バトル・ロワイアル 3巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
プログラムが始まって、各生徒達はバラバラに行動を起こすようになってしまう。
ゲームに参加してしまう者や仲間を集め脱出を試みる者、そして自ら命を落としてしまう者・・。
そんな中、秋也と典子は川田を先頭にしてまずは仲間を集める事を決めるのだが現実は甘くなく、彼らに様々な苦難が待ち受けているのだった。
バトル・ロワイアル 3巻のネタバレ・あらすじ
第17話 過去
仲間を助ける事が出来なかった事に秋也と典子は絶望に包まれる中、川田だけは冷静な態度で二人を説得します。
そんな川田の様子を見て、秋也はある違和感を覚えてしまい川田に問いかけます。
すると川田は自分が過去にプログラムの優勝者であった事を二人に話し、秋也と典子は衝撃を受けてしまいます。
しかしそんな川田だからこそ、このゲームのシステムに詳しいと判断した二人はその後も川田に従って行動を起こすようにしました。
第18話 オッズ
クラスメイトの「瀬戸豊」は雪子達の放送を聞いて仲間になろうとしていたのですが、突然の出来事に恐怖を覚えて逃げ出そうとします。
そこに豊が以前から信頼を寄せていた三村と出会い、二人は共に過ごす事になります。
その頃、政府達はそんな戦い合う生徒達の声を事前に仕込んであった小型マイクで盗み聞きをしながらも、誰が生き残るのかを全員で呑気に話し合います。
そこには男子では天才と呼ばれる男の桐山和雄が大本命とされ、女子では悪知恵が働く相馬光子が予想されていました。
第19話 不良少女
相馬光子のグループの一人の「矢作好美」はいじめられるのを恐れていて、自分の気持ちを押し殺しながらも光子のグループに所属している女の子でした。
そんな好美には同じクラスメイトの大好きな彼「倉元洋二」がいて、ゲームが始まっている現在でもう一度会いたいと強く思っていた所に奇跡的に洋二と再会を果たします。
しかし彼は突然好美に対して銃を突き付けてしまい・・。
第20話 働哭
好美は洋二の突然の豹変ぶりに戸惑ってしまいますが、洋二は好美を殺す事はなく過去に好美が犯した罪などを責め立ててきて、「お前みたいな女とは一緒にいられない、何処かへ行ってしまえ」と言うのでした。
それを聞いた好美は仲良くしようと泣いてすがるのですが、二人共が興奮状態になり上手く話し合いが出来ずにいました。
そんな時に洋二が泣きながら発した言葉のたった一人しか生き残れないという所に好美は落ち着きを取り戻し、私みたいな人は生き残れない。
それなら大好きな洋ちゃんに殺されるのがいい。
と笑顔で伝えるのでした。
それを聞いた洋二は我に返り、好美を抱きしめるのでしたが・・。
第21話 喪失
木陰で休んでいた秋也と典子と川田は、遠くから聞こえた銃声音に気付きまた誰かが殺されたのかと不安に駆られます。
そして別の場所では同じく豊と三村が同じ会話をしていたのですが、その頃三村は自分が持参していたパソコンで何かをしていました。
それは三村が過去に叔父から教えてもらった「政府との喧嘩」であり、その準備が整ってきた所だった為、豊にこれから政府に復讐をすると告げます。
第22話 戦略
幼い頃から女性に対して少しませていた三村でしたが、そんな様子を見ていた叔父から別れる時には自分が悪者になるぐらいの「優しさ」を見せるのがルールだと教えられます。
そんな叔父は急にパソコンを取り出し政府と喧嘩をしていると三村に告げましたが、幼かった三村は喧嘩をするなら拳で戦うものだと反論します。
しかしその後、叔父から冷静に状況を読み相手と戦う事を学んだ三村は現在のプログラムの場面でもそれを活用して、ゲームから脱出する方法を考えていました。
そしてその方法を豊に説明し、一緒に協力してもらう事を決意するのでした。
第23話 最強のチーム
仲間を集める事にした秋也達は、まず自分達の仲が良かったクラスメイトを信用して探す事を決めました。
川田に至っては元々留年生でもあった為、友達が居ない事に秋也の話を聞いても半信半疑でしたが、その方法で行く事を決意します。
そんな中、三村と豊も似たような事を話していて豊からは三村と秋也、そして杉山弘樹が揃えば最強の敵無しチームだと言われます。
第24話 千草貴子
秋也と仲が良かったクラスメイトの「杉山弘樹」にはどうしても会いたい人物がいました。
それは幼馴染である「千草貴子」であり、二人は正反対の性格の持ち主でしたが仲が良く、困ったときにはお互いに助け合う存在でした。
千草は山の中を一人で警戒しつつ進んでいて、杉山にもう一度会いたいと思っていましたがそこで偶然出会ったクラスメイトは、不運にも千草が一番嫌っていた男子の「新井田和志」でした。
新井田は千草に対し俺が守ってやるから一緒にいてくれと頼んだり、服を脱げなど乱暴な事を言うのでした。
番外編:堕天使
ここでは相馬光子の日常が描かれた内容になっています。
ある日格闘技の試合を見ていた光子ですが、選手の控え室に忍び込み自身の魅力を武器にして、相手を上手く捕まえる事に成功します。
そしてその後も何度かホテルで会い、ある程度の信頼を得た所で光子は恐ろしい行動に出ます。
そこに描かれている光子の姿は美しくも悪魔のような少女であり、彼女の本質が堪能出来る内容になっています。
バトル・ロワイアル3巻の感想
3巻では秋也達の場面の他にも、別のクラスメイトのお話が多く収録されています。
この巻での一番衝撃だったのは、川田が過去にプログラムの優勝者だという所でした。
彼はゲームが終わった後にひっそりと暮らさなくてはならなくなり、生活保護を貰いながらも生活をしていました。
そして長く入院していた為に、中学3年生をやり直したというシーンがとても切なく感じました。
そして三村のシーンが3巻では多いのですが、彼はパソコンを持参し政府との戦いの仕方も知っている為に、このゲームの中で重要な人物だと思いました。
更に三村も戦いの意思は全く無く、気の弱い豊に対しても優しく接していているのでモテる要素が抜群に描かれているなと感じました。
3巻ではあまり紹介されていない杉山に関しても、秋也達の友達だけあって戦う気などは無く人探しに夢中になっている姿が描かれています。
しかしその中でも、元々性格が歪んでいたりする生徒にバッタリ遭遇してしまうというシーンも多く描かれていて、数々の衝撃がどの項目にも入っています。
その為読む側からするとずっと飽きずに読む事が出来ると思います。
最後の番外編では相馬光子のお話になりますが、あまり光子の紹介がされていなかった事もありインパクトが大きく、そしてある意味ですが光子の魅力がとても大胆に描かれているお話になっています。
3巻でこの漫画の重要人物が多く紹介されているので、4巻目からはもっと見どころ満載の作品になっていきます。
バトル・ロワイアル 3巻は無料試し読みすることができます。
ebookjapanで無料試し読みができるのでぜひ読んでみてください。
※気に入ればクーポンでお得に買える!
単行本で読みたい方はこちらがお勧め!
↓↓↓
【TSUTAYAコミックレンタル】はこちら>>
【関連記事】
バトル・ロワイアル 4巻のネタバレ、あらすじと感想