その着せ替え人形は恋をする 13巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
無事にハニエルの衣装が完成し、冬コミに挑む海夢。
新菜に頼まれ、気合いを込めてハニエルを演じる海夢は、大勢の人を虜に。
その姿は、ネットを通じて世間に衝撃を与えてしまう事になり、ついには作者にまで知られてしまう事に！
その着せ替えは恋をする 13巻には第96話から第102話が収録されています。
その着せ替え人形は恋をする 13巻のネタバレ、あらすじ
第96話
ハニエルの衣装完成に向けて最終段階を迎えるにあたり、新菜は完璧なハニエルを再現したいと海夢に告げます。
自分が思い描いてきたハニエルの姿を現実のモノにしたいと、熱く語る新菜の想い…。
そして、人を虜にする表情を作って欲しいと海夢に頼みます。
人を虜にする表情と、そんな事ができるのかと不安になってしまう海夢。
でも新菜は信じていました。
海夢には出来ると、海夢にしかできないと言う新菜の熱い言葉に、海夢は自分の可能性を信じてハニエルを演じる決意をします。
はたして全ての人を魅了する笑顔を作れるのでしょうか？
第97話
熱気渦巻くコミケ会場へと訪れた海夢と新菜。
既にコスプレ広場では多くの参加者やレイヤーでごった返し、どこもかしこも撮影で大忙しとなっていました。
どこで撮影しようかと悩み、歩いて行くと、まだ人がそんなに集まっていない広場を見つけます。
ここで撮影しようと決める海夢と新菜。
海夢も嬉しいのか、これで新菜の作ってくれた衣装も七着増えたと言い、ありがとうと笑顔で告げて良い感じになるのですが、沢山の視線を感じてしまいます。
それはハニエルのコスをした海夢の撮影をしたい参加者が、いつの間にか長蛇の列を作っていたのです。
こんなにも撮影したい人が並んでいたんだと驚く海夢と新菜。
ついに撮影が始まります。
第98話
海夢のハニエルを見て、感動のあまりに号泣してしまうアキラ。
好きなキャラの上に、推しのレイヤーがコスプレをしているとなれば、もはや感極まってしまうと、アキラのテンションは狂い出します。
そんな中で海夢の完成されたハニエルの衣装の出来映えは、涼香を驚愕させました。
あまりにも完成され衣装は、もはや芸術だと言わんばかりの出来映えで、どのレイヤーも羨むものだったのです。
そしてその衣装に見合うハニエルを演じることの出来る海夢の笑顔は、多くの人々を取り込んでいました。
ハニエルが降臨したとSNSがざわめき出します…。
第99話
ハニエルのコスプレをする海夢の目線は、多くの参加者の視線を奪ってしまいます。
いつしか海夢に群がっていくコミケ参加者たち。
彼女の演じるハニエルの視線…。
全てを魅了していくような錯覚を与えます。
ハニエルがいたと感動する人や、オーダーされただろう衣装の出来映えに感心するレイヤー…。
コスプレ広場の意識は海夢に向いていました。
多くを魅了する天使・ハニエルの微笑みは、海夢によって再現されたのです。
第100話
長く続く撮影にようやく気づいた涼香は、海夢が初心者レイヤーだった事を思い出します。
撮影を終わらせる方法を知らないと慌ててカウントを取り出す涼香。
そしてようやく撮影を終えると、海夢に対する拍手が鳴り響いていきます。
ようやく撮影が終わったとホッとする海夢。
しかし彼女のファンになった参加者達からは、名刺をもらえないか、SNSにアップしていいのか、との問い合わせが殺到します。
しかもプロのコスプレイヤーにならないかと、事務所のスカウトまで受けてしまう海夢。
そんな彼女を見詰める新菜の視線は、何処か厳しいモノでした。
彼に一体何が起きたのでしょうか？
第101話
海夢のハニエルのコスプレはとんでもない反響を生んでいました。
SNSでは作品の天命がトレンド入りし、ハニエルも同じようにトレンド入りを果たしていました。
天命の作者・司波刻央の友人である漫画家の溝上は、海夢のハニエルのコスプレを見て、実写版が始まるのかと驚いてしまう始末…。
でもこれは実写ではないと、編集の妹尾に言われ、これが一般人の行ったコスプレだと聞きさらに驚きます。
そしてそれは溝上から刻央へと伝わり、原作者も認める程のハニエルの完成された姿に惹かれてしまいます。
静かに人気を博していく海夢。
この騒動はしばらく続きそうです。
第102話
海夢の父・真澄が年末休暇に戻るやいなや、またもや娘に驚かされてしまいます。
知らないうちに海夢がSNSで取り上げられており、天命の作者である司波からも褒められているなど、娘の知名度に驚いていました。
しかしその衣装を新菜に作って貰っていたと知り、慌てて新菜にお礼を言いに自宅へと向かうことになります。
海夢は不安でした。
コミケの帰りに見せた新菜の表情。
何か怒っているような表情は、一体なんだったのかと、気になってしまう海夢。
いったい、あの表情は何だったんでしょうか？
その着せ替え人形は恋をする 13巻の感想
ついにハニエルの衣装が完成してコミケに参加することになった海夢。
まさに一世一代の大舞台となってお話でしたね…。
海夢のハニエルがまさかあそこまで大人気になってしまうとはと、驚きの展開でした。
SNSでトレンド入りする程、人気が出てしまった海夢。
このまま芸能界入りをするのではと心配になってしまいます。
しかし！
海夢の演じる力ってすごいモンですね。
人を魅せる事のできる視線を作る事ができる海夢の魅力は一種の才能かもしれません。
それに新菜の作りあげた衣装も、そんな海夢の持つ才能を引き出す代物とは！
完成度の高い衣装の出来映えは、まさに新菜の技術が成せるモノと言えるのでしょうね。
今回の件で有名になってしまった海夢ですが、今後の展開で何か起きないかと心配になってしまいます。
何分に芸能事務所にまで声を掛けられてしまう海夢とか、現在は読モをやっているのですが、今後はもしかして芸能界デビューになってしまうのかと気になるところです。
そして気になる事と言えば、新菜との関係。
なんで新菜は今回、海夢の撮影の時にあんな表情をしていたんでしょうか？
彼の中にも複雑な想いがあったのかと思います。
今後の展開で新菜と海夢の関係はどうなっていくのか？
何かターニングポイントに来た感じがしますね…。
はたして次回はどうなってしまうのかと、気になるところです！
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