怪獣8号 10巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
いがみ合う保科と怪獣10号ですが、保科が10号に合わせる形で解放戦力が上がります。
怪獣に占拠されていた飛行場は保科の機転により攻勢へと変化。
一方、カフカのエリアでは超大型怪獣が複数出現してしまい…。
怪獣8号 10巻 には第74話から第81話までが収録されています。
怪獣8号 10巻のネタバレ、あらすじ
第74話 死ぬ気でついて来い
反発していた保科と10号兵器でしたが、保科が10号に合わせる事で解放戦力値がどんどん上昇します。
その場にいた怪獣を片付けると、保科は更にギアを上げるように10号を煽り、滑走路に群がる怪獣を倒しながら戦力値を上げていくのでした。
モニターしていた隊員たちも、いがみ合っているのに何故数値が上がるのか困惑します。
滑走路に群がっていた怪獣を一掃する頃には、まだ七割の解放戦力値であるものの、ノーマルスーツを遥かに超える戦闘力を示したのでした。
第75話 私がやる
保科の活躍によって飛行場に群がっていた怪獣を一掃したとの知らせが全体にもたらされました。
残るエリアでは超大型怪獣が複数出現したため、担当していた東雲中隊と立花中隊だけでは手の打ちようがありません。
これは自分が変身して出るしかないとカフカは言いますが、カフカは対9号戦の切り札だと却下されます。
もし怪獣化すると怪獣9号に察知されてしまうと…。
すると、自分がやると言い、亜白が長距離にもかかわらず超大型怪獣を電磁砲によって撃破するのでした。
第76話 見ぃつけた
亜白が使う対大型怪獣電磁砲は使用している怪獣組織の数が多いにも関らず、それを使いこなし全ての超大型怪獣を倒します。
それを合図にしたように怪獣出現エリアを次々と制圧していく防衛隊。
このまま鎮圧出来るのではないかと思われた時、鳴海やキコルは、怪獣9号がこのままで終わらせるはずがないと言います。
そして、思った通りに鳴海の前に識別クラスの怪獣が現れます。
しかも、鳴海だけでなくキコルや保科を含め、先程制圧した地区にも識別クラスの怪獣が現れるのでした。
第77話 そいつはお前が倒せ
鳴海たちの前に現れたのは全て識別クラス。
それぞれ11号から15号と呼ばれることになります。
本来であれば識別クラスの怪獣は隊長格が複数人で討伐します。
しかし、鳴海やキコルや保科と各々の前に出現したために誰にも援護が受けられず、各個で撃破するしかありません。
キコルの前に現れた怪獣15号は衝撃波を放ちながらキコルの名前を呼ぶのでした。
第78話 勝てない
キコルの事を知っている上に、姿もキコルに似ている怪獣15号とはいったいどんな怪獣なのか。
鳴海もカフカも助けに来れない以上、自分で倒すしかないと解放戦力値を上げたキコルと怪獣15号の戦いが始まります。
キコルの戦闘能力は隊長格の平均レベルを上回るほどの凄いレベル。
しかし、それを上回る強さの怪獣15号。
ほんの少しでも気を緩めるととても危険な状態のキコル…。
次第に圧されてしまいシールドを破られてしまうほどの攻撃を受けてしまうのでした。
第79話 もうすぐなんです
怪獣15号に圧倒されはじめてしまったキコル。
攻撃を躱しながらも受けてしまう数が増えていきます。
識別怪獣兵器でのサポートも追い付かないほど損傷を受けたキコルを、本部は援護を出し救い出そうとします。
しかし、それをキコルは断るのです…。
キコルには元のスーツの装着者であった母親のゴーストが見えており、もう少しで追い付くのだと言います。
必死に母親の姿に追いつこうとするキコル。
次第に怪獣15号からの攻撃を躱し、反撃を始めるのでした。
第80話 もう頑張らなくていい
キコルは母親のゴーストに追い付き、ついに追い越すまでに至ります。
解放戦力値は母親を超え、ついに怪獣15号を斬り刻み、露出した核を破壊するだけのはずでした…。
しかし、怪獣15号の顔は笑っています。
すると次の瞬間、分割した怪獣15号から伸び広がった菌糸の様なものがキコルに突き刺さり、つながったと怪獣15号が言います。
キコルの辺りには暗闇が広がり、本部と通信不能になってしまいます。
その頃、キコルは頭の中に直接怪獣15号の声が聞こえ、次第に自分が何故、怪獣討伐に必死で頑張っているのか分からなくなってしまうのでした。
第81話 知ってるぞ
精神攻撃を受けてしまい本部からの通信に応答しなくなってしまったキコル。
あまりに的確な怪獣側の対応に違和感を覚えた本部長は、他の識別怪獣との戦況を確認します。
先程まで有利に戦っていたはずの鳴海の身体に、今まで一度も受けたことのない直接の攻撃が入ります。
斬撃を得意とする保科は、同じく斬撃の相手に苦戦。
立花と東雲は既に窮地に陥ります。
出現した識別怪獣は、対防衛隊に特化した怪獣だったのです…。
怪獣8号 10巻の感想
怪獣10号を兵器として纏った保科は、怪獣10号を従わせるのではなく、自分を10号に寄せる事で同調率を上げて行き、遂に解放戦力値上げる事に成功し飛行場を制圧しました。
怪獣10号の意識をそのまま残して話が出来る状態はとてもやり難いと思いますが…。
次第に怪獣に占拠されていたところを制圧していく防衛隊。
このまま全てを制圧できるのではと思ったのも束の間、今度は同時に複数の識別クラス怪獣が出現しました。
四ノ宮長官を取り込んだ怪獣9号の計画が露になった瞬間ですね。
防衛隊の長官の頭脳を取り込んだので、隊員や防衛隊の情報がまるまる敵の手に渡った様なものですから。
日本各地に同時多発的に現れた怪獣は、今までと何も変わらず数や大きさだけの脅威でしたが、それらをほぼ制圧した後に現れた怪獣は違っていました。
それぞれ隊長格に対応した識別怪獣。
キコルの前に現れ、怪獣15号と識別されたそれは、キコルの弱さであろうメンタルを狙ってきたのです。
闘い始めこそ怪獣の強さに圧されていたキコルでしたが、母親が装着していたスーツによって見えていた母親のゴーストに追いつき、追い越し、遂に怪獣15号を倒したと思った瞬間、精神攻撃を受けてしまいました。
やっと母親に追いついたと思った瞬間に、その母親や先日取り込まれてしまった父親の残像を見せられ、何のために頑張るのかと聞かれてしまっては、考えが混乱してしまったのでしょう。
また、未来視の能力によって無敵だったはずの鳴海も攻撃を喰らい、刀術が得意なはずの保科も同じ刀術で圧されていたのでした。
それぞれが識別クラス怪獣に圧されている防衛隊。
遂にカフカの出番となるのか。
次巻でのお楽しみです。
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