妻、小学生になる。4巻のネタバレと感想を紹介します。
この漫画は、亡くなった妻が小学生に生まれ変わり、夫と娘に再会する物語です。
平凡な日常生活の中にある喜びや幸せを改めて気づかせてくれ、泣かされます。
妻、小学生になる。4巻の魅力をお伝えします。
妻、小学生になる。4巻のネタバレ
新島 麻衣は白石 万理華(新島 貴恵)に今の家の家庭のことを聞きます。
両親は離婚して、母親も少し危ない人とのうわさがあることを伝えます。
万理華(貴恵)は両親は離婚して、今は母親と二人で暮らしていること、母は怒鳴ることはあっても手を上げられることはないので安心して、と答えます。
万理華(貴恵)は両親が離婚したときのことをあまり思い出せなくなっていることに気がつきます。
新島家と出会って生活が一変したからかもしれないと思いました。
10月のある日、貴恵の命日を迎えます。
毎年命日には、新島家では圭介と麻衣で貴恵の実家に墓参りに行います。
今年は圭介と麻衣、そそて万理華(貴恵)も一緒に行くことになりました。
実家の墓地で墓地で貴恵の姉・友利子に出会い、貴恵の実家に来るようにと誘いを受けます。
麻衣は用事があると断りますが、圭介と貴恵は実家に立ち寄ります。
圭介は実家で仏壇に飾られた貴恵の遺影写真に手を合わせます。
万理華(貴恵)は実家の部屋を見回ると姉妹との思い出、そして母親との思い出が蘇ります。
そうこうするうちに貴恵の母がデイサービスから戻ってきます。
貴恵の母は生まれ変わった万理華(貴恵)を見て不思議なことに「貴恵・・」と声をかけます。
姉・友利子は、母は認知症が進んでいて姉・友利子を貴恵と思っていると理解します。
万理華(貴恵)は母は認知症が進んでいますが、再会できてよかった、特に話をしなくても良いのではと自分に言い聞かせようとします。
万理華(貴恵)は妹の子供・那由太と遊んでいるうちに縁側に座っている母に誤って水鉄砲で水をかけてしまいます。
母に謝ると母は万理華(貴恵)のほほを撫でてくれます。
万理華(貴恵)は思わず母の膝に抱きついて、「ごめんね、お母さんごめんね!」と泣きじゃくります。
圭介は、その姿を遠くからそっと見守ります。
一方、麻衣は蓮司が先輩の結婚式の二次会に呼ばれ、東京に出てきたので東京の案内を頼まれます。
麻衣は、蓮司と一緒の時間を過ごすうちにだんだんと蓮司のことが気になる自分に気がつきます。
また、圭介の会社では今週末のハロウィンの日の社員懇親会で総務部メンバーがコスプレをして盛り上げることに決まります。
圭介に好意を持つ会社の後輩の守谷 好美は、ハロウィンの衣装を一緒に行ってもらうことを頼みます。
当日、社員懇親会は、大いに盛り上がります…。
話は変わり、万理華(貴恵)は母から交際している人がいること、そして今度3人で会うことを告げられます。
当日、万理華(貴恵)は、母と二人で相手の男・浦川 広樹に会います。
母は広樹の会社のオフィスが移転するのに合わせて引越しをして3人で済むことを提案します。
引っ越しと聞いて万理華(貴恵)は驚きます。
母が幸せになるのは良いけれど、圭介と麻衣とは簡単には会えなくなってしまう?
この後の展開はどうなるのでしょうか?続きが気になりますね。
妻、小学生になる。4巻の感想
この4巻は、同一人物である新島家の貴恵、白石家の万理華にとっても物語の節目となる大切なストーリーだと思いました。
何といっても貴恵の命日に実家の墓地を訪れ、その後に実家で母親と会い、ごめんね、お母さんごめんねというシーンが特に印象的でした。
親より早く亡くなってどれだけ悲しい思いをさせてしまったかという万理華(貴恵)の泣きじゃくる姿に感情移入してしまい、思わず涙がこぼれました。
ぜひとのこのシーンは実際に漫画をお読みいただければと思います。
話は変わり、麻衣は仕事で知り合った蓮司を東京案内することになり、良い雰囲気なので微笑ましい感じです。うまく交際が進んで欲しいなと思いました。
また、白石家の万理華(貴恵)の母にも幸せになって欲しいと思いますが、表情が硬く暗いのが気になります。
よく読むと万理華(貴恵)の母も優しいところもあるのですが、…。
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