怪獣8号 9巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
怪獣兵器6号の正式な適合者として訓練を開始したレノ。
それを受けて怪獣8号としてではなく、自身の強化に乗り出したカフカ。
近いうちに起こるであろう怪獣9号による大災害に備える防衛隊ですが…。
怪獣8号 9巻 には第67話から第73話までが収録されています。
怪獣8号 9巻のネタバレ、あらすじ
第67話 仲間
四ノ宮長官が完成させたという隊式格闘術を保科副隊長から教えてもらうことになったカフカ。
まずは基本の歩行5種を徹底的に叩き込む。と言われます。
そして、週2でこちらに来る時に見てやる。サボってたらすぐ分かるぞ。と念を押されます。
なかなかに辛い歩行訓練に足が痙ったところでキコルが現れ、パパも毎日やっていた。と言いました。
長官もやっていたなら尚更、頑張らないとな。と気合を入れるカフカ。
長谷川副隊長から預かった、取り上げられていた携帯端末を渡し、皆に連絡してみれば。とキコルに言うのでした。
しかし、怪獣8号であることを黙っていたことに引け目を感じるカフカは、どうしたものかと悩むのでした。
第68話 予兆
未解決の怪獣事件が複数起こるも、どれも共通している事は防衛隊が到着する前には姿を眩(くら)ますことでした。
それだけでも分かることは、以前と比べて怪獣の知能が上がっているということ。
防衛隊でも、それは9号災害の前兆だろうと読み、対策を急がなければならないと状況の確認が行われていました。
首都機能の分散や設備の拡充。識別怪獣兵器の適合者の確認など、対怪獣防衛力の総結集を図りつつあります。
しかし、怪獣9号の様な怪獣が複数現れたら、それでは足りないと懸念するのでした。
そして、キコルも母の形見である怪獣兵器4号の装着へと準備を進めます。
第69話 その先の未来のために
未解決の怪獣事件が頻発したと思うも、今度は全く姿を現さなくなり、3ヶ月が経とうとしていました。
キコルは鳴海隊長と怪獣兵器同士の訓練を積み重ね、カフカも保科副隊長に隊式格闘術の特訓を受けていました。
カフカは昼休憩にと屋上に出たところ、既に亜白が昼食を取っていました。
場所を変えようとするカフカですが、亜白に呼び止められ一緒に食べることになります。
そして、二人の子供時代の思い出話しとなります。
自分は強くなり、もうあなたの後ろに隠れる必要はなくなったから、一緒に怪獣を倒そう。と亜白は言います。
返事をするカフカの顔は、昔と変わらず無理している顔だと分かる亜白でした。
第70話 群発災害
しばらくの静けさと沈黙を破り、ついに現れた怪獣。
それは東京全域に渡り複数ヶ所で同時に発生しました。
通報センターでは東京のあちらこちらからの通報にあ然とし、対応が出来ないでいます。
怪獣解体業でカフカの同僚であった徳さんは、娘の結婚式にて怪獣に襲われました。
式場はメチャクチャにされ、式場から地下のシェルターへ向う途中、地下へのエレベーター前にも怪獣は現れます。
その場にいた娘を怪獣が食べようとしたその時、鳴海が現れて娘は危機一髪、助かるのでした。
第71話 出動
出撃した防衛隊は制圧にかかりました。
鳴海の居る場所では、隊員たちが避難者と一緒に退避していきます。
この場所で一番危険な生物は、怪獣兵器1号フル装備の鳴海。近くにいた怪獣を一瞬で一掃しました。
長谷川副隊長に現況の確認を入れると、訓練のお陰で避難活動は順調に進んでいるのは良かったが、怪獣の出現は東京だけではなく、全国で起きているとのこと。
更に、怪獣が暴れている地域はインフラなどの主要箇所とのことで、間違いなく裏で怪獣9号が動いているようです。
制圧に厳しい箇所が報告されると、鳴海はキコルの出動を命じました。
第72話 キコル出撃
鳴海の指示で怪獣兵器4号を装着したキコルが出撃。
かつてキコルの母が第一部隊の副隊長時代に使用していたカタパルトからです。
キコルが装着している怪獣兵器4号は、防衛隊が所有する怪獣兵器の中で唯一飛行が出来るものです。
カタパルトから射出されたキコルは飛行形態を取り、目標の討伐エリアまで一気に飛んでいきました。
到着早々に本獣を一体討伐すると、鳴海から10分で制圧するように言われます。
しかし、キコルは5分で十分だと答えす。
そして、瞬く間に3体もの本獣を討伐するのでした。
第73話 保科出撃
怪獣兵器10号を装着した保科が出撃しようとしますが、怪獣兵器10号は意志を持ち、会話もするため、保科との同調率は訓練時からあまり上がっていません。
しかし、怪獣9号の想定を上回るにはこれくらいは必要だと保科は言います。
出撃する時も、怪獣10号の単独意志でヘリの底をカットして出て来てしまいました。
そして、怪獣の密集するところへ降り立つと、保科の考えとは逆の方向へ動こうとして身動きが出来ません。
そのうち怪獣に囲まれてしまい、凌ぐのがやっとの状態に。
そして、仕切り直そうとしたところで保科が動くより前に、敵が保科の考えを分かっていたかの様な動きを見せるのでした。
怪獣8号 9巻の感想
怪獣に変身を続けたら、元には戻れなくなるかもしれない。
そんな恐怖よりも怪獣災害から人々を守るためにも戦う決意をしたカフカに、少しでも怪獣化を減らせるようにと保科副隊長は隊式格闘術を指導します。
携帯端末も戻され、第3部隊の仲間と連絡が取れる様になりますが…。
その時、改めて第3部隊の仲間から怪獣としてではなく、カフカ自身への信頼が分かり、より一層活力が湧いて来た様です。
自分が怪獣9号ということを隠して一緒に訓練したことがバレれば当然非難されると思っていたため、仲間からの心配と感謝の言葉は身に染みたことでしょう。
また防衛隊では9号災害に向けて準備を進めます。
6号兵器のレノだけではなく、鳴海隊長の1号フル装備。
キコルは母の形見でもある4号兵器の装着訓練。
更に、保科副隊長は10号との共闘を選択しました。
意思を持ち、話す兵器は正直扱いづらいと思うのですが、それでも9号の想像を超える戦力としては必要と判断する辺りは妥当なのかもしれません。
ただ、巻末でもあるように10号が暴走すると厄介ですが…。
そしてついに怪獣が一斉に行動を起こしました。
今までは個体が個別に現れてきましたが、9号が操っているのでしょう。
要所をついた攻撃に出て来ました。
しかし、防衛隊もそれを踏まえた準備をしてきましたので、弱者が強者に勝つ応戦各個撃破が始まりました。
次はカフカの出番でしょうか。次巻が楽しみです。
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