「妻、小学生になる。」8巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
これまで順調に進んできた麻衣と蓮司の恋。蓮司から船釣りに誘われ、麻衣は蓮司の秘密を知り、ショックを受ける。
はたして二人の恋の行方は?
そして守屋は圭介についに告白するのか?
「妻、小学生になる。」8巻には第57話から第64話までが収められています。
妻、小学生になる。8巻のネタバレ、感想
第57話
圭介と万理華(貴恵)、麻衣と蓮司は海での船釣りから戻ると釣った魚を料理してくれる店に行きます。
大喜びの圭介と万理華(貴恵)ですが、麻衣は元気がなく、夜風に当たると店の外に出ます。
麻衣は、蓮司が釣り船で友人と8年前に海で行方不明になった恋人の話をしているのを聞いてしまい、落ち込んでいたのです。
一方、蓮司は圭介に奥さんが亡くなったことを乗り越えているのですか、自分も好きだった人を事故で亡くしているので、と聞きます。
圭介は、乗り越えてはおらず、まだ愛していると答えます。
しかし、そのことが良いとは限らない。
新しい人を見つけて向き合って本気で愛して人生を進んでいくのも立派なことだと続けます。
蓮司は外にいる麻衣のところに行き、心配している麻衣に自分の気持ちを打ち明けます。
第58話
宇田は圭介から守屋は「君と再び」の映画に興味があるけれどもまだ見に行っていないことを聞きます。チャンスとばかりに宇田は守屋を映画に誘います。
一方、守屋はこれまで圭介に対して自分なりに積極的にアプローチしたにも関わらず上手くいかないことにいらいらした気持ちです。
そんなときに、宇田から声をかけられて「君と再び」の映画を一緒に見ようと誘われます。
宇田は守屋からの了承が得られ、二人は待ち合わせをして映画館に入ります。
映画を楽しんだ後、宇田はこの流れでと守屋を食事に誘いますが、家に戻りたいと断られてしまいます。
守屋は「君と再び」の映画を見て、映画と同様に圭介が愛する奥さんを亡くされてどれだけ大変な気持ちなのかと考えてしまい、そのような気持ちになれなかったのです。
第59話
守屋は詩織とバーに行きます。
守屋は会社の男性と「君と再び」の映画を見に行ったことなどを話します。
圭介が亡くなった奥さんのことを今でも愛していること、自分と同世代の圭介の娘・麻衣のことが気になり、守屋が前に進めなくなっていることを詩織はお見通しです。
そこに麻衣が遅れて店に到着します。
麻衣は彼氏・蓮司の地元に父・圭介を連れていき、意気投合して圭介も釣りが好きになったこと。
蓮司から改めて好きだと告白されたことなどを話します。
守屋と詩織は、麻衣の幸せな報告を聞けてよかったと喜びます。
その帰り道、詩織は麻衣に少し話をしようと誘います。
詩織は、好美が誰が好きなのか気がついていると聞くと麻衣は、お父さん(圭介)?と答えます。
続けて詩織は聞きます。好美は、麻衣のことを思い身を引くことも考えているけれども麻衣は好美のことをどう思っているの。
詩織は、麻衣が結婚して今の家を出ていったらお父さん(圭介)は一人になってしまう、だから麻衣も好美の背中を押すのを手伝ってね、と少し強引です。
詩織と別れた後、麻衣は当惑します。
第60話
宇田は守屋のことを会社の同僚の保谷に相談します。
保谷は失恋を恐れて前に進めない宇田に、もうすぐホワイトデーなのでプレゼントを渡すときに告白したらと勧めます。
一方、守屋は詩織から「守屋は圭介のことを好きだと麻衣に話した」と電話で聞かされます。
会社での昼休み、圭介は好美にホワイトデーのプレゼントを渡します。
圭介は、好美は仕事が出来て気が利いて容姿端麗でいい奥さんになると言います。
相手はいないと答えると、圭介は誰かいい人が見つかるといいねと。
好美はまた同じことの繰り返し…、でも告白する勇気はないと思います。
そんな時、宇田は守屋にホワイトデーのプレゼントを渡して仕事後に時間を作ってとお願いします。
第61話
宇田は守屋を会社の屋上に呼び、好きなので交際して欲しいと告白します。
守屋は、好きな人がいるのでと断ります。
宇田は、気持ちを聞いてくれてありがとう。同じ状況が続いて何も変わらない状態が嫌だったけれどもやもやがすっきりしたと。
そして、守屋も好きな人がいるなら早めに動け、時間を大切にしろよと言ってくれました。
場面は変わり、麻衣はファミレスに万理華(貴恵)を呼んで相談をしています。
守屋は圭介のことが好きでこのままでは、本当に告白してしまうと。
万理華(貴恵)は、守屋は圭介の事情を知らないので仕方がないと言います。
麻衣は守屋には万理華(貴恵)の事情を説明してはと提案しますが、秘密を知る人は増やさない方がよい、守屋が告白して圭介が断れば上手くいくということになります。
場面は変わり、新島家では万理華(貴恵)が今度の土曜日に花見に行こうと誘うと圭介は守屋からどうしても一緒に来て欲しい場所があると言われているからと断ります。
啓介との約束の土曜日、守屋は今日こそは告白しようと心に誓います。
第62話
守屋が圭介と待ち合わせをして向かったのは、とある牧場です。
いろいろな場所をまわり、たくさんの動物や景色を見て、圭介が楽しかった、取材は十分できたかいと尋ねると、守屋はこみ上げてくる気持ちを抑えることができません。
今日お願いしたのは取材のためではなく、圭介のことが好きだからと告白します。
ずっと、ずっと好きでした。
だから付き合ってもらえないでしょうか…?
第63話
しかし、圭介は気持ちには応えられないとキッパリと言います。
守屋は、聞いてもらっただけで大丈夫ですと答えます。
圭介は守屋は僕にはもったいない、美人でしっかりして…と。
しかし守屋はあきらめることができずに圭介への想いを語ります。
圭介は頑なに断りますが、守屋は本当のことを教えてくださいと引き下がりません。
圭介は真実を話さないと分かってもらえないと思い、絶対に他言しないことを条件に事の顛末をひと通り話します。
圭介はその後、万理華(貴恵)に電話でそのことを伝えます。
びっくりされますが、圭介は諦めてもらうためには真実を言わざるを得なかったと。
その時、麻衣が部屋に入ってきて、守屋から連絡があり、万理華(貴恵)と二人で会って話がしたいことを伝えます。
第64話
そして、万理華(貴恵)は守屋に会います。
守屋があまりに元気がなさそうなので、万理華(貴恵)は圭介は妄想癖があるとかなんとかと軽い感じで話をします。
すると守屋は、圭介は決して嘘をいうような人ではないのでその言葉を信じていると言います。
守屋は続けて、あなたが亡くなった奥さんの生まれ代わりだということを信じますと。
とうとう万理華(貴恵)もこれ以上嘘をつけないと思い、私は圭介の妻の生まれ代わりですと認めます。
すると守屋は、実は今日話をしたかったのはあなたに言いたいことがあると切り出します。
生まれ代わって好きだった人に会って、再び結婚して人生をともに過ごそうとしているのは、ずるくないですか?
守屋はそう言って、ごめんなさいと謝り、その場を去ります。
8巻はこれで終わりです。
妻、小学生になる。8巻の感想
麻衣は蓮司と海に釣り船で行ったとき、偶然にも事故で亡くなった蓮司の恋人だった人の話を聞いてしまい動揺します。
しかし、その後に蓮司から好きだと本当の気持ちを聞かされ、良かったでした。
麻衣と蓮司の二人はこのまま順調に愛を深めていってほしいと思いました。
そして、守屋はついに圭介に告白しました。
圭介に対する強い恋心がメラメラと燃え上がる一方、進展がないことに苛立ちが募り、気持ちを抑えることができなくなったようです。
守屋が圭介に想いを告白するシーンは日ごろの控えめな印象とは異なり、勇気を振り絞って勝負に出たように感じ思わず、がんばって!と応援してしまいました。
しかし、健闘むなしく圭介にあっさりと断られてしまいます。
それでも守屋はひるむことなく圭介にたたみかけ、その結果、ある真実を知ることになります。
一般常識では信じがたい真実ですが、守屋は本当に受け入れて啓介のことはあきらめ、新たな恋を探すのでしょうか、それとも?
守屋の一途な性格はとても素敵で幸せになってほしいと願うばかりです。
さて、圭介と万理華(貴恵)の関係はこのまま平穏に続くのでしょうか?
麻衣は蓮司の恋愛の行方は?守屋や詩織のことも気になります。
次巻が楽しみです。
妻、小学生になる。8巻は無料試し読みすることができます。
ebookjapanで無料試し読みができるのでぜひ読んでみてください。
単行本で読みたい方はこちらがお勧め!
↓↓↓
【TSUTAYAコミックレンタル】はこちら>>