何かが気になった様で、ジルオにおとぎ話の内容を聞き直します。
ハローアビス 63 呪詛船団(プロローグ含む)
ナナチは探窟家の亡骸から拝借したジェントルノックをレグの腕に付けて試していた時、地面に妙な力場を見付けます。
何かの罠だと気付き、自分たち以外の誰かが居るかもしれないと警戒します。
レグが罠を調べてみようと言った時、ナナチは罠を調べることでこれから出会う者の情報が得られる。と頼みました。
あまり大きな特徴は無いと思っていた時、罠から煙の様なものが吹き出しました。
その臭いは亥屁臭といって探窟家が使う追跡用のマーカーのようです。
力場が分かる原生生物は掛からないであろう仕組みの罠から、人間用だろうと思っていた時に、辺りを警戒していたファプタが慌てて戻ってきました。
もの凄い勢いでこちらに向かってくるものがいる・・。
こんな所で罠を仕掛けるくらいだから白笛だろうと思ったリコは、逃げるでも隠れるでもなく堂々として迎えようと言いました。
現れたそれはリコのプルシュカを見て、巫女の一味だ。と訳の分からないことを殺気を放ちながら叫びます。
今にも襲って来そうな勢いのそれを、肩に乗ったもう一人が制して罠に掛かって大丈夫だったか?と声を掛けて来ました。
それでも勢いの収まらない方が、お前たちは何者だと聞いてきます。
自分は殲滅卿の娘で奈落の底を目指している。とリコが答えると、ライザの娘は死産だ。と叫ぶのでした。
メイドインアビス 11巻の感想
成れ果て村である母(イルミューイ)の解放を成し遂げたファプタは、リコたちと一緒に冒険に出ることに。
力場(アビスの呪い)を見る事が出来るナナチに、力場など関係なく動きまわれるレグとファプタを加えたリコ隊は最強なのではないかと思います。
そんな4人は、まだ六層と呼ばれるところで探窟をしています。
六層は地上に戻る事の出来ない(六層の呪いは人間性の喪失でしたっけ)ところになるので、地上には六層の情報は非常に少ないです。
電報船という気球のようなもので物を飛ばしてみるしかない様で、無事に人が潜って地上に帰れる層に届けば情報が伝わるという方法しかない様です。
1巻で出ていましたが、六層以下のところから地上に情報が伝われば噂ではなく事実となり、遺物録や見取り図などに記される様です。
その情報のないところで見つけた景色などに適当に名前を付けているリコです。
後で電報船でも飛ばしてそれが地上に届いたとしたら、適当でもリコがつけた名前が見取り図に載るのでしょうか。
六層ではクラヴァリの亡骸から使用できる探窟道具を拝借しています。
ハボルグが言っている様にクラヴァリがとても名のある探窟家であるらしいのですが、リコは知らなかった様ですね。
ただ、六層に降りてきていた事だけで言えば、本当に優秀な探窟家であることは間違いないでしょう。
さて、新たな探窟隊と出会ったリコたちですが、果たしてこの先はどうする?なるのでしょうか。
次巻でのお楽しみです。
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