SPY×FAMILY 14巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
期末テストで無事にステラを獲得する事に成功したアーニャ。
ステラ獲得のご褒美に家族でスキー旅行に出かけるも、吹雪荒れ狂う宇山荘で殺人未遂事件に巻き込まれてしまいます。
はたして犯人を見つけ出す事が出来るのでしょうか？
SPY×FAMILY 14巻にはMISSION：93からMISSION：99、SHORT MISSION：12，13が収録されています。
SPY×FAMILY 14巻のネタバレ、あらすじ
MISSION：93
ついに張り出された期末テストの結果。
アーニャは自信ありげにベッキーと共に見に行き、順位は168位を記録していました。
そして古語の順位は1位を逃してしまうも、2位を獲得し、見事ステラを獲得します。
これにはダミアンも驚きを隠せずにいました。
しかし数学は24点と赤点を取ってしまいトニトまで獲得してしまいます。
喜びと苦悩の狭間で情緒を乱してしまうアーニャは大混乱に陥ってしまいます。
そんな彼女を見て、ヘンリー先生はステラとトニトを同時に取った生徒を初めて見たと、歴史的な快挙を見て複雑な心境を抱いていました。
MISSION：94
アーニャの大好きなアニメの主人公・ボンドマンが颯爽としながらスキーで滑っているのを見て、自分もやってみたいと言い出してしまいます。
ロイドはそんな暇はないときっぱりと言うも、泣き出しそうな目で訴えてくるアーニャに押されて、仕方なくスキー場へと訪れます。
さっそくボンドマンみたく颯爽と滑ろうとしても、初心者のアーニャに滑れるわけもなく、早々に飽きてしまいます。
仕方なくボンドに犬ぞりを引かせ、スキー気分を味合わせるロイド。
ヨルも持ち前の身体能力を活かしながらスキーを楽しんでいきます。
しかし雲行きがどんよりと怪しくなってもいました。
はたして平穏無事にスキー旅行を終える事ができるのでしょうか…。
MISSION：95
終業式を迎える頃。
イーデン校では一年の締めくくりとなる終業パーティーが催される時期となり、アーニャ達もパーティーに参加する事となります。
ダミアンと仲良くなる為に、彼とペアになろうとするアーニャ。
さっそく誘いますが、顔を真っ赤に動揺するダミアンに断られてしまいます。
しかし仲良し作戦プランBの為にも仲良くならなければならないアーニャ…。
はたしてダミアンと一緒に踊る事が出来るのでしょうか？
MISSION：96
ダミアンとお近づきになりたい女子が多く、ダンスのパートナーとして名乗りを上げていく中で、誰がダミアンのパートナーに相応しいのかと、選考会が始まります。
それに参加する事になったアーニャ。
最初はバランス勝負となってしまい、誰が最後までバランスを保ったままいられるかとの真剣勝負の中で、アーニャはロイドに助けて貰っていました。
ピアノ線で身体を持ち上げられていたアーニャ。
そしてここぞとばかりに調子に乗ってしまい、奇妙なポーズを取ってしまいます。
片腕でアーニャを支えなければいけないロイド。
はたしてロイドの片腕は持つのでしょうか？
MISSION：97
それは、もうだいぶ昔のお話になります。
かつてヘンリー先生がイーデン校の生徒だった時、一人の女子生徒が踊るバレエに心を奪われてしまい、思わすエレガントと呟いてしまいました。
それが最初のファーストエレガントだったと後に語るヘンリー先生。
その彼女こそが今のベッキーの世話役でもあり、かつて同じ学び舎の学徒だった後輩のマーサだったのです。
インペリアルスカラーとして誰よりも優等生だったヘンリーと、活発で行動的なマーサ。
二人の青春時代は、戦争によって引き裂かれてしまいます…。
MISSION：98
ヘンリーがイーデン校を卒業し、教師として戻ってきた頃、マーサもインペリアルスカラーとなり、互いにお茶の時間を過ごす仲になっていました。
しかし西側との戦争が激化していき、教育の力では戦争を止める事など出来ないと痛感させられ、押し寄せる戦争の波に逆らう事が出来ませんでした。
そんな中でマーサの夢であるバレエの道も閉ざされてしまいます。
憧れていたバレエ団が慰問先で爆撃に巻き込まれ命を落とし、目標を失ったマーサは国防婦人軍に志願してしまったのです。
何故戦争に関わるのだと問い詰めるヘンリーの言葉に、マーサは戦わなければ大切なモノを守れないと叫びます。
二人の仲は戦争によって離れてしまったのです…。
MISSION：99
ダンスパーティーの際に自分の想いを告白することも出来ないまま、戦場へと向かう事になったマーサは、ヘンリーに手紙を送るようになっていました。
互いに無事だという近況の報告をし、互いに生きていると安心しながらも、日に増して戦況は悪化していく一方でした。
やがて婦人軍も戦場へと行くこととなり、マーサは戦場からヘンリーに自分の素直な気持ちを伝えていきます。
あなたにもう一度、会いたいと書き連ねるマーサの手紙。
ヘンリーはただ彼女が無事に戻ってきてくれと願うばかりでした…。
SHORT MISSION：12
ダンスパーティーに向けてロイドとダンスの練習をする事になったアーニャ。
ドレスを購入するために高額なモノを買ってしまい、これは任務を成功させないとハンドラーに殺されてしまうと必死なロイド。
しかしアーニャのダンスはあまりにも下手で、ボンドの尻尾を踏んでしまう始末。
でもそれでもダミアンと踊りたいというアーニャの熱意に負けて、踊りを教えるロイド。
はたしてアーニャは無事にダンスを覚える事が出来るのでしょうか！
SHORT MISSION：13
とある休日の日…。
ボンドは一人で留守番をしていました。
何もすることも無く暇を持て余していたボンドですが、うっかりグラスを割ってしまい、ヨルに殺されてしまうと慌ててアーニャの部屋に逃げるボンド。
すると以前に傷つけてしまったペンギンのぬいぐるみが恨みを語りかけてきます。
それが外の奥さんの世間話と知らず、ペンギンのぬいぐるみに恨まれていると勘違いするボンド。
はたして許して貰えるのでしょうか？
SPY×FAMILY 14巻の感想
今巻のスパイファミリーは、アーニャのダンスパーティーがメインとなるお話でしたね。
試験で無事にスカラーを取るも、同時にトニトまで取ってしまう器用なアーニャ。
まあこれであと、五つのスカラーを集めれば、無事にインペリアルスカラーになれる事に成りますが、まだまだ先は長そうです。
退学が先か、それとも表彰が先かと、悩む事になるアーニャ。
でも今巻のお話で登場したダミアンの兄であるデミトリアスが姿を現わしましたね。
彼は一体、何を考えているのでしょうか？
父親が解らない、弟が解らないと、人の心が解らないみたいな事を心で呟いていたデミトリアス。
アーニャの読心術でも心を読む事が出来ないデミトリアスの存在感は、どこか不気味な気がしますね。
そして今回の最も注目すべき内容は、ダミアンとアーニャが無事にダンスする事が出来たことです。
ここまで来るのには長かったと思える様な展開でしたね。
まあ、結局は喧嘩をしてしまう二人ですが、このまま上手く仲良くなってほしいものです。
でもロイドの任務が完了すれば、アーニャの役目も終わり、イーデン校を去る事にもなってしまいます。
ダミアンとお別れになるのも悲しいですよね…。
そこのところも気になってしまいます。
さて、今巻のラストあたりではヘンリー先生とマーサの過去のお話が語られていました。
まさか二人が同じ学び舎で育った中とは驚きです。
互いに恋人未満友達以上な関係でしたが、戦争で引き離されてしまう事になってしまうと、中々にハードな展開を迎えてしまいましたね。
マーサが戦場に行くことになってしまい、ヘンリー先生はどうするのか？
そしてマーサはどうなってしまうのか？
次巻が気になりますね…。
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