異世界おじさん 10巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
ダンジョンのボスである「マガツコトノヌシ」によって身体を奪われてしまったツンデレエルフさん。
圧倒的な戦闘力を前にして追い詰められてしまう、おじさん達。
シャリオンとオートムはツンデレエルフさんを取り戻そうとするも、返り討ちに。
はたして反撃の術はあるのか?
異世界おじさん 10巻には第48話から第52話と番外編とおまけが収録されています。
異世界おじさん 10巻のネタバレ、あらすじ
第48話
ツンデレエルフさんの身体を奪った「マガツコトノヌシ」を前に、冷静に倒すと告げるおじさん。
そんなおじさんの宣言を見て、興奮するたかふみ。
頭脳派のイキリを解らせてやれと言う言葉を後に、おじさんはツンデレエルフさんと対峙します。
「マガツコトノヌシ」はおじさんの持つ実力を前に、古代魔導具を解放させ、傀儡兵達も魔導具を解放させてしまいます。
勝利を確信した次の瞬間。
おじさんは天井に向かって魔力の一撃を放ち、瓦礫を崩落させてしまいます。
自分に目掛けて落ちてくる瓦礫を王神剣で撃墜するも、その隙を突いてツンデレエルフさんの身体を水魔法で追撃してきます。
しかし、威力の無い水しぶきだと、ツンデレエルフさんの身体を傷つける事を恐れているのだろう。
そう油断していた「マガツコトノヌシ」は、身体を凍結されてしまいます。
攻撃では無く、身動きを封じるために放たれた水魔法によって、凍結されてしまった「マガツコトノヌシ」。
その身体は動きを封じられ、おじさんに組み伏せられてしまいます。
はたして、ツンデレエルフさんの身体を取り戻す、おじさんの秘策とは?
第49話
「マガツコトノヌシ」を自分に憑依させ、装備品として封印したおじさんは、無事にツンデレエルフさんを解放する事に成功します。
スザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガと、名を噛まずにしなやかに呼ぶおじさんに、たかふみと藤宮は凄いと驚きます。
おじさんはこの驚異的な記憶力をセガの力だと言い切ります。
またしてもセガの力だと、セガの事に関してブレないおじさんの言葉に、たかふみとふじみやは続きを見る事にしました。
そして始まる続きには、良い雰囲気になったツンデレエルフさんとおじさんの甘い時間でした。
これは夢だと想いながら甘えるツンデレエルフさん。
一方、おじさんはいつもの通りでした。
第50話
沢江の来訪で知ってしまったセガのハード撤退の事実・・・。
おじさんは覚醒した際に消してしまった衝撃の記憶を呼び戻します。
ドリームキャストを買いに行くも、トラック事故に巻き込まれてしまい、辛い異世界生活を送った、おじさん。
そしてドリームキャストが生産中止となった事や、セガのハード撤退と、封印した記憶が再び呼び起こされ、おじさんの精神は崩壊してしまいます。
その後、4日目が過ぎてから、ようやくおじさんは冷静さを取り戻しますが、憔悴してしまい、おじさんからおじいさんへと化していました。
どれだけにショックだったんでしょうか・・・。
第51話
たかふみにプレゼントされたドリームキャストでソニックをプレイし、すっかり回復したおじさん。
途中で終わってしまった、ツンデレエルフさんとの仲はどうなったのか。
そしてオートムとシャリオンの仲はどうなったのかと、続きの視聴を開始します。
結婚してくれとのオートムの告白を受けて、涙するシャリオン。
以前から想いを持っていた事を告げ、オートムの告白を素直に受け取るシャリオン。
それを祝福するツンデレエルフさんと、和んだムードが広がります。
しかし、おじさんは「マガツコトノヌシ」をどうにかしなければと、王都にいるアリシアに会いに行く事になります。
ツンデレエルフさんは洞窟で手に入れた大量の魔導具を故郷に戻ると言い、それぞれに違う道を歩みます。
ダンジョンを出る前にツンデレエルフさんにまたなと言い、おじさんは王都へと向かう事になりました。
第52話
公園で精霊と話をしていたおじさん。
そんなおじさんを見つけた藤宮は声を掛け、世間話を始めます。
最近の公園では子どもの姿を見かけないと言うおじんさんに、藤宮は現在の公園の事情を伝えます。
危険な遊びの禁止、大声を出す事や、不審者対策などで厳しくなったと告げ、おじさんは魔法で姿を消してしまいます。
不審者として通報されたくないとするおじさん。
そんな透明になったおじさんの動画撮影を思い付く藤宮は、透明になったおじさんを撮影します。
果たしてどんな動画になるのでしょうか?
番外編
煉獄の湯に一人取り残されていたメイベル・・・。
宿代をおじさんにたかるつもりで、無一文だった彼女は、仲居として煉獄の湯で働いていました。
元気で働き者として重宝されたメイベル。
そんな彼女に負けじとするレニア。
布団運びに掃除と片付けと、手慣れた様子で働くメイベルでしたが、それは幻惑魔法でした。
当の本人は布団部屋の隅でぐっすりお昼寝中と、惰眠を貪るメイベル。
しかし、そんな自堕落が許されるほどに仲居の仕事は甘くありませんでした・・・。
おまけ
ある日、目覚めてみればメイベルがおじさんの身体に顔を埋めていました。
何事かと聞けば、収納魔法で開いていた空間を好奇心で覗いてみたとの事。
しかし、覗いてみたのは良いが、顔を出す事が出来なくなり、自分でどうにも出来ないことに…。
メイベルは助けてほしいとおじさんに請います。
仕方なくおじさんはメイベルの身体を持ちますが、くすぐったいのか暴れてしまいます。
そのせいでさらに収納空間に入ってしまうメイベル。
おじさんは慌てて足を掴み、言います。
以前にうっかりと収納空間に入った魔物が、精神を壊してしまったと。
そんなとんでもない事を訊き、当然に取り乱すメイベル。
メイベルは無事に収納空間から脱出する事が出来るのでしょうか?
異世界おじさん 10巻の感想
今巻もセガの愛が激しいおじさんとなっていましたね・・・。
おじさんのセガ愛が非常に重くて良かったです。はい!
そう言えばおじさんがトラックに轢かれる事になってしまった原因って、ドリキャスを買う事だったなと、今になって思い出しました。
まあ普段から異世界での過酷な生活がメインになっていたもので、すっかりと忘れていたのですが、まさかドリキャスが関わっていたなんて・・・。
当時においてもドリキャスって凄いゲーム機として取り上げられていましたから、まさか生産中止になっていたとは、おじさんのショックは計り知れませんね。
ドリキャスで失敗し、セガのゲームハード開発からの撤退。
これで精神崩壊をしてしまう大ダメージとは…、おじさんはどれだけセガの事を愛しているんでしょうか?
ここまで愛が重いとは驚きです。
結局、何とか気を取り戻す事に成功するおじさんですが、ドリキャス関連の話題は伏せておいた方が良いでしょうね。
さて、そんなおじさんの異世界生活なのですが、まさかの悪霊「マガツコトノヌシ」をアイテムとして封印してしまうとは、驚きでした。
アイテム欄に残っていない様なので、アリシアさんに浄化してもらったと考えた方が良いのでしょうか?
おじさんの事ですから、何かまた一悶着してそうですね。
また、シャリオンとオートムが無事に結ばれ、今回は良い方向で進んでくれて良かったです。
何分におじさんと関わると不幸になる方も多いので・・・。
この二人にはまた登場してほしいですね。
ツンデレエルフさんはどうなるのかと気になるとこです。
次巻も楽しみにしたいですね!
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