撲殺ピンク 8巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
道鐘男(ドーベルマン)達が行っている人身売買の情報を掴んだキン達。
そこで知る事になる子どもを手に入れる恐るべき方法。
極悪非道な組織を前に、キン達は狂った凶行を止める事が出来るのでしょうか?
撲殺ピンク 8巻には第60話から第67話が収録されています。
撲殺ピンク 8巻のネタバレ、あらすじ
第60話 出会い
ビジネススーツに身を包んでいた知春は、道鐘男(ドーベルマン)に関わる売春組織に接触しようと動いていました。
案内人に手渡された案内に従い、コインロッカーにマンションのカギを見つけ、指定されたマンションへと向かいます。
常に痕跡を残さない徹底した場所の指定、いざとなれば簡単に切り捨てる用意の周到さ…。
間違いなく背後には道鐘男が関わっていると知春は、マンションへと向かいます。
そしてそこで出逢ったのは、一人の下着姿の少女でした。
知春を見るなりに抱きつこうとする彼女の名前はレイナ。
危害を加えないと知春は言い、怯える彼女を落ち着けさせます。
第61話 ビジネス
児童性愛者達を拉致し、苛烈な拷問をして会員制デートクラブ「プチドリーム」の存在を知春は知ります。
そしてオーナーが南野和人と知り、徐々に児童売春組織の全容が明らかになっていきます。
南野はかつては「消極的ネグレスト」に晒されていた、子ども達の救済を行うボランティア団体を結成していました。
その後、デートクラブを開いていた事に、悪意を察するラブとキン。
はたして南野の思惑とは?
第62話 予定
子どもを育てられないとするネグレストの親から、子どもを引き取りそれを現金で買う…、卑劣な行動に怒りを覚える知春。
張り込み、取引の現場を目撃した知春は売人と対峙する事になります。
しかし、相手は素人の不良ではなく、修羅場を潜り抜けている手練れでした。
ナイフを抜き、知春の行動を先読みし踏み込む売人の行動を、さらに先読みして、相手の手慣れた思考を逆手に取る知春。
片眼を潰され思考が鈍る中で売人は冷静に逃走を始めます。
まんまと逃げられてしまうも、知春は落ち着いて状況を見守っていました。
第63話 I _ love_ you_ mon
知春から逃走した売人。
しかし、既に車に発信器が取り付けられている事に気づかす、アジトへと向かう売人。
売人は、証拠になるモノ全てを壊そうと部下に命じますが、既に知春の手が回っていました。
アジトを襲撃し、無事に売春組織の情報を手に入れた知春は、恐るべき事実を知ります。
子ども達に売春を行い、そして18歳になれば親元に帰すと嘘を付き、最終的には子どもを綺麗に処分をするという、信じられない事をしていたのです。
外国へと売られてしまう子ども達…、衝撃の事実を知った知春は戦慄を覚えます。
第64話 かえるの
信じていたはずの両親に裏切られてしまい、呆然自失(ぼうぜんじしつ )になっていたレイナ。
そんな彼女の脳裏に知春の言葉がよぎります。
それは独りぼっちになってしまったら、このアプリを起動させれば良い。
それは追跡アプリであり、レイナの居場所を発見できる知春の仕掛けだったのです。
レイナはスマホにインストールしたアプリをおもむろに開きます。
レイナが連れ去られた車の位置を把握し、キンとラブが助けに向かいます。
無事でいてくれと願う知春の願いは通じるのでしょうか?
第65話 僕の絵
南野和人を追い詰めるために、児童相談所が動いていると偽のラインを送った知春は、ついに南野を追い詰めます。
一方、何も知らなかった薫は、自分の絵が売れていたのではなく、取引の材料として使われ、資金洗浄のために利用されていた事を知ります。
子どもを守るために絵を描いていたはずが、まさか子どもを傷つけるために利用されていたなんて…、とショックを受ける薫。
純粋な気持ちが打ち砕かれた瞬間でした。
第66話 いつか
南野を放置し、道鐘男との接触を見張っていた知春。
しかし、南野は自殺に見せかけ殺されてしまいます。
処刑したのは捜査一事と、信じられない現場を目撃してしまいます。
不祥事をもみ消すために人を殺す事を厭わない。
まして警察官がこんな事をするとはと、そこまでさせる事が可能な組織が裏にいるのかと戦慄を覚えます。
第67話 バラバラ
南野和人の死は自殺として扱われ、彼の死の真相は明かされる事はありませんでした。
村岡刑事はこの南野の自殺で、全ての解決を図ろうとしている事をキンとラブに伝えます。
道鐘男は全てを終わらせようとしていると、キンは自分の姉が狙われている事を知ります。
3年前の誘拐事件の生存者である姉を葬り、誘拐事件を闇に葬ろうとしている道鐘男の行動は、さらなる暴走を引き起こそうとしていました。
一体何が起ころうとしているのでしょうか?
撲殺ピンク 8巻の感想
児童売春を巡る展開が終わり、道鐘男の動きもさらに活発してきました…。
南野の最期は当然の結末と言えるでしょう。
今回、被害者になったレイナちゃん…。
まさか辛い日々を過ごしていた先に待っていたのは海外への売買など、最悪な結末にショックを受けていました。
実際にこんな事が起きないで欲しいと思います。
レイナちゃんの前に売られた子ども達も助かって欲しいと願ってしまいます。
子どもを性的搾取し、徹底的にして利益を貪る団体と、道鐘男のメンバー達は、地獄の落ちて欲しいですね。
薫は何も知らないでいたとは言え、まさか子どもを助けるために絵を描いていたはずが、まさか利用されているとは!
薫もある意味では被害者ですね。
無垢なために利用されてしまう…、純粋な想いを弄ぶ道鐘男の悪行は、早く止めなければなりません。
キン達の今後の活躍が期待されます。
それにしても今巻は知春の出番が多かった気がします。
キンやラブの存在よりも目立っているので、主役の交代かと気になる所でもあります。
今巻もおぞけ(おぞけ)が立つような性犯罪者が多く出てきましたが、現実にはこんな連中がいないことを祈りたいです。
傷ついたレイナちゃんが自分なりに答えを見つけて立ち直ってくれれば…、そう感じずにはいられません。
ネグレストで不幸な家族がいなくなれば幸いなのですが、是非ともそうなって欲しいですね。
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