このヒーラー、めんどくさい 6巻のネタバレ、あらすじと感想を紹介します。
デスフレイム姉妹と共に首なし死体を探しに訪れたアルヴィンとカーラ。
しかし墓場で待ち受けていたのは変なアンデッド達。
マリアさんのペットになるアンデッドに、カーラに一掃されてしまうアンデッド達と、今回もやりたい放題。
そんな一悶着の後に現われたのは・・
このヒーラー、めんどくさい 6巻には第51話から特別編が収録されています。
このヒーラー、めんどくさい 6巻のネタバレ、あらすじ
第51話 地下
モグラたたきではなく、アンデッドたたきをする事になってしまったアルヴィン達。
マリアに叩かれたアンデッドの一体が、何か変な性癖に目覚めてしまい、もっと殴って欲しいと、おねだりをしている始末。
困惑している中で何事かと仲間のアンデッドが様子を見に来ると、マリアの妹のマリーが出てきたアンデットを引きずり出してしまいます。
一体外で何が起きているのかと戦々恐々となるアンデッド達。
何か恐ろしい事が起きているのかと警戒する中で、地下室に訪れたのはカーラでした。
ダークエルフの少女を人質にしようと相談するアンデッド達。
その現場を目撃したアルヴィンは、すぐに離れろと言うも、既に手遅れでした。
残像を残しながらに、彼にピコハンでアンデッド三体を殴り飛ばすカーラ。
アルヴィンはだから言ったのにとぼやいていました・・。
第52話 ふたつの首
何はともあれと、とりあえずにここに訪れた経緯を説明したアルヴィン。
首のない死体を探しに来たと知り、アンデッドは見せられた生首二つを見て、それが大掃除の時に無くしてしまったジュードとガロルだと言います。
ゴミと一緒に出してしまったのかと、呆れてしまうアルヴィン。
アンデッドはその首を持って、そそくさと墓場の奥へと向かいます。
お礼を貰っていないと、すぐにアンデッドを追い掛けようとするカーラ。
最近は蛮族っぷりに磨きが掛かっていると、アルヴィンは彼女を追い掛けますが、既にアンデッドを捕まえて、お礼を寄越さずに逃げるとは良い度胸だと脅迫していました。
しかし、既にガロルの首は戻したと言うアンデッド。
そしてカーラとアルヴィンの前に蘇る、かつての恐るべし魔剣士ガロル。
棺から目覚めようとしていましたが、後5分と眠り込んでしまいます。
はたしてねぼすけなガロルの恐ろしさとは?
第53話 魔剣士復活
なんだかんだと言い目覚めるのに30分も掛かったガロルの覚醒。
律儀に待っていたアルヴィンとカーラに、目覚めさせてくれた礼だとガロルは、墓場の永住権をくれてやろうと、双剣を構えます。
そんな中、マリアに話しかけてくるもう一つの生首ジュードから、自分の肉体に連れて行って欲しいと言います。
ガロルを止められる唯一の手段と知り、マリアはジュードの遺体を探しに向かいます。
その間にガロルを食い止める事になったアルヴィンとカーラ。
アルヴィンは日頃の筋トレの成果を見せてやると、ガロルに斬りかかります。
繰り出す剣戟に受け止めるしかできないガロル。
アルヴィンはまさかいけるかと、ようやくに覚醒したのかと、自分の初めての活躍に期待していましたが、ガロルは動揺して言いました。
あまりにも弱いと、一撃で倒せてしまうアルヴィンのあまりの弱さに引いていたガロルは、あっさりとアルヴィンを倒してしまいます。
アルヴィンが倒されたと知り、怒りに燃えるカーラ。
そのままガロルに馬乗りになって何度もこぶしを振り下ろし、たこ殴りにしていました。
助けを求めるガロル。
アルヴィンは何も言えなくなっていました・・。
第54話 戦士のプライド
とにかく、アンデッド達の説得を終え、今後の様子を見守るためにマリアは墓地に残る事になったのですが、アルヴィンのプライドは既にボロボロでした。
話しかけにくい雰囲気を漂わせているアルヴィンに、カーラは励ますも、いつもの通りに無自覚に、デイリーミッション達成おめでとうなどと言ってしまいます。
当然に失せろ小娘と追い返されてしまうカーラ。
どうやってアルヴィンを励まそうかと悩むカーラは、最後の手段にうって出ます。
それは優しく抱きしめてみるとの事。
流石にそれはと動揺するオルテガイア。
やるべきだと推し進めてくるマリア。
そんな後押しにカーラはアルヴィンに抱きつこうとしますが、勢い余って抱きつくのでは無く、タックルをかましてしまいます。
何をするのかと怒るアルヴィンに、取り乱しながらに元気が出たかと訊ねてくるカーラに、アルヴィンは思わず笑ってしまいます。
第55話 シャルロッテ
酒場で食事を取りに来ていたアルヴィンとカーラ。
カーラは絶望に沈んだアルヴィンを励ました事を、アルヴィン本人に自慢していましたが、彼は静かに食材と飲み物の注文をしていました。
ついでにカーラを黙らせる方法は無いかと尋ねるも、ウチには無いと言われてしまいます。
そんな二人のテーブルに訪れた一人の少女は、シャルロッテ・ウィドハート。
あの偉大なる魔術師ファルファンクの子孫とご近所だったと・・。
ご近所の部分だけ小さく語りながら、あなたがカーラねと話しかけてくるも、カーラはとぼけてしまいます。
ダークエルフ違いをしたと詫びながらに去るシャルロッテ。
なんで嘘を付くんだと訊ねるアルヴィンに、カーラはサインか握手を強請られるからだと、どこか自慢げでした。
しかし、そんな嘘はあっさりと見抜かれてしまい、慌てて戻ってくるシャルロッテ。
仕方が無いなと握手をするも、そうじゃないと言うシャルロッテの目的は一体?
第56話 勧誘
シャルロッテの目的は、大魔道士と謳われた、あのファルファンクの書を手に入れる事でした。
その為に優秀な聖職者のカーラを仲間にしにきたと言うシャルロッテに、アルヴィンは、必死に仲間にするなと忠告してきます。
一体誰がこんなデマを流したのだと、憤るアルヴィン。
しかしカーラは、そんなアルヴィンの反応に、ヤキモチを焼いているのだと察し、彼をたしなめてきます。
さらに憤りを感じるアルヴィンに、カーラは気にした様子もありません。
そんなシャルロッテの誘いを断り、メリットがないと言うカーラ。
はたしてシャルロッテはカーラを仲間にする事が出来るのでしょうか?
第57話 魔物遭遇
とりあえずファルファンクの隠れ家を目指す事になり、シャルロッテと共にパーティーを組むことになったアルヴィンとカーラは、オルテガイアを連れて向かう事になります。
ファルファンクの隠れ家に行く為に、廃坑道を通る事になりますが、中には大蜘蛛の魔物が陣取っており、容易に通り抜ける事は出来ません。
そこで作戦を練ろうとなり、カーラはある策を思いつきます。
それはまずアルヴィンが犠牲になり、献身的な自分の姿を見せて感動させようとする作戦でした。
そんな作戦が成功するわけが無いだろうと、当然に突っ込むアルヴィンに、シャルロッテは、自分の出番がないと怒ります。
はたして・・、廃坑道を抜ける事が出来るのでしょうか?
第58話 ファルファンクの書
大蜘蛛との一悶着の後に、ようやくにしてファルファンクの隠れ家へと訪れたアルヴィン達。
最初は何も無い平原かと思いきや、近くの樹の傍を3周すれば結界に隠されていたファルファンクの隠れ家を見つける事に成功します。
これを見つけられるのは自分だけだと自慢するシャルロッテ。
しかし、カーラは早く隠れ家を探索しようと告げてきます。
自分が今回の主役だと、前に出て、先に隠れ家に入ろうとするも、流石に廃屋に入るのは怖く、カーラに先に入る様に命令します。
カーラが先に入るも、アルヴィンは彼女を閉じ込め、扉を押さえます。
シャルロッテは子どもみたいな事をと、止めさせようとするも・・。
オルテガイアは、シャルロッテにすぐに離れるように言います。
そして次の瞬間、扉が吹き飛び、アルヴィンは巻き込まれてしまいます。
得意の鉄山靠を扉に叩き込み、しれっとしながらに早く入らないのかと訊ねるカーラ。
慌ててシャルロッテは向かい、オルテガイアは昏倒したアルヴィンに、お前が悪いとたしなめられてしまいます。
第59話 涙
探し求めようとしていたファルファンクの書は無く、夜も更けてきたので今日はこのままこの廃屋で野宿となったアルヴィン達。
アルヴィンは奥の客間で寝る事になり、カーラとシャルロッテは同じ部屋で、そしてオルテガイアは外で寝る事になります。
明日は朝早くに出立するのだからと、早く寝るように告げるアルヴィン。
カーラは一緒に寝ないのかと言いますが、アルヴィンは枕投げでもしかねないからと、早く寝ろと奥の客間へと向かいます。
シャルロッテは、カーラとアルヴィンの関係に訊ねてくるも、カーラは誤魔化すばかり。
でもエルフと人間の関係は、いつか時間によって区切られてしまうと言うシャルロッテの言葉に、カーラは思わず反応してしまいます。
特別編 アルヴィンの意外な特技
それはとある日の事、アルヴィンは木こりのアルバイトをしていました。
甲冑を着て体力錬成を兼ねての薪割りと、そんな彼の努力を見てカーラは、努力が報われない時もあるのだと寂しく呟き、アルヴィンは、どういう意味だと言います。
薪割りには自信があるらしく、見ていろとある特技を見せようとするアルヴィン。
それは斧の一振りで、薪を一刀両断し、しかも八等分にしてしまうと言う離れ技をみせてしまいます。
これはオルテガイアも驚き、カーラも珍しく驚きます。
しかしこの薪割りには、ある問題がありました・・。
特別編 カーラに質問してみました
とある人物がカーラに質問をします。
神妙な面持ちで質問に応えようとするも、カーラはイマジナリーキャットを撫で、いつもとは違う優雅な雰囲気で応えようとするなど、遠回しに質問者を苛つかせます。
イマジナリーキャットもとい空気猫の名前をヴィクトリアとアルバートと、どうでもいい名前を聞かせながらに、どこかで遊んでおいでと質問も真面目に応えようとするカーラ。
はたして彼女に問いかけられる質問とは?
このヒーラー、めんどさくい 6巻の感想
今回は新キャラのシャルロッテの登場もあり、色々と賑やかな内容となっていました。
このまま彼女はレギュラー化してほしいですね。
さて今回のアルヴィンとカーラの珍道中と、最初は前回の生首の元の身体の捜索となり、マリアさんのアンデット無双が凄かったです。
アンデットを瞬く間に惹きつけさせてしまうなど、まさにヒロインとしての魅力が違いますね。
しかしアルヴィンに対しては過ごし辛辣になりつつあると、やはりカーラの影響を受けているのでしょうか?
色々と心配になります。
さて・・、今回もアルヴィンとカーラのからみに注目してしまいました。
一緒に食事に行く関係と、中々に親しい関係なんですね。
まあ、いつも通りに良い雰囲気ではないのですが、この二人には良い雰囲気かもしれませんね。
普段からボケに突っ込みの関係と、これはこれで仲の良い関係もかもしれません。
まあ、最も素直で良い関係になって欲しいですが。
そんな中に現われた新しい新キャラのシャルロッテと、一見すれば強気なキャラであるも、中身は怖がりなかまってちゃんと、おバカなところが良い印象があります。
カーラにとっては良い友達で居て欲しいですね。
まあカーラに色々と振り回されそうですが、どんな事も軽く許してくれる気持ちの良い子だと思います。
今回もカーラとアルヴィンの関係に関していくつかの注目すべき点などもありましたが、やはりカーラはアルヴィンの事が好きなのかと気になりますね。
まあもう少しだけラブコメな雰囲気を見せても良いのですが、カーラはツンデレなのか、それとも煽るデレなので、アオデレなのでしょうか?
次巻もカーラとアルヴィンの関係が進めばと思います。
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