怪獣8号 7巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
鳴海と怪獣8号が倒したかと思われた怪獣9号。
しかし、2人が倒したのは本体ではありませんでした。
本体は司令部に現れ、四ノ宮長官と装備する怪獣兵器2号が狙われます。
怪獣9号と死闘を繰り広げた四ノ宮長官ですが…。
怪獣8号 7巻 には第52話から第59話までが収録されています。
怪獣8号 7巻のネタバレ、あらすじ
第52話 融合
怪獣9号が現れた本部に辿り着いた鳴海とカフカとキコル。
瓦礫の上に立っていたのは長官の姿をした怪獣9号でした。
放たれた衝撃波は、以前の怪獣9号とは比べ物にならないほど威力が強くなっていることを感じたカフカ。
長官は何処だと問う鳴海に、殺して融合した。と返す怪獣9号。
それを聞いたキコルが突撃します。
この男の娘か。と顔を長官へと変えながら言う怪獣9号は、今日はここまでにして帰ると。
激怒した鳴海とカフカが攻撃を仕掛けますが、怪獣9号は二人の攻撃を簡単に躱(かわ)してしまうのでした。
第53話 ゆるさない
鳴海とカフカが二人がかりで怪獣9号に攻撃を仕掛けるも、すべてを受けられてしまいます。
眼の前に倒すべき敵がいるのに、手も足も出ないと嘆くキコル。
しかし、怪獣9号は融合の拒絶反応が表れたようで、徐々に回復が追いついていかなくなりました。
それを見逃さない鳴海とカフカは追い打ちを掛けていきます。
すると怪獣9号は、君たちにボクは止められない。と言うと、全方位に衝撃波を放ちました。
それに耐えた鳴海とカフカを見た怪獣9号は、今度は近くにいた人に向かって衝撃波を放ち、その隙に二人は立ち去るのでした。
第54話 強くなりたい
後一歩のところで逃してしまった怪獣9号。
それから2日後に長官の告別式が執り行われました。
長官室で悔し涙を流すキコルのところに鳴海が様子を見に来ました。
自分が弱いせいで何も出来なかった事を悔むキコル。
父親は怪獣9号の中に囚(とら)われている。
父親を弔うのは自分達が怪獣9号を討伐した時だと言います。
それを聞いた鳴海は、次に奴と戦う時までにキコルを自分の次に強くなるように鍛えてやるから喰らい付いて来い。と返すのでした。
第55話 力を貸せ
東雲小隊長と手合せをするキコル。
その傍らでゲームをしながら、第一部隊の小隊長クラスは将来、隊長格になるレベルの者たちだから、自分がゲームをクリアすひと月で、その全員を超えてみろ。と言う鳴海。
自らに激を入れ、もう一本と手合わせを願うキコルでした。
その頃、カフカの身体検査の事でと鳴海と長谷川に連絡が入りました。
怪獣化が進んでいて戻らなくなっている箇所があるとのこと。
このまま変身を続けると元に戻れなくなるかもしれない、とのことでした。
第56話 10号兵器
収容していた怪獣10号が目覚め、保科としか話しをしないと言っている、と保科へ連絡が来ました。
眼の前に立つと、いきなり咆哮(ほうこう)する怪獣10号は損傷した状態とはいえ、怪獣の強さを示すフォルティチュードは5以上を観測。
保科は怪獣10号に怪獣9号についての情報を聞き出そうとすると、条件を言ってきました。
その条件とは、自分を兵器化して保科の身体を寄越(よこ)せと言うものでした。
一旦、その場を離れる保科。
怪獣9号の情報を得るためには仕方がない。と条件を飲むことにした保科は怪獣10号に、俺がお前を使うんだ。と告げるのでした。
第57話 師団会議
保科が本部へと怪獣9号の情報を伝えに来ると聞いた職員達は、それは荒れるかもしれない。と言います。
訓練を終えた隊員たちに鳴海の所在を聞く長谷川。
鳴海が数人の隊員を連れて何処かに行ったと告げると、それはマズイな。と言いました。
カフカとキコルが理由を尋ねると、第一と第三は同じ管轄内にあることで揉め事が多く、特に鳴海と保科は犬猿の仲だと長谷川は言いました。
小競り合いをする保科率いる第三と、鳴海率いる第一。
鳴海への長谷川の一撃で小競り合いは終わり、師団会議へと向かうのでした。
第58話 怪獣9号の情報
部隊の垣根を超えて協力し合わなければならない。
怪獣10号からの情報として、怪獣が怪獣を作り出すということだが、最近の怪獣発生件数と新種の怪獣のフォルティチュードの倍化というデータから、それを裏付けるものだろうとなった。
また、怪獣発生のメカニズムの有力な説とされている、断層が発生させる莫大なエネルギーの関与から、怪獣9号の所在は海底奥深くと推察され、人間が立ち入れない場所に潜んでいるであろう。
さらに、怪獣9号は取り込んだ人間の記憶にアクセス出来るらしく、長官を取り込んだことで防衛隊の事を把握した可能性があるとのこと。
第59話 6号兵器の適合者
かつて、怪獣の王と呼ばれた怪獣6号。
多数の本獣クラスの予獣を引き連れて襲来した大災害では、第二部隊長だったキコルの母親が殉職していました。
第二部隊と第一部隊とで討伐し、大きな被害をもたらした怪獣6号。
その怪獣兵器の適合者が見つかったとのことで、適合テストを緒方隊長率いる第四部隊で行う様子。
適合者として選ばれたレノに対し、適合テスト前に怪獣兵器を装着することのリスクを語り、辞退を勧めると言った緒方。
しかしレノは、カフカが怪獣兵器として戦うというのならば、自分はカフカを助けたい。と自ら志願するのでした。
そして迎えた初日、腕部しか装着していないにも関わらず、強大な怪獣の圧力に気を失ってしまったのでした。
怪獣8号 7巻の感想
一度は倒したかに見えた怪獣9号。しかし、倒したのは脱皮した怪獣9号でした。
分離ではなく脱皮だそうですが、それでも強さは本獣と呼ばれる怪獣並み。
鳴海隊長とカフカによって難なく倒したにも拘わらず、本体は司令部に現れ、四ノ宮長官と怪獣兵器2号を取り込んでしまいました。
あと一歩。本当にあと一歩のところだったと思います。
長官と装着した2号兵器は強かったですが、怪獣9号の方がしぶとかったです。
その場に到着した鳴海隊長とカフカが討伐しようとしますが、長官と2号兵器を取り込んだ怪獣9号のレベルは段違いでした。
それでも取り込んだばかりの身体に拒絶反応とやらで復元が間に合わない怪獣9号を追い込み、あと一歩のところまで追い込みましたが、逃がしてしまいました。
鳴海隊長もカフカも、そしてキコルも相当に悔しい思いをしたことだと思います。
怪獣8号と鳴海隊長との二人がかりでも倒せなく、しかも万全ではない状態の怪獣9号は、いったいどれだけ強いのでしょう。
単純に本獣クラスを2体分と四ノ宮長官分を足し算でもした強さなのでしょうか。
さて、防衛隊にもたらされた怪獣10号からの情報によって、強化を図る防衛隊に怪獣6号兵器の適合者という明るい兆しが見えてきた様ですが…。
果たしてレノの挑戦は。そして日本の運命はいかに。
次巻へと続きます。
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