はるかリセット 3巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
小説家の天野はるかは、今日も仕事に息詰まり、リセットする事を決めます。
今日のリセットする舞台は川越氷川祭。
300年以上の伝統のあるお祭りを見学し、山車と升酒と手古舞の美少年と堪能していく彼女ですが・・。
「はるかリセット」3巻には第17話から第24話が収録されています。
はるかリセット 3巻のネタバレ、あらすじ
第17話 祭りで小江戸情報
小江戸として知られている川越に住む黒田夏美さんに誘われ、地元の祭りへと参加する、はるか。
彼女の息子さんの晴れ舞台を見物する事になります。
10月に行われる川越氷川祭は360年の歴史を誇る祭事であり、ユネスコ無形文化遺産に登録され、重要無形民俗文化財としても指定されている、歴史のあるお祭り。
太鼓の音に笛の音と、祭りで奏でられるリズムに心が満たされていく、はるか。
何か特別な事が起きるかもと、期待に胸を躍らせながらに、はるかはまずは一杯と、升酒を楽します。
塩を升の角に盛り、塩を舐めてそれを縁から啜って飲むと、はるかに通な飲み方を教える夏美さん。
そんな彼女の息子・如水くんが演じる手古舞を見ながらに過ごす時間に、はるかは心を満たされます。
第18話 紅葉と温泉と美少年
自宅での仕事にも飽きてしまい、どこか遠くへと行きたいと悶えてしまう、はるか。
そんな中で夏美さんから電話が掛かり、温泉へと行かないかと誘われます。
彼女の息子・如水くんと宮武慶子さんと共に出掛ける事に。
夏美さんから聞けば、どうやら彼女は自衛隊の指揮幕僚過程を卒業したエリート公務員だったのです。
小説家である、はるかの事を事前に知っていた慶子さん。
流石はエリート公務員と、情報力の凄さに驚いてしまう、はるか。
そんな中で到着した平湯温泉。
紅葉輝く露天風呂に浸かりながら過ごす時間に癒しを覚えます。
第19話 山のお宿で紅葉浴
夏美さんと如水くんが飛騨高山の実家へと顔出しに向かい、慶子さんと一緒に宿で時間を過ごす事になる、はるか。
温泉旅行に来たのだから、近くを散策しようとするも、はるかは言います。
温泉旅行でせっかくは禁物・・。
休みに来ているのに出歩いて疲れてしまうのは愚の骨頂と、ここは温泉宿で、紅葉を眺めながら過ごそうとしますが、すぐに手持ち無沙汰になってしまいます。
小説家の業で原稿をしたためてしまう、はるか。
そんな彼女に釣られて日記をしたためてしまう慶子さん。
自衛隊になってから日記をまとめてしまう癖が着いたと語る彼女に、軍人の自叙伝に日記が多いのはと、新たなる発見をしてしまいます。
紅葉の零れる中で執筆作業に没頭し、何もしない時間を過ごす二人は、そんな語らいを楽しみます。
第20話 歩こう! 歩こう!
ひと仕事が終わっても、まだ仕事は終わっていないと、別の出版社の原稿を控えていた中。
このままでは次の原稿は書けない、とりあえず歩こうと、心に決めたはるか。
鈍ってしまった身体と心を潤させる為に、彼女は外に出て歩く事を決意します。
外は快活なまでの良い天気と、陽射しが眩しく、気候は穏やかで、空は蒼いと、勢いに任せて外へと出かける、はるかは、当てもなくに歩き始めていきます。
とにかく今は10㎞は歩きたいとする、はるかの散歩散策。
何と出逢うのでしょうか?
第21話 駄菓子サンクチュアリ
仕事中にまたもやリセットをする事になった、はるか・・。
お菓子が食べたいと、脳の糖分を補充したく、意識が訴えるも、今、欲しいのはブドウ糖ではなく、ジャンクなお菓子でした。
駄菓子と、子どもの頃に食べた、あのお菓子が食べたいとする本能に刺激され向かう場所は、今も変わらずに住宅街の一室に置いてある駄菓子屋さんでした。
薄暗い店内。
いつからあるか解からないおもちゃに、所狭しと並べられたお菓子の山。
知らないのに懐かしいと子どもの心をくすぐる、そんな駄菓子屋へと訪れる、はるか。
かつての子ども時代を想い出しながらに、お菓子の散策を始めていきます。
第22話 お酒の海で泳ぎたい
夜風が寒く吹き荒れて来る夕暮れ時を歩く、はるか・・。
久しぶりの打ち合わせですっかりと遅くなってしまい、帰路を急いでいた中で、彼女が求めたモノ。
それはお風呂でした。
冬の夕暮れ時の心の寂しさを癒すのは暖かいお風呂と、そして温泉気分を出してくれる入浴剤。
良い香りに包まれたいと、何を入れようかと悩む中で、彼女が選んだのは、なんと日本酒。
飲み残した一升瓶の純米酒を升に一杯入れ、そのままお風呂へと流し込み、酒風呂を嗜む。
はるかは、肌で飲む酒風呂の醍醐味を味わいます。
第23話 トイレの先は!?
水洗トイレとは、はるかにとっては貴重な息抜きの場所でした。
嫌な臭いも無く、清潔で落ち着き、ゆったりと時間を過ごせる癒し場所。
そんな中でふと疑問に沸いてしまうのは、このトイレの下水は何処へと通じているのかと、好奇心を刺激され、彼女が向かったのは小平市の下水道館。
日本唯一の下水道をテーマにしたテーマパーク。
日本のインフラ設備の歴史を紐解くはるかは、知られざる日本の下水道を見学に来ていた子ども達に語ります。
第24話 海が見たくて
海が見たい、と。
そんな事を呟く、はるかでしたが、既に時間は午前の2時と、海を見に行く時間としてはあまりにも遅い時間でした。
でも、次の仕事に取り掛かろうとするも、テンションが上がらずに、次の仕事の展開に息詰まってしまい、すっかりと落ち込んでいた、はるか。
そんな彼女の気分を切り替える為にと、一肌脱ぐ観音さんは、車を走らせ、高速へと乗り出します。
いきなりの行動力を見せる彼女に引っ張り出され、戸惑うはるかに観音さんは言います。
休みたいと思った時に、リセットは始まっているのだ、と。
夜のドライブへと誘われてしまう、はるか。
はたしてどんな事が待ち受けているのでしょうか?
特別描きおろし
原稿を一つ仕上げ終え、ひと段落ついた身体を解していた、はるか。
でも中々に身体の疲れを取る事は出来ず、ガチガチに固まってしまった身体に、硬くこってしまった肩など。
うな垂れていた、そんな彼女にストレッチを進めるマリコさん。
でもストレッチやヨガにエアロビクスなどでは、身体のコリはほぐれないと悩む彼女に、マリコさんはとっておきを教えます。
それはラジオ体操、と。
子どもみたいなと、恥ずかしがる、はるかですが、マリコさんは言います。
ラジオ体操を舐めるな、と。
勧められてラジオ体操する事になる、はるかは身体の疲れを癒す事が出来るのでしょうか?
はるかリセット 3巻の感想
祭りに温泉と今回も魅力的な心のリセットを紹介してくれる、はるか先生とリセットタイムとなる3巻。
温泉にはお酒と、実に良いチョイスだと思います。
まあ、お風呂に入ってお酒を飲むとは、どこか憧れを感じますが、お酒が飲めない人は気分を味わいたいものです。
温泉風呂に入って、静かな時間を過ごし、秋風に吹かれながら、紅葉を見ながらに紅葉浴とは、実に風流ですね。
穏やかな時間を過ごしたいと、誰しもが思う昨今。
温泉に浸かってお酒を飲んで、そして秋を嗜むと、誰しもが望んでしまいたくなる様な一時。
温泉に行く間も無い人間にとっては、この作品の温泉旅行を見ているだけでも心が癒されます。
出掛けたいけど、そんな気力は無い方には、見て楽しめる内容になっています。
そして・・、温泉でも何もしない時間を過ごすという、簡単そうに思える過ごし方も、いざ実践しようとすれば難しいものです。
何もしないでいると、何かをしなければ落ち着かなくなるとの衝動が・・。
働き過ぎな日本人にとっては難しい課題かもしれません。
秋の紅葉を見ながら、冬の到来を感じる一時。
そんな穏やかな時間を過ごしていると、何故か沸いてしまう罪悪感。
そんな状況において、休む事とはとリセットの仕方を教えてくれる、はるか先生。
彼女の癒されて、心のモヤモヤがリセットされる時間の過ごし方は実に魅力的でした。
見ていて癒される漫画です。
ほんと、こんな風に癒されたいです・・。
まさに今回は温泉に行きたくなる内容でした。
続きが楽しみです。
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