十字架のろくにん 4巻のあらすじ・ネタバレと感想! | やまねこの漫画ブログ

十字架のろくにん 4巻のあらすじ・ネタバレと感想!

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十字架のろくにん 4巻のあらすじ・ネタバレと感想を紹介します。

この漫画は小学生時代に同級生5人組から壮絶ないじめにあい、家族まで奪われた主人公・漆間 俊の復讐物語です。

俊は5人のうちの2人に復讐を果たし、4巻では円を相手に、そして次なる標的を久我へと向けるも不測のアクシデントに見舞われてしまう・・。

 

十字架のろくにん 4巻には第30話から第42話が収録されています。

 

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十字架のろくにん 4巻のあらすじ・ネタバレ

第30話  凶行

学園祭の日、白川 要は体育館の外で円 比呂の姿を見かけ、何をしているの?と声をかけるが、逆に円から、ジャマは懲らしめると言って逃げようとしたところを押さえつけられ、性的暴力をふるわれてしまう。

その後、白川 要の双子の兄・純から要の様子が変だと電話が入るも、現場の状況を直後に駆け付けて知ってしまった俊は言えないと答えるしかありません。

 

第31話  正々堂々

円は自宅で要とのことを思い出して興奮していると母親から手紙が届いていると渡されます。

見ると俊からの果たし状で明日15時に指定の場所で待つとの内容。

円は自信たっぷりに指定された場所へ行き、正々堂々勝負しろと叫びます。

そう言いながらも円はスマホ録音した音声で居場所をごまかし、俊の背後に回りナイフで切りつけようとするも、俊はとっさに気がついて反撃を加える・・。

 

第32話  作る側と壊す側

場面は小学校時代に遡り、当時の円と京の出来事が明かされます。

円はクラスメートの京より図工の授業のねんど工作でロボット作りを頼まれ、出来上がった作品を京に渡すもあっという間にぐちゃぐしゃに壊されます。

京は、怪獣が町を破壊する理由を人間が頑張って作ってきたことが分かるから壊すのが楽しいと屈折した心の内を明かし、自分は怪獣の壊す側の方が楽しいと言います。

その日以来、円は壊す側の人間になり、円にとって京は友達から神様の存在になります。

 

円は気絶していていたようで、気がつくと木の台の上に寝かされ両手両足を縛られています。

そして、俊からはお仕置きの時間だと言われ・・。

 

第33話  サムキン

俊は、なぜ要に暴行をしたのかと円に問い詰めますが、円は反省するところか開き直って口答えをする。

俊は円に対して、昔のヨーロッパでは犯罪は悪魔が人に取り付いて起こると考えられたときに、罪人に対して行われていた”親指締め”という拷問を課します。

爪が割れ、肉にめり込み、痛い痛い!!と円は悲鳴を上げていく・・。

 

第34話  セロハンテープ

少しは話を聞く気になったかと問いかける俊に対して円は悪態をつきます。

親指が痛いという円に痛いのはそこだけか、人は失って初めて大切なものに気付くと意味深長な言葉を投げかけます。

 

円は早く逃げないと本当に殺されると思い、俊が次の準備をすると言って場を離れたすきに手足を縛っている縄をほどき、チャンスと喜んで走り出そうとしますが、走れずにその場に倒れます。

足先を見ると親指が根元から直角に折れ曲がりほとんど取れています。

戻ってきた俊は、大切なものに気づけた?寝ているうちに指をいじっていたら取れたので、やはりセロハンテープではだめかと・・。

 

俊は円を木の台の上に再び寝かせ、手足を縛りつけます。

そして次なる拷問の手はずを整えています。

 

第35話  京ちゃぁん!!

俊は、拷問具を腕の関節、足の関節を伸ばす「引き伸ばし台」と説明し、その取っ手を回し始めます。

円は殺されることを覚悟して思わず、京の名前を叫びます。

すると俊は、今からお前の中の悪魔を祓ってやる、おまえには”至極 京”という悪魔が取り付いている、と言って更にハンドルを回すと関節が壊れます。

この場に及んでも京の名前を出す円に対して、俊は”至極 京”はお前のことなどなんとも思っていないと言います。

しかし円は、そんなことはないと言い張ります。

次に俊は筋肉と骨を繋ぐ腱を引き伸ばしにかかります。

円は苦痛に顔をゆがめ、助けて京ちゃんと叫びます。

 

すると京が姿を現して後方から俊を殴ります。

京は、待たせたね助けに来たよ、と言うと円は京ちゃんと叫びます。

 

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第36話  ちぎっ

円は京に助けを乞いますが、京は逆に拷問具のハンドルを回し始めます。

円は、京のことを信じていたのに何で壊すのだ、どういうことだ、死ねだと京のことを罵ります。

拷問具は円の身体を完全に壊し、円は虫の息となってしまいます。

俊は、京にありがとう、もういいよと言って肩に手をそえます。

すると、ああという声が返ってきます。

 

第37話  本当は

円は京から小学生の時、図工のねんどの工作物を壊されたこと、俊の両親と弟が乗った乗用車を崖の上から見張っていた時に突き落とされたことなどを思い出します。

そして、京は自分のことを何とも思っていないことに気がつき、そして息絶えます。

 

京だと思われた人物は終わったなと言って顔のマスクを取り外すとそれは俊の祖父でした。

俊は祖父から教えてもらった幻覚剤を使ったのです。

祖父は、切迫した状況では人は見たいものを見るものだ、そして円の姿を見てそれにしてもむごいものだと呟きます。

俊はこれでも足りないくらい、被害者のような顔で死にやがってと言い放ちます。

 

第38話  強く

その後、円の姿が消えたため、「探し人」の掲示が街中の電柱に貼られます。

俊の高校の教室では要が学園祭の日以降、学校に来ていないことを女生徒が話題にしています。

担任の先生から要は持病のぜんそくが悪化したため休学することになったと伝えられます。

 

俊は要の家に行き、もう君を傷つける奴はいないし、君の傷を知るものもいないので、強く生きてほしいと復讐を果たしたことを伝えます。

 

場面は変わり、久我は京と話をしています。

5人組の仲間のうち残りは、久我と京に二人です。

久我は京に自分が俊を殺すことを確認すると、京は好きにしたらと答えます。

 

第39話  4人目

高校で俊は久我と廊下ですれ違うときに久我が俊の前に立ちはだかり、前に進むのを妨害します。

久我は俊の肩に手を置いて耳元で次はこっちの番だと伝えます。

俊は次の標的は久我とすることに決めます。

そして以前、格闘技の練習と称して様々な暴力を振るわれたことを思い出します。

 

俊は学校からの帰り道、どう殺そうかと考えていると家の方が明るいことに気がつき、近づくと家が燃えています。

 

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第40話  炎

俊は祖父のことが心配になり家の中に入ると祖父が火事の中をからくも逃げ出してきます。

見ると左腕、左足などにやけどを負っている様子です。

祖父は、すまんしくじった、と言いその場に倒れます。

 

祖父は病院に運ばれ、俊が見守るなか意識を取り戻します。

俊は、これは久我の仕業だと感じます。

 

その後、警察の安西巡査部長と太田巡査課長が病室にお見舞いに来ます。

俊は、安西から警察は放火の疑いが強いと見ていることを伝えられます。

そして、「君の周りには不幸が続く」、「何か心当たりは?」とも。

そして家は全焼したが家どうするのと聞かれ、太田巡査課長の家に身を寄せさせてもらうことになります。

 

第41話  いいよね

太田巡査課長からはベット1つしかないけれど、いいよね?と言われ、どういう意味かとドギマギしてしまう俊。

しかし俊は、床で寝ることでいいよねという意味であることを知り、ほっとします。

俊は前よりも動きづらくなりますが、やることは同じだと大丈夫と自分に言い聞かせます。

 

場面は変わり、高校の体育の授業で柔道を行うことになり、俊は柔道部の黒澤と組むことになります。

俊が投げる番では全く歯が立ちません。次に黒澤の番になり、思い切り投げてやろうと力を込めますが、逆に俊が黒澤を投げ飛ばしてしまいます。

授業が終了後、黒澤が俊のところに来て、家の放火の件は自分がやったことを告白します。

 

第42話  指カジノ

俊は黒澤の胸ぐらをつかみ、どういうことだと?と問いただします。

黒澤は久我に命令された、悪かったと思っているが、幼なじみを久我に人質に取られて逆らえなかったと訴えます。

また、柔道部は久我のせいで滅茶苦茶になっていることも俊は聞かされます。

指カジノと称してトランプで指をかけて負けると指を折るゲームをしていることなども。

指カジノをしている時、怒鳴り込んできたのが、黒澤の幼なじみの杏奈でしたが、なぜか久我は笑っていた。

その後、久我から漆間 俊の家を燃やせと命令され、放火できないなら幼なじみの杏奈を紹介しろと。

そして俊は、黒澤から自分と杏奈を助けてくれと頼みこまれます。

 

俊は杏奈さんの写真とかあると聞くと、黒澤はスマホから写真を見つけて見せます。

キレイな人だけれど誰かに似ていると思う俊でした。

4巻はここで終了です。

 

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十字架のろくにん 4巻の感想

3巻では円は学園祭の日に俊と対決する作戦でしたが、体育館のところで要に見つかり、逆上した円の攻撃の矛先が要に向かってしまい、要は性的虐待を受けてしまいます。

そのことを知った俊は、怒り狂い、今度は自分から円との対決を申し入れます。

円との一対一での勝負では俊の一枚上手で拷問具を使ってじわじわと苦しみを与えながら懲らしめていきます。

京のことを慕う円ですが、俊は京という悪魔が取り憑いているといって拷問で苦しみを与え続けます。

円は京のマスクをかぶった俊の祖父のことを京と信じて助けてもらえると安心しますが、逆に拷問具のハンドルを回されてしまいます。

円は、京は自分のことなどなんとも思っていないことを、これまでの様々な出来事を冷静に思い出して気がつきます。

この辺りは残酷で壮絶なシーンが多く、読んでいて辛くなることろも多々ありました。

また、俊は円に復讐を果たした後、要の家に行って報告すると要が涙を流すシーンではいろいろな感情が沸き上がり、何とも言えない気持ちになりました。

 

次の復讐のターゲットの久我は高校では悪さをしたい放題の札付きのワルです。

俊は家を焼かれてしまい、祖父も入院の状態となってしまいます。

住む家もなくなり、なんと俊はこともあろうに当面、婦人警官の太田巡査課長の家に一緒に住むことになってしまいます。

そして家に放火した柔道部の黒澤から自分と幼なじみの杏奈を助けてほしいと頼まれてしまう俊。

 

自分の復讐のため、仲間が安心して高校生活を送れるためにと俊は絶対的不利な状況の中で久我に対峙してどのように復讐を果たしていくのでしょうか?

次巻が楽しみです。

 

 

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