転生令嬢は冒険者を志す 3巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
ヒロインのマリベルとの邂逅により、あわやルーと別れそうになってしまったセレフィオーネ。
彼女が前世の記憶を持つ存在と知り、どんな事があろうとも彼女を守ろうと誓うルー。
そしてマリベルもまた、同じ転生者の可能性があると見抜き、今後の事を考え、さらに強くなろうと決意するセレフィオーネは、騎士学校でさらなる努力を決意します。
多くの存在に守られ、この世界で生きていく事を誓うセレフィオーネは、運命に負けないと誓います。
転生令嬢は冒険者を志す 3巻には第15話から第20話と番外編が収録されています。
転生令嬢は冒険者を志す 3巻のネタバレ、あらすじ
第15話
ルーがセレの父親・アイザックに伝えた重大な秘密・・。
どんな事があっても娘を守り、もしマリベルの術中にハマってしまえば、自分を殺して欲しいと、彼は覚悟を見せます。
ルーも、そんなアイザックの覚悟を知り、マリベルに対する警戒心を強めていきます。
そんな父とルーの愛に支えられながら、ギルドの依頼を無事に熟せたことを報告に行くセレ。
大蛇のお詫びの品である蛇の抜け殻を猟師に賠償金替わりに提出し、ヒエールの実を提出し、ギルドから高い評価を受けたセレでしたが、ギルド長に呼ばれてしまいます。
呼ばれた原因は、マリベルの事と、セレの御婆様であるエルザも同席しています。
彼女はどうマリベルの事を伝えるのでしょうか?
第16話
事の事情を上手く伝え、御婆様がマリベルの魅了にほだされておらず、安心していたセレ。
今後のマリベルの対策を考えていた彼女は、マリベルが前世持ちである事を見抜いていました。
自分の事を主人公と言い、聖獣の事も知っていた彼女。
自分と同じ「野ばらのキミに永遠の愛を」のライトノベルを読んでいた筈と推測します。
ルーは、その作品を予言書と言い、セレの家族関係の事も書かれていたかと訊ねます。
エルザの事など、悪役令嬢の背景の深くは全くに書かれておらず、セレがただ、悪役として周りから嫌われ、絶望へと追い込まれてしまう記述しかありませんでした。
それから推測すれば、マリベルの術に魅了されてしまうのは、メインの登場人物だけと、全ての人間がマリベルの味方になる可能性があるワケではないと推測します。
現にセレの御婆様であるエルザは、マリベルに対して好意を持たず、軽蔑してもいたのです。
何か流れを変えれるチャンスがあるのかもしれないと、セレは作品の内容を想い出す事にします・・。
第17話
模擬訓練の対戦相手であるアルマの兄が、マリベルと深い関りを持つ事となるセシルと、出会いたくない人物と出会ってしまったセレ。
彼は自分に対して暴力を振るい、人殺しと罵った記憶を想い出してしまいます。
そんな中でアルマに、セシルとは仲良くできないと言うも、アルマは別に彼は好きではないのでと、全力でぶつかっても良いと許可を貰います。
そして試合開始直後に、脳天に渾身のかかと落としを叩き込むセレと、周囲はドン引きしてしまいます。
倒すなら一撃で倒した方が良いと言うセレに、教官は言葉を失います。
第18話
セシルに懐かれてしまい、とりあえずは平穏な学生生活を過ごしていたセレ。
でも今後の事が気になるので、セシルの事を教えてもらおうと、アルマに訊ねます。
一番に聴きたかった事・・。
それは魔法学院に通う第二王子であるガードナー殿下の事でした。
しかし、最近はアルマもガードナー王子と会う機会は無く、入学前はとにかく忙しかったとの事。
たいして情報を得る事は出来ませんでしたが、解った事はあります。
セシルはマリベルと会ってはいない事。
彼女は今、魔法学院に入学し、セシルと共通点はなく、今のところは大丈夫なのだろうと、セレは穏やかな学園生活を送りました。
出来れば、この平和が続けばいいのですが・・。
第19話
セレの祖母であるエルザの自宅へと招かれたアルマ達。
国の女傑として恐れられている人物の自宅訪問となり、アルマ達は緊張しながら彼女の自宅へと訪問します。
アルマにとって憧れの人であるエルザとの謁見は、まさに夢の様の事でした。
しかし、せっかく訪れたのに、制服姿とは何事かと、アルマ達はドレスへと着せ替えられてしまいます。
一体何が始まるのでしょうか?
第20話
エルザから直々にと訓練を受ける事になったアルマ達・・。
ドレスなど普段は着ないであろう衣装を纏いながらに、情報収集やまた武器の仕込み方や隠し方などを教わり、エルザからの猛特訓を受ける事に。
毒薬の紅茶を飲み、毒の耐性を付ける訓練に、ドレスを着たままに武器を仕込んで、水の中を進む訓練など、猛特訓を受ける事になります。
かつてセレもその特訓を受けた事があり、通算にして9種類の毒の耐性を持つ身体になったと、改めてセレの環境の凄さに納得したアルマ達。
しかし、この特訓でセレもまた10種類目の毒の耐性を付けられたのです・・。
番外編
セレの兄であるラルーザは、セレの為に何か良いお土産は無いかと探していました。
そんな中で見つけたのは、加工前の鉱石でした。
細工職人たちの練習用と聞き、興味が沸いたラルーザは、その石でセレに似合う代物を作ろうとするラルーザでしたが、職人からは飾りは買わないかと進められます。
しかし彼は、セレに変な虫が付いたら困るからと、装飾を買うのは拒否しました。
虫よけとなればと、妹への愛情が強すぎるラルーザは、今日も平常運転でした・・。
転生令嬢は冒険者を志す 3巻の感想
セレの周りで起きた様々な出来事と、マリベルの存在は色々と厄介な事になりそうです・・。
ルーはセレが異世界からの転生者と知り、それを父親と共に守ろうとするなど、実に愛情と信頼が強くなったコンビとも言えます。
このままマリベルとの問題もなければいいのですが、なにやらと不穏な空気も流れていますね。
ゲームのヒロインとしての強みなのか、色々と補正が働き、事なきを得ているマリベル。
今後に何かしでかす様な雰囲気があります。
魔法学園で何かやらかしていそうですが、今後のセレの生活に大きく関わってこないかと心配です。
ルーはもう、決して操られないと言っていますが、はたして大丈夫でしょうか?
心配は尽きませんね。
セレの笑顔が守られればと思います。
今後ともにマリベルの動向には気を付けなければいけませんね。
さて、今回の見どころとなるのは、やはりアルマ達の在り方でしょうね。
女性ながらに男社会の騎士の世界で生きるならば、エルザはまさに大先輩になる方ですから・・。
しかしエルザさん・・、ドレスに武器を仕込むって、どんな人生を生きていたのでしょうか?
戦闘力も凄まじく、ましてセレに毒体制の薬を飲ませていたと、おもいっきりな事をしていたと、恐ろしい家庭です。
今後の彼女の過去が明らかになる展開があればいいでのすが、相当にハードな人生だったのでしょうか?
この作品で一番に強いのはエルザさんかもしれませんね・・。
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